韓国・巨済(コジェ)市 公式ブログ

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「巨馬大橋」or「李舜臣大橋」

2010年09月24日 | 一緒に行く巨済オススメ旅行
大家大橋沈埋トンネル連結の話が出たので、今回は巨済島を連結するもう一つの橋の建設計画を取り上げてみようと思う。
大家大橋が完工を目前にしている時に馬山(現統合昌原市馬山合浦区)と巨済を連結するもう一つの竿橋梁建設計画が推進されている。
慶南道は巨済と釜山加徳島を結ぶ大家大橋、馬山・昌原を結ぶ馬昌大橋に引き続き馬山・昌原圏と巨済を結ぶ「巨馬大橋」を民自事業で推進して来たが、2008年2月に橋の名前を「李舜臣大橋」に決定することに暫定決定した。
昌原市馬山合浦で亀山面と巨済市長木面を結ぶ李舜臣大橋は、6.6kmで接続道路19km(巨済地域5km、馬山合浦区地域14km)を含め総25.6km(4車線)に達する。総事業費は民自と財政を合わせて1兆1千800億ウォンに上ると予想したが時間が進むにつれてもっと増えると思う。
李舜臣大橋が順調に建設されたら馬山・昌原地域の物流移動距離が76kmから35km、所要時間は40分短縮されるなど年間670億ウォンの物流費用效果が期待されると言う。



2008年初期に計画された李舜臣大橋企画図。
慶南道が李舜臣大橋建設計画を発表した後、2008年8月初期に国土海洋部の一般国道路線指定領一部改正令案に国道5号線の始点が馬山合浦区月影洞から巨済市延草面に変更して李舜臣大橋建設計画に弾力が付くようになった。
どういう意味かと言うと当時国土海洋部が一般国道路線指定領一部改正令案に馬山月影洞を支店として平安北道中江鎭まで連結する国道5号線(505.2km)を巨済市延草面から中江鎭(541.6km)に36.4km増やす内容を含む。
これによって当然馬山市月影洞を始め亀山面(馬山市)~巨済市長木面~延草面まで繋がる接続道路が国道5号線と言う名前に新たに建設され、ここに李舜臣大橋が入って来る訳である。
2010年8月当初に李舜臣大橋を初計画した時の橋梁ではなく海底トンネルで連結するという声が出てきている。



釜山地方国土管理庁が昌原市馬山合浦区 顯洞~巨済市長木面を結ぶ国道5号線連結道路建設事業の海上区間事業施行方式を既存橋梁で海底トンネルに変更して推進中ということである。
慶南道は最初馬山と巨済を連結する総25.6kmの道路に李舜臣将軍の承前現場を納めた6.6kmの海上区間に民資を誘致して橋を掛ける計画だったと言う。
しかし、釜山地方国土管理庁が船舶の大型化などを考慮して橋梁形態で建設すれば橋梁を海水から150m以上高く建設しなければいけないので、事業費が必要で海底トンネルに変更したという。
また、最初橋梁建設を民資事業で推進したが海底トンネルを含んだ連結道路全区間を財政事業。すなわち税金で建設するという方針で立場を変更したと言う。
現在、企画財政部が馬山~巨済連結道路事業全体に対する妥当性の調査を韓国開発研究院に依頼したので、結果が出れば李舜臣大橋建設計画輪郭が出ると思う。


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沙等面歴史遺跡地_鶴山里、谷里支石墓

2010年09月16日 | 一緒に行く巨済オススメ旅行
鶴山里、谷里支石墓

子供達を連れて青馬記念館に向かっていた途中、左側に鶴山里支石墓と書かれた観光案内板が見えた。普段からも文化財と観光に関心が高かったので観光案内板を見つけたら関心を持って必ず立ち寄っていたが、今回も良い機会になった。
左折して村の入口に行くと左側に大きなお墓が見えた。
道端に車を止めて鶴山里支石墓の方に向かった。一般の故人の墓にしてはとても大きな墓だった。子供達は何が不思議なのかずっと周辺を歩き回って、これがお墓と言うことを知っているのか、ただの石の固まりと思っているのか気になった。
支石墓は垣根で保護されていて、前にはこの支石墓を説明する案内板があった。





慶尚南道記念物第208号に指定された鶴山里支石墓は、青銅器時代の代表的な墓でよく知られていて、競争力があったり、権力を持った支配層の墓としてよく知られている。
鶴山里支石墓もこのような内容で、韓国のお墓の典型的な様式である4つの下敷石を使用して、その上に巨大な石を覆ったテーブル模様だった。また、日本の他地方では見ることのできないお墓が巨済と距離の近い九州地方で発見されたという点で巨済島を中心に日本と交流していたと予想することもできた。



