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そして…10月

2015-10-01 | 諸行無常…let it be



素晴らしい映画です。

こんな映画が大好きです。

こんな映画こそが、本当のアメリカ人を
想像させてくれます。

みんな、どの国も、一般ピープルは、善人ばかりです。

そんなことを教えてくれる映画です。







しかも、選曲が実に素晴らしい。


またまた、アメリカカルチャーに、心動かす僕でした。





日本人を、考える。


僕は、ずっと、当てずっぽうに生きてきたから…

今更、乞うものなどありませんが、もしも、平均寿命まで生きるつもりなら、残りの人生について(^^;;、ちょっとは、筋を通してみたいと、思ったりします。

それは、今の時代を、しっかり見つめようとする、若者達に、触発されたからです。


その一方で、おじさんおばさん達は、断捨離なんて流行り言葉に乗せられて、呪文のように、それを唱える人がいます。

無意味だと思います。

そんな自分で居る限りは、それが、何も捨てられないことの証明です。

何より、失いたくない自分を自己弁護していることに、まず、気づくべきだ。

そう思います。


僕は、自分についても、そう言えるからです。

(^^;;




そして、10月…

すでに、本屋の店頭には、2016年のカレンダーや、スケジュール帳が、山積みされています。

ハロウィンだ、Xmasだと、これから、日本中が、これでもか、これでもかと、色取り取りの、Japaneseアメリカンが、披露されます。

そんな、光景を、もう70年間、この国は、やらされてきたわけです。


こんなことで、どうやって、今更、アメリカから断捨離するつもりでいるのでしょう。


そもそも、踏み絵した爺さんを崇拝する総理大臣に、どうして、改憲なんて出来ましょう。

彼には、そんな気は、最初からないし、そもそもアメリカが、そんなことを、させるわけもありません。

佐藤栄作がどう待遇されたか…

田中角栄がどんな目にあわされたか…


一目瞭然ではないですか。


立花隆さんは、僕はとても聡明な方で、素晴らしい作家だと思います。

ですが、その一方で、死後の世界をやたらと拘る立花隆さんには、作家ではなく、人としての立花隆さんを、見てしまいます。

もしかしたら、それが、彼にしか見えない、田中角栄の亡霊なのではと、僕には、どうしても、そう見えてしまのでした。



安倍晋三氏ご本人には、そんなに深い、政治イデオロギーなど、ないと思うのです。

ただ、出戻り総理としての、コンプレックスだけだと、思うのです。

よって、小泉政権同様に、ベッタリアメリカンに、より拍車がかかり、アメリカの防衛予算の穴埋めと、軍産複合体の御用聞きをやってるだけだと思うのです。

その証拠に、父ちゃんの真似ばかりをしたがる安倍晋三さんを嘲笑し、バカ殿扱いする、息子の進次郎を、見てりゃ、容易に、わかることです。



戦争法案の後は、これから、安倍政権は、株価を上昇させ、国民の矛先を、変えることを、するそうです。

それを待ってる投資家は、今か今かと、ヨダレ垂らしているのだから、予定通りの流れだと思います。

そして、恐らく、ほとんどの日本人は、横並びするだけでしょう。



ハロウィンの定着ぶりを見ていると、日本人がそのままわかります。

楽しいハロウィンパーティが悪いと言ってるのではありません。

横並びしながら、アメリカを受け入れをしていく、日本人の様が、実に、ハロウィンと言う、解りやすい例から、見てとれると、言うことです。



多分、27~28年ほど前からだと思うのですが、ハロウィン、なるものを日本上陸させたのが、ソニークリエイティブで、銀座のソニープラザのハロウィングッズが、日本でのハロウィンの始まりだと、間違いでなければ、僕の認識では、そう思うのですが…。


なぜなら、当時サラリーマンで、すぐ側で、その過程を見学していたので、よく覚えているのです(^^;;…


とうとう俺たちは、ハロウィンまでやらされるのか、情けねーなと…
そんな思いで、事の成り行きを、眺めていました。


ハロウィンがいけないのではなく、いつまでたっても、何もかもが、ベッタリアメリカンでしかない、JAPサブカルを、嘆いていたのだと思うのです(⌒▽⌒)!

