「口にすれば夢は実現する」
っていう言葉が好きではありません。
まぁ、さっき澤選手の話をTVでしてたからなんですが。
(「今年は優勝する」と言って優勝した」)
澤選手は、「今回優勝しなければいつ優勝するんだ」と思ってた。
と言われてましたから、澤選手は手段として正しい選択をしたと思います。
問題はそれを聞いて安易に、
「口にすれば夢は叶うんだ!」と思っちゃうことですよね。
澤選手は、準備ができた上であとひとつ後押しをする意味で、
「目標を口にする」という手段を選びました。
9割できているものを10割にするための手段としてそれは正しいと思います。
(手段としては「調味料」に属する手段ですからね)
しかし、1割しかないものが10割になったりはしません。
(調味料9割で料理ができないように)
そして、全然足りない人はこの言葉に飛びついちゃうんですよ。
少なくとも、この言葉は責任ある人が使わなければ意味のない言葉です。
自分に言い聞かせなければ「自分の」夢が実現できない意思薄弱な人が
使うべきではないんじゃないかと思います。
黙って毎日石を積んで、まぁ7割まで行けば勝負する価値はあると思いますけど。
そこまで行っていないなら、信用なくすだけですから黙っておくべきだと思います。
口にして成功するより、口にして焼け野原になる人の方が圧倒的に多いので、
そろそろ安易に勧めるのはやめて頂きたいなぁと。
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