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原武史のノンフィクション100選:和書その2
※コメントは選者ご本人によるものです

入江相政日記〈第1巻〉昭和十年一月~昭和十四年十二月 (朝日文庫)
入江相政日記〈第2巻〉昭和十五年一月~昭和二十年八月 (朝日文庫)
入江相政日記〈第3巻〉―昭和二十年九月~昭和二十二年十二月 (朝日文庫)
入江相政日記〈第4巻〉―昭和23年1月~昭和25年12月 (朝日文庫)
入江相政日記〈第5巻〉 (朝日文庫)
入江相政日記〈第6巻〉昭和三十三年二月~昭和四十年十二月 (朝日文庫)
入江相政日記〈第7巻〉昭和41年1月~昭和44年12月 (朝日文庫)
入江相政日記〈第8巻〉昭和45年1月~昭和47年12月 (朝日文庫)
入江相政日記〈第9巻〉 (朝日文庫)
入江相政日記〈第10巻〉 (朝日文庫)
入江相政日記〈第11巻〉昭和五十五年一月~昭和五十七年十二月 (朝日文庫)
入江相政日記〈第12巻〉昭和五十八年一月~昭和六十年九月 (朝日文庫)
入江相政/朝日新聞社編
朝日文庫/1994年
60年代から70年代にかけて、宮中で起こった「魔女問題」が目を引く

戦後革命論争史〈上巻〉 (1956年) (戦後日本の分析)
戦後革命論争史〈下巻〉 (1957年) (戦後日本の分析)
上田耕一郎
大月書店/1956年
中野で地域活動に励み、構造改革派に属していた時代の上耕の記念碑的著作

マルクス主義と現代イデオロギー (1979年)
上田耕一郎、不破哲三
大月書店/1979年
1960年代に入ってからの、上田、不破兄弟の「変貌」がよくわかる。『戦後革命論争史』と併せて読みたい

秘境駅へ行こう! (小学館文庫)
牛山隆信
小学館文庫/2001年
日本にはこんな駅がいまでもあることを気づかせてくれた功績は大きい

第一阿房列車 (新潮文庫)
内田百けん
新潮文庫/2003年
ヒマラヤ山系を同伴しての汽車旅は、鉄道から見た1950年代の日本各地の姿を活写している

班のある学級―大西忠治実践記録集 第2部 (1964年)
大西忠治
明治図書/1964年
1960年代、「班」を小中学校に本格的に導入した一教師の実践論

■『有名中学合格!』
大森篤子
講談社/1976年
長男と次男の双方を東京教育大附属駒場中学に合格させた元祖教育ママの貴重な体験記

梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫)
小田部雄次
小学館文庫/2008年
(元)女性皇族の日記は珍しい。玉音放送を聞いた日の憤怒が、当時の日本人一般の反応とは極めて異なっている

一殺多生―血盟団事件・暗殺者の手記 (1974年)
小沼正
読売新聞社/1974年
茨城県大洗出身の純朴な青年が、テロリストへと「成長」してゆくまでの回想記

平成ジャングル探検 (講談社文庫)
鹿島茂
講談社文庫/2007年
れっきとした大学教授が、東京の風俗店をあちこち歩いてその実態をルポした危険行為に感嘆する

羊の歌―わが回想 (1968年) (岩波新書)
加藤周一
岩波新書/1968年
没後に読み返してみると、これもまたノンフィクションと文学を架橋した作品だったと実感する

六ケ所村の記録―核燃料サイクル基地の素顔 (講談社文庫)
鎌田慧
講談社文庫/1997年
ふるさと青森に対する著者の熱き思いが20年にわたる不屈の取材を可能にした

教祖誕生 (講談社文庫)
上之郷利昭
講談社文庫/1994年
新興宗教のルポ物としては初期のものだろう。著者は明治学院大学出身のノンフィクション作家として唯一かもしれない

天然痘が消えた (1982年) (中公新書)
北村敬
中公新書/1982年
1970年代にインドに派遣され、現地の風俗・習慣に悩まされながら天然痘を根絶させるまでの悪戦苦闘が伝わってくる

木戸幸一日記 上巻 (1)
木戸幸一日記 下巻 (2)
木戸日記研究会校訂
東京大学出版会/1966年
この日記は何度読み返してもやっぱり面白い。戦中期の皇太后と昭和天皇の関係を知る上でも数多くの貴重な記述がある

編集者 国木田独歩の時代 (角川選書)
黒岩比佐子
角川選書/2007年
専門分化がまだ進んでいなかった20世紀初頭の日本を鮮やかに照射

将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情
国分隼人
新潮社/2007年
金日成と鉄道の深い関係に初めてメスを入れた一冊。付録のDVDも見ごたえがある

■『小林一三日記』
小林一三
阪急電鉄/1991年
太平洋戦争末期、空襲でボコボコにされた阪急沿線を丹念に視察する創業者の姿に感銘を受けた

逸翁自叙伝―青春そして阪急を語る
小林一三
阪急電鉄総合開発事業本部コミュニケーション事業部/2000年
サラリーマンが郊外の分譲住宅地から定期券で通勤するライフスタイルはここから始まった

安吾新日本地理 (河出文庫)
坂口安吾
河出文庫/1988年
いまだ敗戦の傷が癒えぬ日本各地を訪れ、見たまま、聞いたままを記した貴重な記録

あさま山荘1972〈上〉
あさま山荘1972〈下〉
坂口弘
彩流社/1993年
拙著『滝山コミューン一九七四』を書く際の道標となった作品


「和書その3」に続く


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