株式会社 渡辺住研 賃貸管理部

東武東上線を中心に約6,000室の賃貸物件を管理しております。
縁の下のちからもち。私たちが管理部です。

歴史②

2007-05-10 07:57:54 | Weblog
管理部の阿部です

今回は歴史シリーズの第2弾!ってことで

賃貸の需要が拡大した時代についてです

賃貸の需要が一気に拡大した時代があります

第2次世界大戦が終わりを告げた昭和20年のことでした。

戦争に負けた形の日本にとって、

戦災による住宅不足はかなりのものだったからです。

しかし、当然のことながら資材が不足しています。

深刻な住宅難となりました

戦時中疎開していた人たちが戻って来て、東京は人口が急激に増加したわけです。

賃貸の部屋代は一気に高騰しました。

東京だけではありません。

全国的に住宅不足となっていましたから、

いろいろな建物を住宅用に転用して使われたりもしたようです。

賃貸の物件不足は戦後数年続きますが、

農地解放によって土地を手に入れた人たちが賃貸の住宅、

いわゆる借家を建て始めました。

農地解放は、昭和22年から昭和24年までの3年間で、

地主と小作人(注1)の関係を解消したのです。

つまり、地元に住んでいない地主の小作地のすべてが国によって買い上げられ、

実際に小作人として農地を耕していた農民に売り渡されたのです。

これによって、約8割の小作地が農民に解放されたということです


注1:小作人 こさくにん
地主から農地を借りて,農作物をつくる農民。農地の使用料(小作料)として,とれた農作物の一部,または現金を地主におさめる。日本では,第二次世界大戦前は多くの小作人がおり,高い小作料を地主におさめていたが,戦後の農地改革によって小作人は非常に少なくなったそうです

戦後は物件不足だったんですね~

続きはまたの機会に


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