「原理講論」の誤謬と正解

原理読みの原理知らずたちへ

光言社サイト「劉孝元先生の苦悩と探究の道」に対する疑問

2021年09月01日 | 検証・解説

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喜びと幸せの生活伝道 6 劉孝元先生の苦悩と探究の道 2021.03.31 22:00
第一章 原理のみ言があなたに届くまで 二『原理講論』のできるまで
劉孝元先生の苦悩と探究の道
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劉孝元先生は善と悪の問題に悩み、聖書に真理があるのではないかと、ラテン語を8カ月で習得してカトリック聖書を原本で読みました。
それでも真理を見つけることができず、慟哭し、悲しみ嘆きながら生きたのです。そして40歳を過ぎた1953年に「原理」に出会ったのです。
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これを読んだ殆どの日本の信者達は、涙を流して劉氏を称えることだろう。
それ故、劉氏の著作「原理講論」の間違いを云々するとはけしからん!となろう。

「ラテン語」の「カトリック聖書」の「原本」とは何か? そんなものは地上に存在しない。(文末に資料を添付しておく)

★ 問題は、劉孝元氏は肝心の韓国語版の聖書は読まなかったのだろうか。もし読んでいたら当然知っていた筈のことを知らない。
 しかも原理講論を書く上で絶対不可欠なことを知らずに書いている部分が多々あることだ。 

劉孝元氏と言えばキリスト教に於けるパウロのように、創立当初に教会の基礎を作った実績は評価され尊敬されるべきと思う。
  しかし、このような証しを持って信者達に、ただ著者と著作を神格化し、絶対視させようとするだけでは問題がある。
  不足が多く更なる真理が明かされるべきことを本人も謙虚に認めていることと…

文鮮明師が「私の最後の仕事は『原理(統一原理の最終本)』を書くことだ」としてそれを李相憲氏に任せていたことは周知の事実だ。
  原理講論の「蕩減復帰原理」が教祖の御言葉と甚だ異なっているのに対し、李相憲氏は教祖の救済観を完全に理解した唯一の弟子であり、
  対外的にも納得され得る定義付けを論文として公開していることは最も注目されるべきことだ。
                               「蕩減復帰原理の定義」 李相憲氏と劉孝元氏の違い

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聖書原典
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

聖書原典(せいしょげんてん)とは、聖書記者によって書かれた聖書の親筆書を指して使われる語である。親筆書は現在地上に存在しない

[言語]
プロテスタントは旧約聖書がヘブライ語(一部アラム語)で書かれ、新約聖書はギリシャ語で書かれたと考えるのに対し、カトリック教会はウルガータからギリシャ語のものも旧約に含めている。


新約聖書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

[言語]
イエス・キリストと弟子たちによって用いられていた言葉はアラム語であった(ヘブライ語という説もある)。しかし『新約聖書』のほとんどの書は「コイネー」と呼ばれる1世紀のローマ帝国内で公用的に広く用いられた口語的なギリシア語で書かれている(「アチケー(アッティカ擬古文体)」と呼ばれたいわゆる古典ギリシア語は用いられていない)。

その後、早い時期にラテン語、シリア語、コプト語などに翻訳されて多くの人々の間へと広まっていた。ある教父たちは『マタイ福音書』のオリジナルはアラム語であり、ヘブライ書もヘブライ語版がオリジナルであったと伝えているが、現代の聖書学ではその説を支持する学者はきわめて少数である。


旧約聖書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

旧約聖書(きゅうやくせいしょ)は、ユダヤ教およびキリスト教の正典である。「旧約聖書」という呼称は旧約の成就としての『新約聖書』を持つキリスト教の立場からのもので、ユダヤ教ではこれが唯一の「聖書」(タナハ)である。そのためユダヤ教では旧約聖書とは呼ばれず、単に聖書と呼ばれる。『旧約聖書』は原則としてヘブライ語で記載され、一部にアラム語で記載されている。また、イスラム教においてもその一部(モーセ五書と詩篇に相当するもので現在読まれているものとは異なる。それらはそれぞれ、アラビア語で「タウラー」「ザブール」と呼ばれる)が啓典とされている。


カトリック教会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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