「原理講論」の誤謬と正解

原理読みの原理知らずたち

「蕩減」反対派の批判と反論

2022年02月11日 | 検証・解説

反対派の批判から
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● 宇治芳雄著「洗脳の時代」(汐文社)
 「理解できない統一協会の“原理用語”…『蕩減』」

●  牧師・森山諭著「統一教会からまことのメシヤへ」より
 「『蕩減』という韓国語は『つぐない』の意だが、日本ではこんな語は通用しない。」

● 作家・飯干晃一著「われら父親は闘う」より
 「『蕩減』…(統一教会の)別の解説書を読むと、どうやら『償い』ということだとわかった。
 つまり悪いことをしているのを減らすという意味らしい。…
 この蕩減条件を立てるというのが、信者達をへとへとになるまで働かせ、或いは人
 を欺いてまで霊感商法で怪しげな壺や塔をべらぼうな値段で売りつける原動力となる。」

● 牧師・川崎経子著「原理運動を憂慮する」より
 「蕩減条件とは、罪滅ぼしの条件、願いを叶えてもらうための条件を意味する東洋的発想の
 ものである。…地獄の霊界を救い、因縁を断つために… 変な理屈を述べて『その血と汗と
 涙の結晶であるお金を沢山出すことによって霊界の祖の色情・殺人・恨みの因縁を切り、
 幸せを得ることができる。だから思い切って命懸けで決心せよ』と迫るのである。」
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統一教会が、
「蕩減とは償い、罪滅ぼし。懺悔や罪滅ぼしのための苦行。救済は 賠償(金)で得られる」
と説き続ける以上、「キリスト教の『ゆるし』とは正反対の『つぐない』『東洋的発想』とは
正にその通りである。「つぐない」だけで「ゆるし」が一言も出てこないのである。

罪人自身では如何ともし難い、キリストの贖罪無くしてゆるされない大罪を、罪人自身で全て
「つぐなえ」と言うならキリストは必要ない。世界のキリスト教を統一する完成期のキリスト教
と言いながらキリスト教との連続性がまるでない。

完成期どころか恰も旧約時代に戻ったかのようだ。クリスチャンが先ず最初に感じるのがそこだ。
ところがこれを文教祖自身がそう教えて来たのかとよく調べてみると、実際は全く異なるから
ややこしい。教祖と教団の主張が全く矛盾することを知ることになるのである。


【反 論】
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野村健二著「天下の愚論-『洗脳の時代』を裸にする」(大学と理想83年4月号)

「『蕩減』、正確には『蕩減復帰原理』。この用語(蕩減)は、講論後半の最も中核となる重要な概念… 『蕩減』という言葉など聞いたこともないと言われる方も多いと思うが、これはもともと韓国語でごくありふれた言葉なのである。精解『韓日辞典』(金素雲編、高麗書林)の917頁には次のように書かれている。

『蕩減』=借金を全部帳消しにすること、借債を悉く免除してやること、remission(赦し)

 ちなみに、聖書に書いてあること以外は認めないという厳格な立場を採るファンダメンタリスト(根本主義者)の方々のために蛇足を付け加えれば、たとえば、マタイ福音書18章27節の『僕の主人はあわれに思って、彼をゆるし、その負債を免じてやった』の『負債を免じて』という箇所が、韓国語では『蕩減(ハヨ)』と訳されている。
 これを見ても『蕩減』という言葉が、一見耳慣れないようでも、韓国では日常用いられている、ごく普通の言葉であり、かつ聖書に忠実に従った用語であることがお分かりであろう」

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 「蕩減」文鮮明教祖自身の定義
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