令和2年12月26日 雪曇り
この利賀村は30年前に金剛堂山の登山口と訪ねて以来です。五箇山のインターから1時間余り、さすがに岐阜に近い富山の秘境、1m近い雪の歓迎でした。
駐車場にはまだ数台の車、飯を食べようとしたら、検温のチェックがあり、富山テレビが取材、 この細長い食堂は頑丈な創り、あの昔八ヶ岳の山小屋で見た火炎放射器のような強力な暖房があり懐かしい(笑)
ここのコロナ対策は万全でした。
間隔をあけて劇場へ、昔の体育館を改装したような段々の観客席、もちろん一つ空けの席に座り、始まりを待つ。舞台の左隅にいた人形が人間だと分かったのはしばらく後。
北島三郎の唄(天にひとつーの日があるよーに、このよにも、、、)の演歌が流れ
今日の演目(ニッポンジン、世界の果てからこんにちわⅡ)が始まった。
2時間、10数名の舞台が終わった。内容は難解であったが、劇団員の生の迫力には
圧倒された。このSCOTには料金はない。終わった後に志を入れるシステムであったが、気持ちを入れてきた。今日、この代表の新刊(演劇の思想)届いた。
鈴木忠志さんは81歳、私の若いころ、アングラ天井桟敷の寺山修司や唐十郎の名前は知ったいたが不覚にも鈴木さんの名前は知らなかった。
富山の過疎の利賀に演劇の舞台を創った思いをこの本から知ってみたい。