子供達と注意深く鶴山里支石墓を観察している時、鶴山里支石墓を見に来た観光客に村の住民の方が詳しく説明していた。
今私たちが見ているこのお墓が全部ではなく他にも3つもあると言う。今見ているこのお墓が大きいのは事実だが残りの3つも歴史的に重要な価値を持っており、沙等面に行けば谷里支石墓があって、そこに行って鶴山里支石墓と比較をして見ると良いと話してくれた。




青馬記念館も重要だがこういうことになってしまった以上、谷里支石墓までの道のりを聞いて直ちに向かった。
車をまた来た道を進むと青谷村の入口が見え、ガソリンスタンドの側に谷里支石墓があった。




この支石墓の大きさは鶴山里支石墓と同じくらいでお墓の様式も似ていたように見えた。鶴山里支石墓も慶尚南道文化財資料第88号に指定されていた。
こうして自分の目で見ることで自己満足したが、ガソリンスタンドの従業員の方の話では青谷村に行けばお墓がもう一つあるという。一瞬、巨済島にはどうしてお墓がこんなに多いのかと思いながらも、歴史的に見ても遜色ない場所が巨済ではないかと言う考えが過ぎった。




また、車に乗って村の中に入って行くと大きな木の下に先見た物よりも小さいお墓が見えた。木の下にはデッキが用意されていて、ここ村の年寄りたちの憩いの場として使われているのではないかと思った。村にある谷里支石墓は現在、村の守護神として祭られていて正月などにはここで安楽祭などを行ったりすると言う。
そして、村に位置した支石墓は村を過ぎると見える巨済海岸の姿と似ていて巨大な壮観を出している。
巨済島が美しい自然景観を持った都市とだけ思っていたが、これほど歴史的に深く、それを証明する歴史的遺物が所々に転々としているとは本当に知らなかった。巨済島で美しい自然の鑑賞と共に歴史的知識も一緒に学んで見たら、これよりももっと良いものが何処にあるのかと言う思いをもって目的地の青馬記念館に向かった。

鶴山里支石墓
住所:巨済市 屯徳面 鶴山里 540-5
(거제시 둔덕면 학산리 540-5)
(コジェシ ドゥンドクミョン ハクサンリ 540-5)
慶尚南道記念物第208号(1998年11月13日指定)

大きさ
1. 長さ355cm、幅250cm、厚さ105cm
2. 長さ145cm、幅115cm、厚さ60cm
3. 長さ280cm、幅130cm、厚さ50cm
4. 長さ130cm、幅150cm、厚さ70cm

谷里支石墓
住所:巨済市 沙等面 青谷里 20-3
(거제시 사등면 청곡리 20-3)
(コジェシ サドゥンミョン チョンゴクリ 20-3)
慶尚南道文化財資料第88号(1983年12月20日指定)

大家大橋沈埋トンネル最終連結式

2010年09月15日 | 一緒に行く巨済オススメ旅行
慶南巨済と釜山を連結する海岸道路である仮称大家大橋(釜山~巨済間連結道路)建設工事が遂に最終段階を迎えようとしている。
大家大橋は現在、95%程の作業を終え2010年9月13日午後3時に慶南と釜山の境界地点である釜山加徳島周辺で2重塔斜張橋で沈埋トンネルの最終連結式行事が開かれた。
計画通り今年年末に完工されれば事業妥当性の調査事業が始まった1994年12月以後、15年目でようやく橋が完工される。
IMF危機で一時期橋建設に蹉跌が憂慮されたが、2003年2月18日に実施協約が締結されて2004年12月遂に工事に着工した。
慶南巨済市長木面~釜山江西区加徳島区間の8.2kmを斜張橋2つ、陸上トンネル、沈埋トンネルで連結する本線と接続道路34kmを連結する超大型工事としては期間が6年しか必要としなかった理由は設計と施工を平行する「Fast Track」方式を採択したからである。
工事費も超大型事業であるが本線区間8.2kmの建設に2兆1千395億ウォン(補償費950億別途)に接続道路34kmに8千838億など総3兆1千183億ウォンが投入されたと言われている。



