画竜点睛

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夢うつつ

2011-09-04 | 雑談
昨日ベッドで目を覚ますとテレビがつけっ放しになっていて、見たことのない番組が放映されていました。どうやらベッドで横になっているうちに眠りこけてしまったようです。

目覚まし時計に目をやると3時半近くを針が指しています。少し前から時計の電池が切れ掛かっていて30分ほど遅れているので、実際には4時前といったところでしょう。

4時ということがわかっても夕方なのか深夜なのかも咄嗟に判断がつかず、寝入る前の状況もすぐには思い出せませんでした。自分の部屋の中にいるにもかかわらずどこかの異世界に放り出された気分です。

真っ先に思い浮かんだのが、あれっ、晩ご飯食べたっけ? ということでした。ご飯を食べたかどうかも覚えていないなんて我ながらどうかしています。

ベッドに腰掛けて何か知らない番組を意味もなく眺めながら、徐々に寝入る前の状況を思い出してきました。疲れたので途中からベッドに横になってサッカーの試合を見ていたこと。ロスタイムに得点して日本が勝利したこと。そんなことが遠い昔の記憶のように思い出されたものの、その前後のことがはっきりと思い出せません。どうやら晩ご飯を食べたらしいことはうっすらと思い出せたのですが、食べたという実感は戻ってきませんでした。

まあそんなことはどうでもいいとして、問題はこれからどうするか、です。テレビを見たあとブログの記事を書くつもりでいたのに、すっかり予定が狂ってしまいました。

仕方なくテレビを消してパソコンの前に座り、画面に表示された書きかけの文章を前にして考え込みます。数日来ひとところで思考が停滞し、なかなかそこから抜け出すことができません。思考に神経を集中しようとした矢先、別のところからこう訴えてくる声が聞こえました。「ああ、腹が減った。仕事にかかる前にコンビニでサンドイッチでも買ってこようや」。

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