月水食堂のお弁当

地産地消と昭和の香りをコンセプトにした安くておいしいお弁当を届けます。

れんげ畑

2011-06-23 19:59:52 | 日記
れんげ草が咲き乱れる田園を、姉と姉の親友たちに代わる代わるおぶわれ走り周り、ふわりと花畑に下ろされた。

大の字になってれんげ草のベッドに身を沈めかいだあの香り。春の風。じわじわと暮れる夕闇。近所の台所から新ジャガ芋を煮る匂い。なんでもない遊びの中に胸をくすぐる感動。

5つの頃、上の姉と姉の友人たちと遊んだ思い出。

6つ違いの姉たちにとっては、ペットのような私の存在だった。

あの遠い日々は今でも色あせず、いつまでも一枚の写真のように心に残っています。

そういえば、姉が息を引き取る前、お花畑の夢を見ながら歌を歌っていたっけな。

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2 コメント

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Unknown (かみたか さち)
2011-06-23 22:35:00
すてきな思い出ですね。

れんげ、少なくなりました。
あ! と思ってみたら、ホトケノザの群生だったり…。
蓮華は、紫雲英(しうんえい)ともいうらしいです。

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れんげ草 (ぽぽん)
2011-06-25 08:09:17
かみたかさま

れんげの紫はとてもきれいでずっと瞳に焼き付いています。

昔は肥料や飼料として栽培されていたと聞きますね。
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