トーツィー ○ 元題は、 Tootsie で、“お姐ちゃん” “カワイコチャン” あるいは、 “売春婦” などのような、女性蔑視の意味合いもあるらしい。 D・ホフマンが売れない俳優で、女装し、男と女が入り乱れての恋愛ドタバタ喜劇である。原作は、カポーティー 1982年の製作で、ビル・マーレーも登場している。女装映画で思い出すのは、しばらく前に見た、トニー・カーティスと、ジャック・レモンが演じた列車の中でのシーンも、記憶に残っているが、今回もまずまずのものであった。
ティファニーで朝食を 1961年 A・ヘプバーンがもっとも輝いていた時代の映画である。 NYのティファニーには、私も20数年前に入ったこともあり(トーゼン何も買えなかったが)、店の中では、食事する所などないはずだと思っていた。やっぱり、ヘプバーンが、お店の前で店を見ながらパンをかじりついていたのであった。 ジョージ・ペパードとの恋愛劇というよりも、ムーンリバーと、ヘプバーンの美しさが記憶に残った映画であった。