ふた昔ほど前、企業が公募したエッセイの入選作に【ははだいじ】
という作品があった。
小学一年の息子が書いた作文のタイトルだけをみて、母親が舞い上がり、夕食時に自慢するのだ。
お母さんのこと、そんなに思ってくれたんだあ。
食卓を囲んだ父も祖父母も姉たちも感心するが、当の息子はけげん顔。
それ、お母さんじゃなくて、僕の抜けた歯だよ。歯は大事だって、いつも言ってるじゃん。
それまでの感動はどこにやら。
母はがっくり気を落とし、他の家族は苦笑い。当の息子はそんな空気とは関係なくきっぱり訂正姿勢を緩めず。
はは、こどもって正直だね。
私も最近、歯の治療に通ってます。
長丁場になりそう。費用も心配です。
歯は大事ですね。母もだけどね。
という作品があった。
小学一年の息子が書いた作文のタイトルだけをみて、母親が舞い上がり、夕食時に自慢するのだ。
お母さんのこと、そんなに思ってくれたんだあ。
食卓を囲んだ父も祖父母も姉たちも感心するが、当の息子はけげん顔。
それ、お母さんじゃなくて、僕の抜けた歯だよ。歯は大事だって、いつも言ってるじゃん。
それまでの感動はどこにやら。
母はがっくり気を落とし、他の家族は苦笑い。当の息子はそんな空気とは関係なくきっぱり訂正姿勢を緩めず。
はは、こどもって正直だね。
私も最近、歯の治療に通ってます。
長丁場になりそう。費用も心配です。
歯は大事ですね。母もだけどね。