「原理講論」の誤解と正解

「原理読み」の「原理知らず」

原理講義の間違い例「受肉」

2024年10月16日 | 検証・解説



YouTube 統一原理講義「復帰原理概観」より
You神の言葉を徹底して我々は受肉していくことが重要なのであります

これは統一教会の信者達が半世紀以上に亘り使い続けている言い方。
「受肉」は一般人ですら知る人ぞ知る、極く初歩的なキリスト教用語である。
この一つを取っても著者及び信者達の一人としてキリスト教会に殆ど足を運んだことがないと結論せざるを得ない。
それでいつ「世界のキリスト教を統一」されるおつもりか?…

 
■「受肉(じゅ-にく)」(大辞泉)
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神が人の形をとって現れること。キリスト教では、神の子キリストがイエスという人間性をとって、この地上に生まれたこと。
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■「受肉(incarnation)」(現代カトリック事典)
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託身とも言う。神の子の神性がイエズス・キリストにおいて人性と一致したこと。神の子が人間の肉体と霊魂をとって、人類を救うために人間の一人となって人間の間に住んだ。
神の子の神性が実体的に人性と結合した。
以前は「お告げの祝日」が「受肉の祝日」と呼ばれていた。東方諸教会では、この受肉の神秘を12月26日に特別の祝日によって記念する。
(語源はラテン語incarnatio:in「~の中に」+caroincarnare「肉」:incarnare「人間の姿になる」)
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■「incarnation」(英和辞典)]
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-[名]
1[U] 肉体を与えること, 人間化; 具体化, 実現.
2[the ~] 〔観念・性質などの〕権化, 化身 〔of〕:He's the ~ of honesty. 彼は正直そのものだ.
3[C] (人・事物の変化・転変における)一時期(の姿, 形):(in) a previous ~ 前身(は).
4[the I~] (神のキリストにおける)顕現, 托身.
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■「受肉」(日韓辞典・民衆書林)
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[名詞]기독교 수육, 성육신(成肉身), 강생(降生).
    「受肉」は韓国語で성육신(成肉身)と言う。
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         【INDEX】

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