忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2009.1.22[2]

2009年01月22日 | 過去記事
久しぶりにテレビ朝日の「ムーブ」をみる。橋下知事の話題だった。大阪の小中学生の学力も体力も低いと怒ってらっしゃる。体力テストでも「競争を引き起こす」と心配する文科省に対してはもう、怒りを通り越して呆れ果てた様子だった。▼VTRが終わってスタジオに戻る。大谷昭宏氏や山本譲司氏などは、「単に、走れ!とかじゃダメ。子供に楽しくできる何かを考えないと・・」とか「競争から虐めが発生する」とか「運動を通じて社 . . . 本文を読む

2009.1.22

2009年01月22日 | 過去記事
昨年10月、台湾の台北に行った際、潰れて野犬の巣になっている「パチンコ屋」をみた。また、現在、台湾には2件のパチンコ屋があるとタクシー運転手に聞いた。一軒は台北、もう一軒は台南にあるそうだ。職業柄、私の頭の中には「1000元札」がサンド(台間玉貸し機)に吸い込まれる映像が漠然と広がった。▼しかし、妙な「スケベ心」を出さずにおいて正解だったようだ。もし、気がふれて「出店」などしようとプロジェクトを組 . . . 本文を読む

2009.1.21

2009年01月21日 | 過去記事
「しあわせは いつも 自分の心が 決める」・・あまり好きではないが・・相田みつをである。この「心にスッと入り込む」かのような感覚が嫌なのだ。もちろん、私が変わっているだけだ。みなは「それがいい」と言う。それもわかる。▼東京八王子市で中学生3年生の女子生徒が捕まった。後輩の女子生徒も児童相談所に送られたという。なんでも「カネ持ちがムカつく。幸せそうな奴が許せなかった」という理由から、小学生や私立中学 . . . 本文を読む

2009.1.20[2]

2009年01月20日 | 過去記事
昨日、書店に行くと、オバマ次期大統領だらけだった。明日以降、マスメディアも忙しくなろう。我が家は産経新聞を購読しているから覚悟もできているが、しばらくの間はオバマオバマということだ。▼名前と顔を見ない日がないオバマだが、気になる点がひとつある。それは名前だ。オバマ次期大統領のフルネームは「ダラク・フセイン・オバマ・ジュニア」であるはずだが、大概の報道をみるに「フセイン」が外され「ダラク・オバマ」と . . . 本文を読む

2009.1.20

2009年01月20日 | 過去記事
先日、飲み行った帰りのタクシーは、件の「SOS表示」機能搭載の車だった。運転手さんに問うと、笑いながら点灯させてくれた。無意識に左サイドミラーで確認する。黄色い文字で「SOS」が点滅している。▼「お客さんが犯人だったらどうしますか?」運転手さんは呆れている。私も「何らかの警戒行動に出ますね。見えてますもん。」と答える。「意味ないんですねぇ~」と言いながら、運転手さんは表示を元に戻す。▼19日、神奈 . . . 本文を読む

2009.1.19[3]

2009年01月19日 | 過去記事
ニューヨークのハドソン川に不時着したUSエアウェイズ機の機長が英雄視されている。もちろん、2名の日本人客を含む多くの乗客の命を抱いて、冷静、且つ、適切な判断を下し、見事に難儀を乗り越えた機長には敬意を表するところではある。▼そして、やはり、英雄とは称えられるべきものだと痛感するのである。その国、その地域、その民族の英雄とは子々孫々まで伝えられるべき偉業を成し遂げた人物であり、その後の困難に対する気 . . . 本文を読む

2009.1.19「2」

2009年01月19日 | 過去記事
2007年度の生活保護「不正受給」は「わかっているだけ」で90億円を超えた。2008年度には北海道滝川市で2億円の不正受給も明らかとなり、行政の管理はどうなっているのかと話題になった。▼手口はチンピラが「弱者」を装い、病院だ、介護だ、交通費だのと巻き上げるやり口だ。恫喝されることもあろうが、その内容とはつまり「脅迫」の類ではなく、「人権侵害するのか?」というものだ。それに「個人情報保護法」なども援 . . . 本文を読む

