12時、FP1(フリー走行1回目)が始まりました。
あいかわらず雨は降っています。
ピットガレージはピットレーン出口(向かって左)に近い方からメルセデス、レッドブル、フェラーリというように昨年のコンストラクターズランキング順に並んでいます。
私たちはホンダ製パワーユニットを搭載しているレッドブルとアルファタウリ両チームを応援しています。
4人いるドライバーの誰推しということもないのですが、レッドブルのフェルスタッペンが一番速いのでレッドブルのピットの前の席を希望していました。
しかし人気も一番なのでそのあたりの席は取れず、グランドスタンドのちょうど真ん中あたりの席になりました。
アストンマーティンの目の前、アルファタウリが隣りで近いです。
アルファタウリも応援しているチームなので結果オーライです。
グランドスタンドのいいところはピット作業も見れることです。
角田裕毅!
こっちを向いてエンジ色のキャップをかぶっている小柄な青年が彼です。
小林可夢偉以来7年ぶりの日本人ドライバーです。
角田は2021年からF1に参戦していますが、昨年は新型コロナの影響で日本グランプリは中止となり、今年初めて母国グランプリを迎えました。
本人もファンもこの日を待ちに待っていました。
マシンに乗りこむ時もカメラがたくさん。
母国グランプリの初走行ですから注目されています。
雨だとあまり走らないものですが、早々にコースインしたのはファンサービスもあったと思います。
さて、日本グランプリは始まったばかりですが、ここで私にとってこの日本グランプリ最大の事件が起こります。
な、なんと!
国際映像に映りました~!
F1はオリンピックと同じように全世界に同じ映像が生中継されます。
そこに私が映ったんです。
ホントは動画をアップしたいんですが、動画は顔のモザイクがどうにもうまく入れられなくて(アプリも使ったのですがどうしてもチラチラ顔が映っちゃって)切り取った画像となります。
この角田裕毅の鈴鹿での初走行シーンの後。
観客席で手を振る私です。
隣りはC氏、その隣はB氏、D氏は気づくのが遅れて最後ギリギリで映りました。
これが全世界に流れたんです。
時間にして5秒ぐらい。
どうやって映ったかというとですね。
この時は初日でフリー走行が始まったばかりの時間帯のため、観客席はまだ空いていました。
私が角田のマフラータオルを持っているのに気付いたカメラマン(外国人)が私に向かってカメラを構えました。
すぐに手を振る私でしたが、1~2分はカメラに向かって手を振り続けていたでしょうか。
なかなかビジョンに映らないので諦めて手を下ろそうとすると、カメラマンが手を振り続けてくれとジェスチャーで指示してくるのでまた振りました。
どうやら角田の走行シーンからの流れで角田ファンを映すためタイミングを待っていたようです。
そして見事国際放送に映し出されたわけです。
別エリアで大型ビジョンを見ていた友人は私が手を振っているのに気づいて思わず「あっ!」と声を上げたそうです。
そしてすぐに「国際映像!」とLINEが来ました。
場内実況では「ご機嫌な角田ファンですね」とのコメント。
DAZNでは「角田の鈴鹿でのファーストラップ。それを迎え入れるファンたち」とのコメント。
フジテレビNEXTでは「思いを伝える。この時を待っていた」とそれぞれコメントがありました。
これ、ほんとタイミングなんですよ。
どの映像を使うかは別室にいるディレクター次第なので、カメラマンはとにかくいい被写体を探して撮り続けます。
そしてたまたま角田が走行した時に映っていた角田ファンの映像を採用してくれたわけです。
実は翌日土曜日にもカメラマンが私たちを映してくれたのですが、残念ながらそれは採用されませんでした。
カメラマンはイヤホンを指さしながら「指示が来なかったからゴメンネ」というようなジェスチャーをしていました。
角田ファンといっても私は正直に言うとそこまで熱心な角田推しというわけではありません。
先ほども言いましたが、ホンダ製パワーユニットを搭載しているレッドブルとアルファタウリ両チームを応援しています。
レッドブルの方が速いのでこのブログもフェルスタッペンの話ばかりしているし、この日も実はレッドブルのTシャツを着ていました。
しかし寒かったので上着になる応援ウエアはアルファタウリのパーカーしか持っていなくてたまたまアルファタウリを着ていました。
そしてレッドブルのキャップを持っていましたが太陽が出ていなかったためたまたま被っていませんでした。
応援グッズであるマフラータオルは、角田、レッドブル、ホンダと3枚持っていますが、当初は初日はレッドブルのマフラータオルを持って行く予定だったんです。
でも荷造りしている時になんとなくやっぱり初日は角田のマフラータオルにしようかなと思い変更しました。
とくに意味はありません。
それでたまたま全身アルファタウリ仕様のスタイルになったわけです。
ほんとたまたまです。
カメラマンからしたらアルファタウリのパーカーを着て、角田のマフラータオルを持っている観客がいたら、それは角田ファンだと思いますよね。
まぁ一応ファンといえばファンですが。
角田の鈴鹿での初コースインというタイミングも良かったと思います。
日本グランプリなので日本人ドライバーはいつもより多く映りますが、その最初の走行シーンですからね。
注目の場面です。
放送を録画した方がいましたら、FP1の角田のファーストラップのシーンをご覧ください。
私が映っています。
顔バレしちゃいますね。
私はフジテレビNEXTを契約しているのですが、翌週金曜日のF1GPニュースでもこのシーンが映りました。
DAZNの公式ツイッターでも使われたし。
いや~良かった。
最高の思い出になりました。
ありがとうカメラマン。
ありがとう角田裕毅。
これからもっと応援します。
その後やたら角田裕毅を撮りまくる私。
ところでせっかく国際映像に映ったことだし、アルファタウリ(イタリア)にメールを送りました。
「鈴鹿で角田のファーストラップ中に映ったのは私です。記念にサイングッズくれませんか?」と。
ちゃんと返信が来て、角田のサイン入りのポストカードのPDFが添付されていました。
原本がほしかったけどまぁそれは無理ですよね。
これもいい記念になります。
ありがとうアルファタウリ。
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