現代文化の快楽

60年代に東大の文系・理系の大学院生がコラボして、他大学にも声を掛けて、横断的に作っていた現代文化研究会へのオマージュ

学問についてのニュースを観て(8)     ‥山中教授の笑い顔

2014年03月30日 | 随想録

今夜のNHKスペシャルは、山中教授と葉加瀬氏(バイオリン)と野口氏(演出)の3人で細胞の話をしていた。始めは、葉加瀬氏が、楽しげな議論の雰囲気を作っているのかと思って観ていたが、暫くして真実に気付いた。

山中教授の笑いが、声にこそ出さぬが、止めどなく続いていたのですね。下世話に言う「笑いが止まらない」幸せな境地に在られる。

この人から自然にこぼれ出す、溢れ出す、明るい雰囲気が他の2人に注いでいたのだった。

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この人の不必要な用心深さは、ノーベル賞受賞報道以来異様なものだった。今やっと解放されたのですね。表向きの控えめな表情作りはまた元に戻す方向も有りうるけれども、当分の間は、綻びる笑いは隠しようもない。結構なことです。