2009.1.19

2009年01月19日 | 過去記事
私は大のプロレスファンである。先日もフィリピンバーで飲んでいて、そらもう、愛らしい女の子に囲まれて楽しく過ごしていたのだが、そこに筋肉ムキムキのプロレスラーが登場し、とある人に紹介してもらうと、ホステスは放逐されることになる。別に「そっち」の趣味はないのだが、やはり、会話の中に技名やレスラー名などが飛び出すにつれ、徐々に興奮してくるのは仕方ない。▼朝日新聞、天声人語が「安田講堂事件」を書いていた。 . . . 本文を読む

2009.1.18

2009年01月18日 | 過去記事
「LOST」というアメリカのドラマがある。私も大ファンで、ずっと続けてみている。特殊な島で遭難する話なのだが、その中で主人公たちのグループと「その他のグループ」などで争いが起こる。詳しくは書かないが、私が感心するのは「敵も味方も仲間を救う」というスタンスであることだ。実にアメリカらしい「正義」の表現である。▼仲間が誘拐されれば、どんな意地悪なキャラでも、どうしようもない役立たずキャラであっても、仲 . . . 本文を読む

2009.1.17[3]

2009年01月17日 | 過去記事
当社にも女性社員はいる。以前は管理職もいた。私自身、女性の社会進出には肯定的だし、そこらのくだらん男よりもきめ細やかな仕事ができる女性には頭が下がる。虹の会の女性陣などがそうだ(提灯)。▼しかし、男性と同様、誰でも優れているわけでもない。ダメな奴は男でも女でも同じだ。「女だからって・・!!」という奴に限って、「女の子は残業せずに早く帰りなさい」には反応しない。私が女だったら、そのセリフはそこに持っ . . . 本文を読む

2009.1.17[2]

2009年01月17日 | 過去記事
14年前の今日の今頃、私はトラックの運転席にいたはずだ。通常、どれほど渋滞しても2時間半ほどの距離を10時間かけて仕事に行った。道路が「波」のようにうねった。携帯電話が通じたが、それもすぐに充電切れになる。▼阪神淡路大震災。テレビから流れる映像は戦争か、それとも巨大怪獣が暴れたのかという状況だった。それでも「仕事に行く」ということを決断した。今思えば、判断力はなかった。余震も続けて起こる。一向に進 . . . 本文を読む

2009.1.17

2009年01月17日 | 過去記事
横綱の朝青龍に対しインターネットで「殺す」と書いた無職が捕まった。なんでも「ビビらせて負けさせようと思った。」ということだが、その前に自分が「ビビって」出頭してきたらしい。▼相撲なだけに「殺す」ではなく「押し出す」とか「吊り出す」ならば捕まることはなかったが、いずれにしても、ネットでの「犯罪予告」のようなものは後を絶たない。「ホントかウソかわからない」というところも不気味だし、一応は安全を確保する . . . 本文を読む

2009.1.16

2009年01月16日 | 過去記事
中学の時、社会科の教師が担任だったのだが、「その日」の授業は明確に記憶している。先生はいきなり黒板に「光三(みつぞう)」と書いた。その先生の名前である。そして、「先生は自分の名前が大嫌いなんや。」と語り出した。そう、「三光作戦」である。▼1984年。今思えば、近隣諸国条項という内政干渉丸出しの愚策直後だった。もちろん、南京大虐殺も徹底的に刷り込まれた。正直、振り返ると恐怖である。何の基礎知識も持ち . . . 本文を読む

2001.15[4]

2009年01月15日 | 過去記事
「派遣切られ」の再就職がなかなか決まらないと読売新聞に載っていた。理由は<募集中の仕事はいっぱいあるんですが、今までやったことのない業種ばかりで・・・><給料が安く、将来につながらない><自分は人見知り。営業や居酒屋の店員などは難しい>というものだ。▼125人が求職の登録をしたが決まったのは、なんと、数人。いやはや、なかなか難しいようだが、今、東京の旅館でご静養されている残りの派遣様もご心配されて . . . 本文を読む

2009.1.15[3]

2009年01月15日 | 過去記事
横浜地裁の裁判官が、仮出所中だった友人を庇うため黙秘していた被告に対し、「刑務所に入った人間と友達というのは考えられない」と発言し、弁護士らは「人権感覚に欠ける」として懲戒手続きを提出した。まったく、考えられない。▼「仮出所中だったから」という理由で共犯者の「友人」の名を出さなかった被告は「良い人」で、「普通、刑務所に入ったら付き合いはなくなるね?」という一般論を話した裁判官は「悪い人」、「人権感 . . . 本文を読む