探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

特徴的だが謎

2018年08月10日 | 未同定種


道北の海岸部で見つけた謎虫。
初見のトビケラの一種でないかと思い、調べてみたが該当種が見当たらず。

しかし、調べていくうちにトビケラではなくヒメカゲロウの一種に近い気がしてきた。
ただ写真のように、特徴的な翅が大きくえぐれている種は見つからなかった。


珍種だろうか?


では何者?

2018年07月11日 | 未同定種


先日、高地で偶然見つけた翅が不完全と思われた謎のハエ。
写真を撮り損ねたが、別の場所(高地)で見つかった。
ということは、このような種らしい。翅は退化途中なんだろうか。
相変わらずハエは面白いがわたしを悩ます。


育てよ!ハネ2

2018年06月17日 | 未同定種


沢脇に落ちていた新しいエゾシカの糞に寄ってきた謎なハエ。
翅が不完全であるが、こういう種なんだろうか?
見た感じ、元気に歩き回っていたが、俊敏という訳ではなかった。
例え奇形だとしてもトンボやチョウとは違って、飛べなくてもなんとかやっていけそうな気がする。


育てよ!ハネ

2018年06月15日 | 未同定種

先日の知床探索にて。
沢の水際にある石の下で、シレトコマルクビゴミムシ(ルリマルクビゴミムシの1亜種)に混じってあの「無翅ハエ(未記載種)」っぽい姿が。
早速捕獲。

体長は3mmほどで、今まで確認してきた無翅ハエよりは大型。
なにより大きな違いは、中途半端に短い翅があること。おそらく別種(未記載種かは不明)だろう。
この翅では飛翔はできず、飛び跳ねて逃げることしかできないが、ハエなので俊敏。捕獲は容易ではない。


腹部が大きいので雌か。


アリ・ハチ取らず

2017年10月21日 | 未同定種

とある亜高山にて、PTに入った極小謎虫

上面
体長は2.5mmくらい。
最初ハネカクシの類かと思ったが、上から撮影した画像を見るとアリっぽい。
翅はない。

しかし、なんか違和感あり。


側面


胸部と腹部の連結部分の形状がアリやハチの一種に似ている。
でも触角の直線的な形状が私の知っているアリのそれとは違う。

無翅ハチか?それとも全く別の種か?そして未記載種か?
ハチ・アリを含むハチ目については、ほとんどと言っていいくらい無知なので、こういう種が普通にいるかもしれないし、新発見かもしれない。
Gelis属やAgrothereutes属などの「ヒメバチ科の一種♂」らしいです。
未記載種かどうかは不明だが、このタイプのハチは意外と普通にいるという事です。

※ ご存知の方がおられたらご教授よろしくお願いします。
(コメントもしくはメールにて)

なんか近年、未記載の無翅系昆虫に悩まされる・・・これを含めて3種目だ。(未記載種なら)