忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

速報(遅いけど)管直人再選

2010年09月14日 | 過去記事

最後の演説は笑わしてもらった。いや、管直人だ。八百長とはいえ、もう少しちゃんとせよセヨ。小沢は熱が入っていた(笑)。アレが怖いところなんだろう。

ところで、外国人が何人いるかわからぬ「党員&サポーター票」で大差がついた。さあ、これをどうみるのか。夏前の参院選で、目標にすべき数字よりも低い「54議席」を挙げながら44議席にしか取れなかった総理大臣と党執行部が勝利した。マスコミはこれを「よほど3ヶ月で首相を変えるのが嫌だった」という皮肉しか言えないのだろうが、残りカスのマスコミは「小沢主導を排して政治主導が始まった」と称賛することだろう。

そういえば今日、すでに気持ち悪いことがあった。昼のTBS を観た人はいるだろう。さあ、今日は民主党の代表選だな、と雑談しながら国民が昼飯喰いながらテレビを観ているとして、だ。特集があった。癌で亡くなった「山本孝史議員」の特集をなぜか、今日の昼間にしていた。民主党のマークを何度も大写しし「国民の生命のために自らが命を賭けた政治家」だと紹介していた。無論、そこはその通りである。問題はなぜ、今日なのか、である。

司会者とコメンテーターは二度「この方も民主党なんですよね」と言った。少しだけだが、当時の自民党、尾辻議員の哀悼演説が流された。今でも胸に来る名演説ではある。私はその演説を聞いたことがあったから、たしか命日は今日なんかではないと思い出していた。すると、VTRの中の尾辻議員は「今日は外は雪です。議員は痩せておられたから、寒くはありませんか?」と言った。そうだった。山本孝史議員の御命日は真冬である。

そして、その妙な違和感を抱いたまま代表選の中継を観た。両者とも「政権交代をみることなく、この世を去ってしまった仲間がいる」とお涙ちょうだいをやっていた。私は背筋がぞっとした。これからもまだ続く日本の政権は「このレベル」である。こういういことをする。つまり、政治主導など霞が関は鼻で笑っている。今日の管直人の原稿も、もちろん、どこかの官僚が書いたのかもしれない。途中、管直人はいろんな職業の人が民主党にはいる、といいたいだけで20個か、いや、もっとかの職業を羅列した。

言っている途中で自分が不安になり、周囲を一瞬みてしまってもいる。カメラは朝鮮学校の卒業式のように椅子に座っている民主党の議員を映していたが、やはり、笑っている者がいる。あそこは笑うのが普通、だ。代表選の最後の演説をして「誰かが書いたものを人前で読むだけ」ということを政治主導とは言わない。これから酷い世の中になる。備えよ。

2 コメント

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色々思う処が有り番組は視ませんでしたが ()
2010-09-15 01:03:32
先日、自称皆様の公共放送で核密約の若泉氏を取り上げた番組名が「愚者の楽園」でした。
朝からTVを点けるだび、相変わらずヤク中の男娼の裁判、韓国からの出稼ぎ芸人と問題点を一切取り上げ無い党首選を垂れ流す番組を見て、

あー、この四角い箱の向こう側こそが本当の「愚者の楽園」だと心底納得しました。

海保が尖閣で頑張っているのに殆ど報道に載らないなんて一体何を考えているのか...
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Unknown (久代千代太郎)
2010-09-17 12:01:32
>な さん

ほんと、テレビは酷いですから、体に悪いですよw真面目にみるもんじゃないですねw
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