月水食堂のお弁当

地産地消と昭和の香りをコンセプトにした安くておいしいお弁当を届けます。

積木くずしの顛末は

2012-11-29 18:53:50 | 日記
☆木曜薬膳
えびフライ
チキンから揚げ
ブロッコリーナムル
れんこんきんぴら
スパサラダ
ワカメのピリ辛
金時豆

雑穀ご飯
漬物

「積木くずし」の真実全てを描いたドラマを二夜連続で放映していた。

主演は穂積氏役に中村雅俊と妻役は高島礼子。娘のゆかりさんの役には成海璃子。

積木くずしは、昭和57年に俳優穂積氏の原作を元にドラマ化され、萩本欽一ファミリーで活躍していたタレント高部知子が娘ゆかりさん役を熱演し、高視聴率を獲得。本はベストセラーとなり、穂積氏は全国を講演で回り、俳優業を押しのけ一躍有名人となった。

しかし、積木くずしブームが去ると、夫婦の危機やゆかりさんのAV女優説、本のタイトルで客を呼び込むナイトクラブ経営など、非行更正と家族愛からはかけ離れたスキャンダルで一家は叩かれた。

元々病弱だったゆかりさんだが、非行、更正、さらに覚せい剤で逮捕、更正、結婚、離婚、介護福祉士専門学校入学、資格取得後数年もしないうちに若くしてこの世を去った。なんと悲運ではかない人生を生きてきたのか、胸が痛む。

離婚後一緒に生活していた母親は彼女への遺書を残しすでに自殺している。

穂積氏は、複雑な夫婦事情、妻の過去、ゆかりさんの病気について赤裸々に新著「積木崩し最終章」に告白をしているが、今すでに亡くなってしまった家族の秘密を暴いて何が得られるのだろうか。

元々ベストセラーとなった著書がもとで、家族は散り散りになったのを忘れてしまったのだろうか。

穂積氏81歳という高齢で現在の妻の介護に勤しんでいるというが、余生いくばくもない自分の人生に何らかの意味付けをしたかったのか。

死人に口なし。異論を唱えることもできない娘と元妻なのに。

虚しく悲しいドラマだった。

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