極楽往生日記

 葬式無用、戒名不用。

ファンファーレバンド

2006-04-15 | 他の音楽日記
某所でファンファーレバンドの話が出てたので、
今日はその話題をw



大編成の管楽器合奏には幾通りかありますけれど、

・吹奏楽(ウインドバンド)
・ブラスバンド(金管バンド)

の2つがわりとメジャーだと思います。
しかし、世界では

・ファンファーレバンド

という形態も、主にヨーロッパで発達しています。



ウワサだけは聞いたことがありましたが、一体どんな編成
なんだろうなぁと漠然と思っておりました。

Ebビューグル(フリューゲルホルン)
1stビューグル(フリューゲルホルン)
2ndビューグル(フリューゲルホルン)
3rdビューグル(フリューゲルホルン)
ソプラノ・サクソフォーン
アルト・サクソフォーン
テナー・サクソフォーン
バリトン・サクソフォーン

1stトランペット
2ndトランペット
3rdトランペット
1stフレンチ・ホルン
2ndフレンチ・ホルン
3rdフレンチ・ホルン
4thフレンチ・ホルン
バリトン
ユーフォニアム
1stテナー・トロンボーン
2ndテナー・トロンボーン
バス・トロンボーン

Ebバス
Bbバス
パーカッション

以上のような編成のようです(写真
※ちなみにウィキペディア間違ってますね。
 EbピッコロトランペットではなくEbトランペットです。
 ピッコロ扱いなのはF-G管からのはず。
 オクターブ下のものはEbアルトトランペットです。


ブラスバンドよりも吹奏楽に近い、フルート、クラリネットの
替わりにフリューゲルを用いた編成のようです。
写真の通り、セッティングも吹奏楽にかなり近いですね。

ドイツの吹奏楽では、サックスの替わりにロータリーフリューゲルを
用いることもありますが、ファンファーレバンドが
こんなにフリューゲルを用いる編成だとは思ってませんでしたよ...

てっきり、サックスが前列を埋め尽くす編成なんだと思ってました。
(フリューゲルは後列でソロ楽器扱いでねw)


先日、某オークションでソプラノビューグルが
出てたんですけれど、軍資金不足で諦めました。
買っとけばよかったなぁ..._| ̄|○
(いや、ファンファーレバンド立ち上げる気はないんですが...w)



世界にはまだまだナゾの演奏形態があるんでしょうね。
ファンファーレバンドについてはまた詳しいことが
わかればレポートしますv



追記:
ウィキペディアのブラスバンドの解説も間違ってますね。
和声を担当するのはフリューゲル、テナー、バリトン
の各ホーンセクションで、旋律を支えるのがユーフォニアム、
サウンドに彩りを添えるのが直管のトロンボーンです。
フリューゲルはソロを担当することも多いですが。

また、コルネットは確かに3声が基本ですけれど、
前列(Frontrow)が旋律、後列(Backrow)が伴奏という住み分けです。
(もともとはね)

前列:旋律
 ソロコルネット(Bb、4人)
後列:伴奏
 ソプラノコルネット(Eb、1人)
 リピアノコルネット(Bb、1人)
 2ndコルネット(Bb、2人)
 3rdコルネット(Bb、2人)
後列は、ソプラノとリピアノがセットですから、
後列(伴奏)だけで3声組んでいますね。

曲によっては、ソロ・ソプラノ・リピアノで1パート、
2ndで1パート、3rdで1パートの3声を汲むことも多いです。

まぁ、これは異論があると思いますので参考まで。