探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

今年の最北端探索

2021年09月11日 | 自然探索記~採集記(道北)


サロベツ原野を含め北海道最北端方面を探索してきました。
サケ釣りのシーズンなので平日とはいえ海岸には釣り人で賑わっていたが、サロベツ原野は花の時期も終わっているので人を見かけなかった。
本当は砂浜探索もしたかったが、ずらりと並んだ釣り人の後ろをうろうろして不審者扱いされるのも嫌なので断念。
サケ・マスの遡上も撮影したかったが、今年は暑かったため遡上が遅れているっぽい。


コモチカナヘビ
天気の悪い中、この子だけ、日向ぼっこしていた。
尾を自切しているが、何かに襲われて無事生還したんだろうね。


Elophila nymphaeata
ツトガ科の蛾で、かつてマダラミズメイガの北海道亜種とされていたが、ヨーロッパに分布する種と同種とされた。
和名は今のところないらしい。
蛾は北海道固有種がとても多く、いちいち相手にしていたらこれだけで1年が終わってしまう。面白いんだけどね。


キトンボ♂
きれいだね。


セスジイトトンボ♀
本種の雌は背面黒条が線状斑紋で特徴的。
個人的にトンボ類を参考にしている「北海道のトンボ図鑑」(いかだ社)には、サロベツ原野は分布域に含まれていなかったがどうやらいるみたい。



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