ナベッチーのエンジョイライフ

他人様からすれば他愛もないことでも、記憶にとどめておきたい事、感動したスポーツ、本、映画などを思いつくままです。

小沼丹(ちいさな手袋/珈琲挽き) 阿川佐和子(旅の素)山本七平(静かなる細き声)

2011-10-21 10:33:26 | ブック(記憶に残したい本、文章)

 小沼丹(ちいさな手袋/珈琲挽き) 作者の友人庄野潤三は、“小説もいいし、随筆もいいという作家はそんなにいない、先ず浮かぶのは井伏鱒二、その次に学生の頃から井伏さんが好きで師事していた小沼丹がいる。「何がそれほど惹きつけるのか、何が親しみと共感のうちにやがて深い喜びと安らぎをもたらすのだろう。誠実味だろろうか。腕白とユーモアだろうか。決して愚痴をこぼさない男らしさだろうか。詩的感受性の細やかさだろうか。東西の文学、芸術から吸収して当人の気質にとけ込ませてしまった教養の力だろうか。悠々としているだろうか。つまるところは才能というほかないのである」と巻末に評した。私自身、はじめて読む小沼丹を知った一冊であったが、あまり記憶に残らなかった。

阿川佐和子(旅の素) もともと、家内が借りた本であったが、目を通してみると、面白く簡単に読み切れた。 もとは、月刊「旅行読売」1996年頃から1999年にかけて連載したものであるらしい。 

山本七平(静かなる細き声)  PHP研究所刊 作者はクリスチャンでそれにまつわる話である。自分とは世界が違う考え方であり小難しい本で途中なげだしてしまった。



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