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ジャン ルイ バロー

2024-06-25 05:17:52 | 日記
高校時代の友人と電話で話をした。懐かしくて。ついつい長電話になってしまった。
卒業後、彼女はNHKの理事の秘書をしていた。その彼女が誘ってくれたのはジャン ルイ バローの日本公演の「ハムレット」だった。私はまだ学生、修道院に下宿していたころ。もちろんすべてフランス語、でも当時の子でハムレットの内容を知らない子はいないくらい。そう、中学で習ったかな。セリフだって覚えていた。熱海だから、本格的な演劇なんて見たことがなかった、と思う。それでも映画はよく見ていたから、「天井桟敷の人々」のジャン ルイ バローの名前ぐらいは知っていた。

そのハムレットの舞台、いまだに鮮明に思い出すことができる。演劇ど素人だった私にこれほどまでの感激を与えてくれたのだから、ジャン ルイ バロー、さすがとしか言いようがない。

その後いろんな劇団の「ハムレット」を見たが、それほど印象に残っていない。
良い印象ではないが、蜷川のハムレットは演出なのだが、ばかばかしくて、腹が立った。それがねらいでもあったのかもしれないけど。いただけない。

娘が高校生の時、演劇部に入ったっていうので、親ばかぶりを発揮して、本物の舞台をみせてやろうと、当時横浜に演劇研究所という団体があったので、会員の申し込みをすると、夜遅くなるので、高校生だけの観劇でなく、ご両親どちらかも会員いなって一緒に来てくださいと言われ、私も会員になった。
月に一度、駅で待ち合わせをして、そのまま横浜、桜木町紅葉坂の青少年会館まで行った。そうそうたる劇団が公演に来てくれた。名優と言われる人々の生の舞台を見られて、幸せだった。毎月一度のこの公演は楽しみだった。
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