探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

側溝エクスプローラー2018

2018年05月23日 | 採集(側溝探索)


エゾハルゼミがちらほら鳴き出し、新緑の季節となった旭川。
本日も夏日で絶好の探索日和。
明日から気温が下がるらしいので、諸事情で希望休を取っていて良かった。


側溝エクスプローラーたるもの側溝探索は野外探索の始まりとしてふさわしい。
車から降りると、早速無数のブヨが歓迎の意を示す。わたしもそれらを叩き落して歓迎に応じる。
(ちなみにブログに「ブヨ」を書くとアクセスが増える珍現象がある。ブヨに興味ある人多いんだな・・・と思う今日この頃。このブログだけなんだろうか?)

側溝内には、アトマルナガゴミムシであろうゴミムシ達とヒラタシデムシが現れる。
エゾマイマイとヒメマイマイのカタツムリ類も多かった。という事は・・・

エゾマイマイカブリ
毎年のことだが、今年初のオサムシとなった。


キタオオルリオサムシ
この辺りはこの色ばっかり。キタオオルリオサムシで青系見てみたい。
ちなみに上が雄で下が雌。

下はおまけ

側溝脇に生えていたアザミにいたアオカメノコハムシ。
食痕がなければ、存在に気付かないでしょ。


キイチゴの葉にはシロオビナカボソタマムシがわらわらいた。
タマムシ類は気軽に探し出せない種が多いが、本種は探索にやさしい良心的タマムシだ。