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映画「英国王のスピーチ」

2011-04-19 20:43:13 | 日記
話題性「英国王のスピーチ」を親友ライラと観てきた。

王位継承を辞退した兄の代わりに、国王の座に就かなければならなくなったジョージ6世。吃音という苦難を克服すべく努力の毎日。後に無為の親友となったセラピストの型破りな療法と明るい妻の励ましに支えられ、国民を揺さぶるスピーチを達成する。

内気な性格のジョージ6世は、イギリス女王エリザベスの父親で、第二次世界大戦勃発時の実話だという。

私も改まった席できちんとした話をするのは大の苦手。会議などでも無駄に緊張するからとても疲れる。だからジョージの苦悩、トップに就くことを余儀なくされた苦しみや重圧もよくわかる。

映画の見所は、気弱なジョージ6世をハラハラしながら取り巻く周りの人々が温かく描かれていること。

特に、セラピスト役のコリン・ファースの存在感。二人が意見の食い違いから衝動し、ジョージ6世が彼を罵り去って行く姿を呆然と見送る表情がたまらない。

哀愁と慈愛に満ちた中年の魅力だ。

ともかく見所満載のこの映画。絶対おススメ、必見です。

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