ジェーシー・ジェームズの暗殺 2007年 ブラッド・ビッド主演 ジェーシー・ジォームズ初めて聞く人であるが、南北戦争時代のアメリカでは、有名な強盗団の親分であったらしい。ところが、この人は、アウトローでありながら、多くの人に愛されていたらしく、日本でいえば、鼠小僧か、石川五右衛門のような存在であったと推察する。ブラビの演じる暗殺者は、強盗仲間までも、暗殺することから、彼自身も追いつめられていくのである。ブラドの演ずるアウトローとしてのカリスマ性、そして、家庭的な父親としての弱さを魅力あった。
コットンクラブ 1984年 監督フランシス・コッポラ 主演は、R・ギア D・レイン。 1920年代シカゴ禁酒法時代の黒人街ハーレムにあるナイトスポット“コットンクラブ"を舞台に、そこでの芸人やヤクザたちの人間模様であるが、ジャズと、ショーダンスも見所であった。特に黒人兄弟の見事なタップダンスであった。当時のシカゴの街や、黒人差別やギャングの世界などその時代が再現されており、見応えがあった。
チェイサー 1978年 仏映画 主演 アラン・ドロン モーリス・ロネ。 フランス政財界の内幕を暴いた映画で、チェイサーとは、追っかける人=迫撃者であるらしい。 アラン・ドロンがチェイサーとして、腐敗した、政治家を追いつめていくのであるが、また、追われる立場にもなり、サスペンスタッチで展開されて、見応えあった。
テキサスの5人の仲間 1966年 H・フォンダ ジョアン・ウッドワード 以前にスティングを見たが、そのときは、カードゲームについて、知らなかったため、面白さが半減したが、今回は、わかりやすい、ポーカーであった。家内も、私も、最後のシーンまで、騙された。周到に仕込まれた罠、非常に長い時間かけて練られた作戦である。本当に見事な大逆転勝利であり、相手にそれを全く悟らせないばかりか、負けても気持ちよく納得すらさせているのは天晴れで痛快であった。登場人物の設定と演技も良かった。