忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ガチコメ的「スラップスティック(ドタバタ喜劇)」

2008年10月14日 | 過去記事
■2008/09/16 (火) ガチコメ的「スラップスティック(ドタバタ喜劇)」1

ちょっと前なんだが――――

テレビ大阪で自民党総裁候補5名が出演していた番組があった。で、メイン司会者らしきアナウンサーのおっさんが、冒頭にこんなことを言った。福田辞任を受けて、だ。

「政治家に対する尊敬の念が感じられなくなった。一国の首相が辞めるということは重い出来事である。にもかかわらず、マスコミなんかは面白おかしく報道している。なにか、軽い感じがする。もっと、政治家という立場に対して敬意を払う必要があるのではないか。」

麻生氏はこれを受けて、

「今、ここにいる全員が同じ気持ちだと思う。まったくそのとおりであり、総理が辞めるということは軽い話ではない。総理になるときは、色んな人と相談して、応援もしてもらうわけだが、辞める時はひとり、孤独に決断することになる。」

というようなことを言っていた。まあ、私の「記録ではなく記憶」なので詳細は違っているかもしれんが、意味はそのまま受け取ってくれても大丈夫だと思う。そこで、だ。

それでも、私は「何言ってんの?」と思う。誰も「軽い」などとは言ってないし、「軽く」ないからこそ「無責任」だと非難されるのではないか?このアナウンサーの、

「民主党はわけがわからない。早く辞めろと、問責決議までしておいて、辞めたら無責任だと叩く。では、どうしろというのか?」

についても、だ。言っていることは理解できるが、そんな詮無いことを口から泡を飛ばして言うまでもなかろう。自民党の応援番組であることに違いはないが、あまりに露骨過ぎて、なんか萎えた。そのくらい、ちゃんと日本国民はわかっている。舐めるんぢゃない。「民主党のわけのわからんところ」なんぞ、もっとあるだろ(笑)。

「2」へ

■2008/09/16 (火) ガチコメ的「スラップスティック(ドタバタ喜劇)」2

それに、だ。

5人が5人とも、景気対策がどうの、福祉がどうの、櫻井女史の言うとおりの「福田雇われ社長」の後釜に過ぎんのだ。なぜ、誰も北朝鮮による拉致攻撃について言明せんのか。まったく不思議で仕方がない。それとも、現在の日本国民は、

「同胞を絶対に取り戻します!どんな手段を使っても拉致された日本人を一人残らず日本に取り返します!国民の皆様、覚悟はいいですね?」

と問えば、総裁選が不利になる、もしくは世論から逸れて自民党に不利になるというのだな。ならば、そんな政党は必要ないし、そんな国は滅びてしまえばいい。どうせ、遅かれ早かれ、その運命にある。

そこらの企業でも「金の話だけ、待遇の話だけ」する人間は信用ならんと知れている。それに、福田は官邸にて書類整理ばっかりではないか。やはり雇われ社長の転勤か?

毒米の被害は相当広がりそうだし、国籍不明の潜水艦が領海を侵犯したらしいし、北朝鮮の将軍様はどうなったかわからんという。で、今、この国の最高責任者はなにをしとるのか。重病で倒れたと思しき北の独裁者もなにをしてるかわからんが、この国の雇われ社長は、健康体でも同じではないか。「なにもしない」なら解散しろ。まだ総理大臣であろう。

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で、早くも始まったか。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080916/dst0809161350002-n1.htm
<愛知県豪雨で「岡崎だったからいいけど…」 麻生氏発言に岡崎市が抗議>

まぁた、「こんなの」ばっかり見せられるのかと思うと、テレビも新聞もウンザリだ。もう、細かいことは書かん。日本語を解する者ならばその意図は読み取れるし、麻生氏が悪意を持っていないということもわかる。もう、マスメディアの持つ「麻生氏の舌禍」に対する「期待」が高いのはしょうがない。これからもあるだろう。

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