照り付ける太陽を久しぶりに感じた一日。
そろそろ蝉も鳴きだしたし、梅雨明けは秒読みかな。
大雨の被害が続き、全国で亡くなった人が続出している。予期せぬ天災とはいえ悲しいことだ。
元メンバーのピエールは集団の中で浮いてしまい、在宅で人生設計をあれこれ考えてはいるが、なかなか思うように進まなくジレンマの連続らしい。
ピエールは、人恋しいからという理由をつけてよく電話をしてきた。
悪気はないらしいが、あまりに虚偽な話をするので、こちらも距離を取りたくなり電話に出る事をやめた。
すると、時折様子を伺うように、遠慮がちにメールを入れてくる。
「ぽぽんさん、今後ぼくに恋人は出来るのでしょうか?」
このメールと同じ内容を、以前にも電話で相談された事がある。
「私は占い師じゃないからわからないよ」
以前と同じ答を送る。
こちらが返事を送るとそれで満足なのか、次のメールは返ってこない。
以前電話の時には、食い下がってこう詰め寄ってきた。
「教えてくださいっ!人生の経験者として!」
う~ん!
頭をひねった私だが、パっとひらめきいい答を思い出した。少し前にテレビの特集で知った恋愛の法則を。確か…
「三つのINGが揃えば恋が始まるんだって」
「そのみっつは何ですかっ?」
ピエールは好奇心ムキムキで聞き返す。
「それはね、ひとつ
タイミング
ふたつ ハプニング
そして最後が
フィーリング」
「ううっ~!!」
電話口でうめき声を上げるピエールに少しヤバい気分になり、
「じゃ~ね~」と切り上げた。
あれから二年が過ぎたかな。
まだ30前の彼にとって、恋愛は至上の喜びで憧れなんだろう。
ある意味ピュアなだけに 夢も大きいんだね。
そろそろ蝉も鳴きだしたし、梅雨明けは秒読みかな。
大雨の被害が続き、全国で亡くなった人が続出している。予期せぬ天災とはいえ悲しいことだ。
元メンバーのピエールは集団の中で浮いてしまい、在宅で人生設計をあれこれ考えてはいるが、なかなか思うように進まなくジレンマの連続らしい。
ピエールは、人恋しいからという理由をつけてよく電話をしてきた。
悪気はないらしいが、あまりに虚偽な話をするので、こちらも距離を取りたくなり電話に出る事をやめた。
すると、時折様子を伺うように、遠慮がちにメールを入れてくる。
「ぽぽんさん、今後ぼくに恋人は出来るのでしょうか?」
このメールと同じ内容を、以前にも電話で相談された事がある。
「私は占い師じゃないからわからないよ」
以前と同じ答を送る。
こちらが返事を送るとそれで満足なのか、次のメールは返ってこない。
以前電話の時には、食い下がってこう詰め寄ってきた。
「教えてくださいっ!人生の経験者として!」
う~ん!
頭をひねった私だが、パっとひらめきいい答を思い出した。少し前にテレビの特集で知った恋愛の法則を。確か…
「三つのINGが揃えば恋が始まるんだって」
「そのみっつは何ですかっ?」
ピエールは好奇心ムキムキで聞き返す。
「それはね、ひとつ
タイミング
ふたつ ハプニング
そして最後が
フィーリング」
「ううっ~!!」
電話口でうめき声を上げるピエールに少しヤバい気分になり、
「じゃ~ね~」と切り上げた。
あれから二年が過ぎたかな。
まだ30前の彼にとって、恋愛は至上の喜びで憧れなんだろう。
ある意味ピュアなだけに 夢も大きいんだね。
恋っていい響きですよね(^O^)