結局、西洋化することを、近代化と呼び、サブカルと言い、欧米に好まれると、先進国と言うお免状を頂けること。


嫌味でありません、僕等の世代は、まさにその申し子だからです。


その当時、これから、日本を侵略しようとする、ハロウィンを疑いながら、すでに骨の髄まで浸透した、ローリングストーンズの初来日を、眠れないほどに、今か今かと、待ちわびる僕がいたわけです。


僕等の世代は、そのトラウマカルチャーで育ったのです。

ずーっとその矛盾の中で、育ってきたわけです。


英会話が大流行りしたのも80年代、OLさんが、ドロップアウトして、ワーホリでオーストラリアへ行くのが大流行りも、この頃でした。

あれから…そして、2015年‼︎


内心、いくらなんでも、ハロウィンだけは、日本人には定着しないだろうと、決め込んでいましたが、今では、10月はハロウィンと、Xmasの前哨戦みたいに、すっかり定着しましたね。


この矛盾と、そのトラウマとの間で、苦しみ続けた世代だからこそ、安倍晋三氏の、ベッタリAmerican政治思考が、どうにも生々し過ぎて、生理的に受け付けないのかもしれません。




もうすぐ、これから、Xmasまで、日本中が、キリスト教徒に、仮装します。


雨は夜更け過ぎに雪に変わるのです。

きっと君は来ないんです…♫

それが、日本人の描く、Xmasなんです。

こうして、2015年もまた、2016へと引き継がれるのです。


ひねくれ者は、おいてけぼりにされます。

(^ν^)

こんな光景は、僕が物心ついた時には、すでに存在していました。


キリスト教文化と、仏教神道、ダブルスタンダードが、この国です。


横を気にする日本人は、角の立つことを最も嫌うから、日本人は、表立っては、決して拒否しないんです。

バリアフリーな心、それが日本人なんです。


きっと(^ν^)


そのくせ、日本人は、本音では、決して
何も受け入れません。

精神の基本は、鎖国です。

自分もそうですが、NOと言えば角が立つ、ならば、ここは上手に横並びしたいだけなんです。‼︎


この国の、日常としての生業には、そんな様子を様式として、成り立つ場面が、たくさんあります。


だから、本当にいいの⁇
我慢してない⁇


と、同じ日本人でありながら、同じ日本人に対して、心配してしまう場面にも、よく遭遇します。


恐らく、自分も、きっと何かの場面では、誰かに、そう思わせていることでしょう。

なぜなら、僕も、日本人だから…。

でも、日本人には、我慢より、角を立てることの方が、日本人にとっては、遥かに、ストレスとなるんだと思います。


先日、日本についての、古い映像がでてきて、その中の、あるドキュメンタリー映像をやってました。

明治になり、急激に西洋化する、日本の様を取材にきていた、フランスの記者が、当時、あまりに、受け入れに寛容すぎる日本人に対して、すでにそんな疑問を、記事として、投げかけていたのが、何とも、興味深いことでした。



戦後70年

日本国憲法に対する日本人の意識もそんなものだった気がします。

アメリカに負けたんだから、仕方ない。
角を立てちゃいけない。

それを潔さと理由付けしながら、アメリカを受け入れてきた。

それが、戦後だったのでは…。

今の日本人を見ていて、想像することです。

角を立てないは、性格的なもので、思いやりとか、親切心とか、道徳でもなければ、倫理でもない。

その場を繕いたい、角を立てたくない…それこそが、本音。

サッカーの、サポーター等の、試合後の観客席のゴミ拾いなど、日本人の様式美の典型だと、思うのです。

日本人なら、わかるはずだけど、あれは、本心なんかではなく、こんなことやつてりや、世間的に、繕える、角が立たない…そのための行いです。

相手のサポーターやら、主催者が、そんな日本人サポーターを、好意的な扱いとして、ニュースなどで扱う。

そこで、自己満足が、完結するのです。

狡さでもなければ、偽善でもない、さりとて、善意でもない。

角を立てることを嫌う文化。

なのです。

そこを語っては、どうでしょう‼︎

(^ν^)