ある亜高山帯の水溜まりにて未見の虫を見つけた。
その水溜まりは雪渓から融けた水が流れ込む場所で規模は小さく浅い。
見た目からセスジガムシの一種だとは思ったが、種までは特定できないので持ち帰って調べてみることにした。
セスジガムシの一種 Helophorus sp.
体長は5.5mmほど
候補はセスジガムシとキタセスジガムシの2種
キタセスジガムシは上翅先端が尖り反り返り、セスジガムシは尖らず丸まるのが特徴。
写真の個体の上翅先端は完全に丸まっているわけではなく、微妙に張り出しているように見える。
どちらかと言えば、丸い方か・・・
側面から見ると、上翅先端が若干尖っており、反り返っているのが分かるが、顕著でない。
どちらかと言えば、反り返っている方か・・・
う~ん、曖昧過ぎて分からん。
どっち?それとも新種?
個人的にはキタセスジガムシに一票としたいところだが、実は北海道に分布していないセスジガムシHelophorus auriculatusに一番近い。
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