大家大橋沈埋トンネルが分かりやすく表現されている。



走行距離が短くなり巨済島は、大家大橋で釜山と結ばれただけではなく、これから李舜臣大橋を通して馬山とも繋がる予定なので島ではなく内陸と呼ばれる期待が持てる。



見事に結ばれた大家大橋。右側が巨済長木面、左側が山嘉徳方向。
大家大橋の全体を一望できる方法は飛行機に乗る方法しかありませんが、仁川空港から金海空港に着陸する前が一番のポイントである。
大家大橋は幅20.5mの4車線で接続道路まで含むとレストハウスが2ヶ所と営業所が2ヶ所が建設されている。今年12月に完工された後、2050年までの40年間有料運営される予定で利用料金はまだ決定していない。



大家大橋の特徴の一つが軍事的、海運的理由で橋の一部を海中に作った沈埋トンネルで建設するという点で、大家大橋の置かれる区間が潜水艦など韓国海軍の核心全力が駐屯している鎭海港に入って行く入口で万が一橋が崩れた場合、軍艦の通行路の妨げになる恐れがあるため初めから海底にトンネルを作ったと言う。大家大橋の建設計画が出た時、海軍側からは軍事作戦に差し支えがあり得るという理由で反対をしたという話もあったと言う。
もちろん大型コンテナ船などの船舶航海にも差し支えがないようにするためでもあり、これ以外に斜張橋が国防省所属ながら海軍の休養施設である猪島を通過したりもして海軍がいろいろと憂慮をしたと言う。



大家大橋が開通すれば釜山~巨済間の距離が現在の130.6kmから67.3kmになり、通行時間が110.9分から65分に距離で63.3km、時間で46分程短縮される。
予測交通量は2008年基準で一日3万500台で、通行料の収入だけ一日3億6千500万ウォンと推定される。
市民の立場状一番気になるのは通行料で、釜山発展研究員は乗用車基準で9千ウォン~1万ウォン線の交通量になるという意見を出した。
道路や橋を利用する時は、国民の税金で作ったものなので当然無料という概念が強かったが、最近は橋やトンネルが建設されると利用する度に通行料を出さなければならない場所が多くなって負担になってきているのが事実である。


屯徳詩農村体験センター

2010年09月14日 | 一緒に行く巨済オススメ旅行
友達と山芳山秘苑に行く道で美しく建てられた建物と広い芝の運動場が見えたので少し立ち寄ることにした。入口には屯徳詩農村体験センターと言う立看板があって、入口を通過して駐車場に車を注射して周辺を見て回った。

閉校をリニューアルした場所なので人目で気がつくし、いくつかの場所では追いこみ工事をしていた。運動場の隅々にはここを利用している人々と村民らが休んでいて、生い茂った木々とよく整頓された施設が見事であった。





この日は少し暑かったが生い茂った木々と山鳥の鳴き声と田舍の村だけで感じることができる静かさとこじんまりした感じがそのまま再現され、運動場に用意されたサッカー場は若い学生や会社員らが身近に楽しむことが出来るように整理されていた。そして、サッカー場の向かい側には子供達の遊び場があり、その側には規模の大きなプールもあった。

四方を取り囲んだ山と緑地空間、綺麗な施設と建物を見て回っていると日焼けさした肌で汗ばみながら作業しているおじさんにこの場所に対してお伺いした。すると自分がここのすべてを管理する事務長と言って、親切に屯徳詩農村体験センターに対して説明をしてけた。2009年3月に開設したという。








建物の中の事務室に案内されて、冷たい飲み物を飲みながら屯徳詩農村体験センターについて聞くことができた。総20億ウォンを超える事業費をかけて、閉校したした学校をリニューアルして、総10つの村が参加して作った空間と言う。伝統遊び、どじょう取り、農産物収獲体験、文化祭探訪など多様な体験プログラムを利用することができ、プールと竹水鉄砲作りなどのような楽しい施設なども兼備し、季節別のプログラムも多様だと言う。また、宿泊客は事前にインターネットや電話を通してプログラムを知ることが出来、訪問者の視覚を考慮したオーダーメイド型体験プログラムも計画することができる。小・中・高校生らの修学旅行だけではなく建物内にセミナー場もあり、会社のワークショップの場としてもたくさん利用されていると言う。






事務長さんにお願いして建物内を見てまわることが出来た。建物は総2階建てで客室は総9つ有ると言う。何十名を収容することが出来る部屋から家族が泊まるのに適当な部屋まで種類が多様で、すべての客室には上書室、山房室、維持室などの名前が付けられていたがこれが屯徳村の名前と言い、その中でも一番人気ある村がユ・チファン先生が生まれた芳下村の名が付いた2階にある芳下室だと言う。これだけではなく団体食堂とセミナー室、外部には各体育施設及び体験場が造成されていた。

