「補、捨、流、調」
漢方では「冷え性」ではなく、「冷え症」と言います。
その原因は四つの体質を見つけます:
①補:
胃や腸などの消化器系の機能が低下している方です。
体にパワーを与えるために、朝食をしっかり食べます。
食事は胃腸に負担をかけないように、よく噛んで食べます。睡眠を十分にとるのも大切です。(里芋、トマト、豆腐、滋養する豚肉をすすめます)
②捨:
むくみやすい体質の方です。
改善には余分な水分を追い出す食材を選びます。味の濃いものは避けることです。体の循環をよくして、余分な水を捨てやすくするために、散歩や適度な運動をおすすめです。食事は(わかめ、胡瓜など)と旬の野菜を中心に。
③流:
気の流れが滞るもとはストレスです。
体質改善には気血の流れをサラサラにします。食材を選びは(玉葱、春菊、青魚)腹式呼吸が有効と言われています。(まず十分に吐いてから吸うのが基本です)
④調:
全身の機能が低下している方です。
調の方は十分な休養が必要です。入浴時にしっかり湯船に浸かることが大事と言われています
体調改善の食材は全身の機能を高上させるものを選びます。(胃腸の働きを高める大豆食品、元気にする蝦をすすめます)
生命力の「塊」と言われる大豆で栄養のバランスをよくして、食物繊維も積極的に摂って、老廃物を排出して、「軽快」な身になりましょう!