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Mikuのブログ

「保育園開園」と「住民が静かに暮らす権利」 どちらが大切?

2016-04-29 09:13:00 | 教育・いじめ問題・児童虐待・少子対策

共同通信社によると、昨年の4月以降、少なくとも10件の認可保育園が、周辺住人の反対により開園断念・延期になったという。 

「保育園落ちた」ブログを契機に問題意識が広がる保育園新設めぐる、一つの壁が浮かび上がっている。 

 

「静かに暮らしたい」

千葉県の市川市では、4月に開園する予定だった私立保育園が、住民による反対運動により開園を断念した。 

こうした反対の理由として挙げられるのは、以下のようなものだ。 

「子どもの声がうるさい」「静かに暮らしたい」「母親たちが子供の送迎時に溜まるから迷惑である」「予定地の周囲は交通量が多く道が狭く子どもたちには危険だ。自転車が行き交い事故が起きるのではないか」 

待機児童問題が深刻化している今、「保育園の開園」と「周辺住人の環境」のどちらを優先させるべきなのだろうか。 

 

自分は静かに育ったのか?

一つには、「誰もが子供時代は周りに迷惑をかけて育ってきた」という観点がある。 

今は「静かに暮らしたい」と思っている大人たちは、大声を出さない、静かな子供だったのだろうか。 

「今の自分たちがあるのも、過去、大人に迷惑をかけても大目に見てくれたり、寛容に受け止めていてくれたりしていたから。直接、大人たちに恩を返すことは難しい。しかし、自分がしてもらったことを、次の世代を担う人たちにすることは可能だ」 

国民一人ひとりの立場から言えば、こうした「報恩」の考え方で保育園開園を許容する、という考え方があるだろう。 

ちなみに、保育園以外に目を転じれば、公益性の高い道路敷設や住宅開発などの際は、個人が立ち退きを拒否できない場所もある。社会全体の発展と比較した時に、「私権」は絶対ではないという考え方は、民法にも入っているものだ。 

 

対話の余地もある

ただ保育園を開園するに当たり、住民側が受け入れやすくなる工夫もあり得る。 

例えば、世田谷区太子堂にある保育園開設においては、反対する住民との和解がスムーズに成立している。 

行政・保育園と住人の間を、まちづくり協議会の梅津政之輔氏が取り持ち、話し合いの仲介や園の建設計画の調整を通して、住民達の不安を解消するための対処を行ったというものだ。 

梅津氏は、「子どもの声のしない町には未来がない」と考え、当時の園長である栗田怜子氏と共に「建てたあとに地域の仲間として迎え入れてほしい」と住人側に伝えた。 

住人の不満・不安の底にある本音を聞き出すなどの対話を重ね、道路に面していた園庭の位置を変えたり、住民の日当たりを確保するため、敷地を掘り下げて建物の高さを抑えるなどの工夫を行なった。(NHK「クローズアップ現代」参照) 

保育園と住人側の和解は、工夫次第では可能だ。 

子供は宝だ。将来を担う子供達を温かい目で見守りつつ、現実的に解決可能な問題点については、互いに歩み寄る努力をしていくべきではないだろうか。(手)

 

【関連記事】

2016年3月17日付本欄 補正予算の中心は「待機児童」 税金投入が企業の参入を妨げるhttps://the-liberty.com/article.php?item_id=11066 

2016年5月号 企業の自由な活動がカギ 税金を増やしても待機児童は減らない - ニュースのミカタhttps://the-liberty.com/article.php?item_id=11117

─ ─ ─ ─

少子化を心配しつつも、子どもに対しての社会の目は結構厳しいものがあります。

例えば、マナーに関すること、電車や飲食店や公共の場での子どもが迷惑だとかモンスター親とかの話はSNSでもだんとつに多い。

どうなんでしょうね・・・・

昔はもっと子どもに対しての要求がゆるい感じだった気もするけど、なにしろその頃は私自身も小さかったのではっきりとは言えません。

ただでさえ遊び場も少なくて窮屈でストレスなのに、子どものマナーに対する要求が どんどん どんどん エスカレートしてるように感じます。

SNSやマスコミで情報が手軽に入るから、過敏になりやすくなっているかもしれません。


ただ、静かに暮らしたいって気持ちもわかりますよ。

現在、実家のあるマンションは狭い道を挟んで幼稚園がありまして、実家にいたころはそりゃぁうるさいうるさい。このマンションで生まれ育って自分もその幼稚園に通ってた~ということだと、きっと我慢できたのかもしれない。でも引っ越してきた矢先で、その地域にも慣れてなくて・・・

それで、その頃は世の中まだ週休二日制じゃない時代。

幼稚園が土曜の午前中も開園していて、私はというと、会社の同僚と隔週土曜出勤だった。そういう貴重なたまの休みの土曜日の朝が最悪だった。

「もう少し寝かせてくれ・・・・」こうつぶやくのが日課

何がうるさいかって、どうやら園長らしい人がマイクもって何か指導している声

なんか必ずマイクもって話している。土曜の朝から。

そして、私立のその幼稚園では教育の一環として鼓笛に力を入れているらしく、園児による小太鼓の連打 連打 連打。縦笛のつんざく高音。

毎週ですよ!

当然楽器はそれだけではありません。


特に運動会やらイベントが近いと佳境に入るらしく、

もう、その人おばあちゃんだったんだけど、園長のマイクの声と小太鼓の連打が響いて響いて、こちらのマンションと幼稚園の建物に反響し、私の部屋の窓からダイレクトに入ってくる・・・・・・・。


もう、のたうちまわるような苦痛・・・


わたしもうるさい幼稚園児だったかもしれないけど、さすがに鼓笛はなかったわ~


こんな話すると、余計に保育園建ってほしくないって思われちゃいますかね。


ま、保育園で鼓笛はやらないとは思いますし、園長さんもこれほど熱心かどうかは、というところです。だから、保育園なら今の私であれば騒音に関しては全然平気だという自信がある。




 


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