客室中には人々を収容するのに不便さがない程に必要な物すべてが揃っており、値段は最大25人を収容することができる大部屋は200,000~250,000ウォンで、15人収容可能な部屋は100,000~150,000万ウォン、家族用の部屋は4人基準で50,000~80,000ウォンでお手頃な値段だった。これだけではなく、多様な体験プログラムと情報はホームページで詳しく説明されていて、周囲には山芳山と山芳山秘苑、芳下村の青馬記念館、生家及び廃王城跡が位置していて単純にここで宿泊して体験するだけで終わるのではなく、周囲の観光地にも足を運びやすい位置的にも最高の場所だった。小中学生から大学及び各企業らのワークショップ及びセミナー場所としても良く、青馬記念館や山芳山、山芳山秘苑を訪れる観光客の皆さんにも一度ここを利用することを進めます。

アクセス方法
旧巨済大橋-屯徳方面 1018号線-屯徳面事務所-屯徳詩農村体験センター

住所:巨済市 屯徳面 巨林里 363-2
(거제시 둔덕면 거림리 363-2)
(コジェシ ドゥンドクミョン コリムリ 363-2)
Tel:+82-55-632-5496
Hp: http://www.ddsigol.co.kr/

宿泊情報
1階 上書室(20坪):20人~25人 200,000ウォン~250,000ウォン
1階 山房室(13坪):12人~15人 100,000ウォン~150,000ウォン
1階 維持室(13坪):12人~15人 100,000ウォン~150,000ウォン
1階 農幕室(13坪):12人~15人 100,000ウォン~150,000ウォン
2階 玉洞室(6.5坪):2人~4人 50,000ウォン~80,000ウォン
2階 芳下室(6.5坪):2人~4人 50,000ウォン~80,000ウォン
2階 竹田室(9.8坪):8人~10人 80,000ウォン~120,000ウォン
2階 枾木室(9.8坪):8人~10人 80,000ウォン~120,000ウォン
2階 巨林室(27.7坪):25人~30人 300,000ウォン~350,000ウォン

加羅山

2010年09月09日 | 一緒に行く巨済オススメ旅行


住所:巨済市 南部面 多大里
(거제시 남부면 다대리)
(コジェシ ナムブミョン ダデリ)
管理機関:巨済市庁 観光課
Tel:+82-55-639-3253

開放時期:年中無休
所要時間:1時間30分~2時間30分(山登り)



海を挟んでいる山はどこに行っても眺望が良い。巨済島第1峰である加羅山もその中の一つである。頂上に登ると釜山影島が手に取って見え、日本の対馬島も見ることができる。

船で釜山まで40分、対馬島まで3時間の距離で、天気の良い日にだけ対馬島が見えるが周辺の島々と調和した南海の秀麗な風景は海霧が立ち込めた日でも変わることなく美しい。また、加羅山に登れば誰でも詩人になる。

お互いの寂しさを慰めるかのように海金剛を含め、閑山島、比珍島、每勿島、欲知島など多くの島々が集まっている。

巨済島は韓国で一番長い海岸線を誇り、面積は済州島の次に大きい。加羅山を含めて山房山、渓龍山、扇子山、玉女峰、老子山 等の500m級の山が7つもある。

渓龍山から加羅山までの宗主山行は総距離が約25kmで一日ではすべてを回ることは大変で、老子山から加羅山に繋がる山行が主流となっている。老子山と加羅山は、春にはコロセ薬水を探しに訪れる登山客で賑わう。

加羅山まではセミクライミングを楽しむことができる岩が中間中間にあって退屈することはない。加羅山の頂上までは約30分程で、下山コースは2つある。頂上を越えれば多大山城を経って多大潟に下るコースと頂上の見晴らし台から下るコースは海金剛に繋がる。

下山後、閑麗水島国立公園の海金剛と外島を遊覧することができ、国立公園の入場料は1,300ウォンで遊覧船は午前9時から午後4時15分まで随時に出航している。



アクセス方法
巨済大橋→沙谷三叉路→巨済→東部→南部(多浦)
長承浦(旅客船ターミナル)→一運(知世浦)→東部(鶴洞)→南部(多浦)
ソウル:大田統営間高速道路→東統営IC→国道14号線→巨済
釜山:邱馬高速道路→馬山IC→西馬山→国道14号線→固城→統営→巨済
光州(全南):南海高速道路→光陽→晋州分岐点→大田統営間高速道路→東統営IC→国道14号線→巨済