蟹の目の里ブログ

蟹の目山、陶石山、大日山の登山口の蟹の目の里の紹介
旅、映画、本の紹介、四季の花、小屋づくりの経過などを発信します。

間に合った菅倉山の石楠花

2023年05月05日 20時09分54秒 | 登山
令和5年5月5日  晴れ

 恒例の菅倉山の登山より少し遅いので,もう終わりかなと思いながら登る。

 結論はまだ満開の所が山頂近くで綺麗に咲き誇り、大満足😊😊

 鶯の囀り、少し強めの春風、光を受けて緑輝くブナの葉 シェルターの

 石楠花、何年かぶりのベストのタイミングでした(笑)
















 今日は単独の方が二人、白山から連なる笈,大笠、奈良岳、奥三方、見越

 大門,ブナオ峠がくっきりと見えています。大日三山は千束谷上部に残雪が













 見える以外はすっかり春の衣装です。静かないい山でした😊😊











 
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般若ヶ窟 蓮如上人ゆかりの伝説あり

2023年05月02日 19時21分46秒 | 登山
令和5年5月2日  晴れ

 我谷ダムから丸岡へ向かう国道の簾滝が水を落とす近くに蓮如上人の

 般若ヶ窟とのかかわりを示す案内板(蓮如上人が平泉寺、豊原寺の排撃を受けて、隠れた窟)

 があり、ここから橋を渡り登りだす。
















 近くにいながら、なかなか機会がつかめづ、昨夜に現地確認済の山友にアドバイスをもらう。

 結果的には往復1,8キロ、岩壁は幅50m、高さ20m、すだれ状に水が落下し

 下部が奥深く6mくらいか? 深くひさしになり、蓮如上人像が安置されていた。

 大きな洞窟のようで落下する水の背後を廻ることができた。

















 登山道は橋を渡り、階段を上り左斜上するとすぐに左へ川を渡れば後は杉林に

 はっきりとした道が続き、杉林が途切れたところから藪が出だし、コース取りが

 少し迷うかもしれないが、基本は右の小谷沿いに登ればよく、窟手前に太い

 ロープが長く設置してあり、手繰りながら登れば目の前に大岩壁が突然に現る。

 赤符を多く下げたので問題なく行けると思います。

 幾つか山肌の斜面をトラバースするところは滑落に注意してください。
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鯖街道 針畑越え(根来坂)を歩く 76キロ 小浜から京へ

2023年04月16日 09時09分50秒 | 登山
令和5年4月13日~15日 晴れ、晴れ、雨


以前に計画したがコロナでお預けになり、今回Iさんの同行を得て、完璧なナビガイドで

迷いやすい林道の分岐や京の目的地にトラブルなく到着、感謝です。








(京はと遠ても十八里)と呼ばれた魚介類を運んだいにしえの商売道です。

小浜の人魚公園から鯖街道起点に歩きいよいよスタートします。天気はよさそうです。











市街を抜けるとこのあと京の鞍馬までコンビニは勿論、自動販売機が一台だけ見つけ、

幾つもの峠越え、多くの廃屋村、一日目は根来坂の峠で1000回目の登山となる写真を

とると。29キロ地点の古谷集落でちょっとした会話でおねーさんからジュース、コーヒー

の差し入れを頂きました。有難うございます。

近くの京都精華大学のキャンパスの桜満開の軒先でテント泊











2日目は52キロ地点の廃屋のひさしでテントを広げ、鹿の聲や谷川の水音でうとうと、

半眠半睡で雨の朝,オグロ坂を越え,八丁平の高層湿原を歩き雨に煙る北山杉の中を花脊峠に

出ると3日ぶりに車の往来が激しくなり、鞍馬に出る。途中車の窓から応援を受ける(笑)

後は気力を振り絞り、フラフラ歩きは普通の半分の歩み、午後1時40分、出町橋の鯖街道口

石碑に触れました。念願が叶いました。今回の歩きで感じたことは、熊からの杉の皮剥ぎを防ぐ

ビニールテープの幹に巻き付ける完璧さと、清流を生かした、釣りやキャンプの施設などが

印象にあります。廃屋が多く、独特の三角屋根のたたずまいや、春の花々の美しさは日本の

原風景を感じさせる素晴らしい旅でした。又、先人たちの小浜から京の市場まで鯖を背負い

歩いた生活力にも感動を覚えました。











根来集落でお会いした3人の方がこのガイド本の関係者で現地調査に出会いました。

素晴らしいガイド本を有難うございます😊😊


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福井県今庄の最奥集落広畑から三角点1037mの手倉山に登る

2023年03月06日 07時57分18秒 | 登山
令和5年3月5日  終日曇り

 加賀インターでIさんと待ち合わせして登山口の橋近くから8時に杉林を登りだす。

 しばらくで峠道と思われる明確な窪んだ道が現れる。尾根に出ても歴史のありそうな

 峠道は雪に消えるまで続き,いったいどこへ目指すのか興味深々、下山後麓の方に

 尋ねたが詳細は分からなかった。











 素敵なブナ林が緩やかな稜線漫歩、灰色の景色の中にも白亜の山並みが

 広がる。能郷白山、部子山と思われる山並み、今朝と思われる多くの踏み跡が先に

 伸びてゆく。目的の山頂は目印の類は一つもなく、先人の踏み跡は先の上谷山へと











 つずく。はるか先に県境の上谷山から左右に延びる稜線が広がり、左方向には

 夜叉が池を抱える山並みが広畑ダムの湖面を囲む。

 下山後集落を出たところで一団の登山者に会う。おそらく先行して方々と思われ

 上谷山から周回登山(15キロ)したのだろう。今回の山はもう20年近く前から

 一度はと思い詰めていた山。想いが叶い大満足😊
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まぼろしの北陸道からホノケ山732mに登る

2023年02月12日 21時50分18秒 | 登山
令和5年2月12日  晴れ 穏やかな一日

 本来は広野ダム手前の広野から手倉山に登る予定で車を走らしたが

 ナビを入れるのが遅れてあちこちさまよい時間が過ぎる。広野の手前に

 ホノケ山登山口の案内を見つけトンネル手前から歩きだす。










 900mで無雪期の登山口到着、この道は敦賀から国府の武生への古道(北陸道)

 の案内があり、にわかにテンションアップ、途中からは尾根に切り通しとと呼ばれる

 ジグザグの道(人馬の往来で6mもの深い道)がブナ林の中に延びる。











 途中には朝倉氏時代の一向一揆との戦いで敗走したサムライの自害墓もあり、

 ロマンを感じる素晴らしい登山道です。

 山頂からは敦賀湾が鈍く光り、目を転ずると大日山がはっきりと確認できます。











 近くには日野山が優雅な姿を見せ、存在感を示しています。積雪は50cmくらいでした。
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