クスコは標高約3400m、
ラパスは約3650m、
ウユニ塩湖は約3660m。
場所によって多少の誤差はありますが。
ラパスは市内を基準にしているようで、
空港があるところは4000mを超えます。
これらの場所では高山病の危険があります。
高山病の予防としては低地から徐々に高地に慣れていくのが
一番いいらしいのですが、私はペルーに到着後、
飛行機で一気にリマ(20m)からクスコへ移動します。
富士山と同じぐらいの高さまで一気に上がるわけですから
それで高山病になる人が多いようです。
そこで私は初日はクスコは通過するだけで滞在せず、
オリャンタイタンボまで移動することにしました。
オリャンタイタンボは標高約2800m、
ちなみにマチュピチュは約2400mです。
「高山病は2400~2500m以上の高地で発症する」らしく、
オリャンタイタンボも条件にはあてはまるんですけど、
オリャンタイタンボで高山病になる人はあまりいないみたいで。
2500m級で十分慣れてから、その後
クスコ、ラパスそしてウユニ塩湖と高地に滞在することにしました。
高山病は頭痛、吐き気、めまい、呼吸困難など。
ひどいと命の危険もあります。
軽い症状なら横にならずにイスなどに座って休むといいとか。
街なかの酸素ステーションに立ち寄るという手もあります。
でも、できれば高山病にかかる前に予防したいですよね。
走らない、大声を出さない、お酒やタバコは控えるのが基本。
お酒はダメですか~
あと高山病予防の薬があるらしいです。
でもそこらの病院では処方してくれません。
普段病院へ通っているのですが処方していないと言われました。
ネットで調べると処方してくれる病院はかなり少ないです。
私が住んでいる市内は1ヵ所のみ。
近隣では隣りの隣りの市に1ヵ所しかありませんでした。
市内は大きな総合病院なので、紹介状がないと、
医療費の他に選定療養費(5400円)なるものがかかるそうです。
高山病予防薬は保険が効かないので薬代は実費です。
少しでも安い方でと、わざわざ隣りの隣りの市の
個人病院まで行ってきました。
これが高山病予防薬「ダイアモックス」。
10錠で3240円。
診察料や処方箋代も込みでこの金額なのでまぁ良しとしましょう。
基本は1回1錠、1日2回服用ですが、
トイレが近くなるとか手足が痺れるといった副作用が出る場合も
あるので、1回半錠でもいいと言われました。
様子を見て飲んでねと。
効果のほどはまた後日報告します。
今回は予約するものが多くてなかなか大変でした。
予約せず現地でもなんとかなるものは現地手配にしたかったのですが
ワイナピチュやペルーレイルなどは売り切れの場合がありますから。
というかワイナピチュは確実に売り切れます。
大変さに追い討ちをかけたのが引っ越しです。
旅行に出発する9日前が引っ越しだったんです。
何もそんな時に引っ越さなくても思うでしょうけど…
早く引っ越したくても新居の都合もあり、
こんな余裕のない日程になってしまったんです。
旅行の荷物が引っ越しにまぎれてどこかへ行ってしまうと
困るので早くから荷造りして、自分の車に入れておきました。
予想通り、7月はバタバタかなり忙しかったです。
引っ越しもなんとか無事に済みましたが、
新居での荷解きはほとんど手をつけないまま
旅行へと旅立ちました~