探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

贋作堪能

2018年06月21日 | 自然探索記~採集記(道北)


雪解けの増水も一先ず落ち着いた今日この頃。
この日の天気予報は一日中曇りであったが、いい感じで晴れてくれた。
予報に疑いを持ち、とりあえず出掛けるのがgecko流探索術。


以前、エゾハンミョウモドキを確認した湿地。
数年前の大雨で、木はなぎ倒され、地形も変わり、湿地の大部分が消失してしまった。
環境は回復していないように見えるが・・・。
エゾハンミョウモドキはいるだろうか?


湿地の規模が激減した分、そこに集結しているのか、たくさんのミズギワゴミムシ各種が見られた。
もう同定する気もおきない。カワチゴミムシか?


ツノヒゲゴミムシ
他にはキベリアオゴミムシやセボシヒラタゴミムシが陳腐な面々が見られた。
珍なるエゾアオゴミムシやクマガイクロアオゴミムシは元々ここにはいないようだ。
今度どこかでアナバネゴミムシも見てみたい。


昼になり徐々に気温が上がってくると、ヒメハンミョウモドキもわらわら出てくるようになった。
この子が多いとエゾハンミョウモドキの期待も膨らむ。

で、かなり念入りに探してみたが、見つけることはできなかった。
久々に会いたかったが残念だね。


落ちていた木片の下には、アラメニセマグソコガネ
ちょくちょく見かけるので、珍かどうかは分からない。


近くに発生場所があるのか、なぜか湿地にミヤマカミキリモドキが複数。
見つけようと思って見つけるのは難しい種のような気がする。
カミキリモドキだがゴミムシっぽい風貌だ。

今回はモドキやらニセやら、悲しい和名を付けられた者がわたしに自己主張した日。



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