トレスの姿が見えなかった。どこかに座っているのだろう、と気にもしなかったが、息子がトレスの座っているとこをを見ると、卵があると、教えてくれた。トレスの卵は小さけど、6ケ、へ~、と思ったら、カーテンの陰にまだまだあった。なんと全部で12ケ。あらま~。全部トレスのものか、他の鶏のも混じっているかは不明。カラスにやってしまえば、と私はわめいている。
数日前、通夜に行った。久しぶりに夜空を見た。明るい惑星がひときわ目に付いた。金星だろうか、木星だろうか。家に帰って、調べた。それはマイナス3等星の木星で、望遠鏡を使えば、4つの衛星が見えるとあった。
天体望遠鏡を買って、初めて木星を見たとき、左右に二つずつ光の粒のような衛星が見えた。いわゆるガリレオ衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト)だ。感激した。おそらくガリレオも手製の望遠鏡で木星の衛星を見て感激しただろう。
天体望遠鏡は埃をかぶり、レンズもあるやらないやら分からない状態。そこで野鳥を見るのにもらったおもちゃみたいな小さな望遠鏡を持ち出した。衛星ぐらいは見えるかもと、と予想して。しかし全然ダメ。庭からは木が枝を広げているので空は見えない。
12時ごろ、階段を上って2階の窓からのぞくと、小学校の上に、オリオンが高く、輝いていた。お~、きれいだ。吸い込まれるような星の輝き。いかにも冬の星空だ。ベテルギウスがひときわ赤く、大きく見える。来年、超新星爆発が予想されているが、まぁ私の生きている間はこのままの姿が見られるだろう。