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こんにちは渡辺住研管理部です
みなさん、いろいろな場面で署名を求められることはありませんでしょうか?
本日は「署名」について
☆署名とは・・・
署名とは本文に「本人」自らが、氏名を「手書き」で書くことである。
☆記名とは・・・
記名とは、氏名を本人以外の者が書いたり、ワープロや印刷することです。
領収書や手形などに使用されるサイン判も記名に当たる。
☆署名と記名捺印
法的には、日本は「署名主義」を採用しましたが、明治33年に「商法中署名すべき場合には記名捺印をもって署名に代える」旨定めて「署名もしくは記名捺印」として、署名と記名捺印は、法的に効力が同じです。従って、争いになったときは、署名の場合は捺印がなくても有効になりますが、記名の場合は無効になります。
☆では署名の場合に捺印をしているのはなぜでしょう??
署名の場合、法的には捺印の必要はありませんが、後から「判がないのは確定的・最終的意思表示がないからだ」といわれる恐れがあるからです。
☆実印と認印
実印は公的に登録された印であり、認印はその他の印です。実印は印鑑証明によって公的に証明されます。
契約書には原則として実印を捺印する必要はないが、連帯保証人の場合は連帯保証を確かにする意思をもっていることを確認する意味で実印を捺印してもらう。賃貸人本人は契約によって賃貸住宅を使用する権利を得ますが、連帯保証人には得るべきものがなく、義務を負うだけの立場だからです。
・・・捺印のない署名でも有効となりますので、安易にサインをせずに、内容をよく確認して署名をしましょう