極楽往生日記

 葬式無用、戒名不用。

戦争レクイエム見たいぞ。

2004-07-31 | 英国音楽日記

 渋谷のアップリンク(というところができたんですかね?最近東京行ってないのでわかりませんが。)で、8月15日、22日の21:00から、デレク・ジャーマン監督の未公開映像作品『ウォー・レクイエム』が上映されます。これは、イギリスの作曲家ベンジャミン・ブリテンのウォー・レクイエムを下敷きにして作られたもので、バックにはブリテンの自作自演の演奏が流れます。おお。



見に行きてぇ~。


...まぁ絶対にムリだけれども。
(演奏会と仕事じゃっちゅーねん)


ちなみに、ここから予告編が見れます。(要リアルプレイヤー)

 なぜ見に行けないのにこんなところでうだうだ解説してるかといいますと、ご近所なのにこの情報をご存知ない方がいらっしゃったらいけないと思ったからです。お暇な方はぜひどうぞ。¥1,000の1ドリンクつきみたいですよ。さらにこのページをプリントアウトしていくと¥300割引だそうです(笑

...あり?こっちでは場所が違うし10/4~10/31の1日4回上映になっとるなぁ?
まぁ、行ってみて下さいませ<>

 ちなみに、キャストには、ウォルトンの映画音楽で有名な、「ヘンリーV世」「ハムレット」「リチャードIII世」を製作、監督、主演した、ローレンス・オリヴィエの名前が見えます。この作品がオリヴィエの遺作だったんですね(1989年没)。

 この作品は十数年お蔵入りだったようですが、オリヴィエが亡くなった翌年には湾岸戦争が起こり、この作品が上演される現在は湾岸戦争の再来であるイラク戦争の真っ最中です。なにやってんだよほんとにもう。って感じですね。



オリヴィエさん、僕達はいまだにこんなことをやっています。


先週と今週のNHK-FM(泣

2004-07-29 | 雑感、モバイル

 なんだか紹介を書く前にすでに1週間以上経過してしまいました。
さて、先週は何があったんでしょうかね。

...な、なにもないですか(汗;

 さてでは今週は?
あ、今日14:00からのミュージックプラザでディーリアスのチェロ協奏曲があります。
演奏はデュプレ/サージェントです。

...て、そんだけですか(汗;

 しょうがないなぁ。来週に賭けよう...





うむぅ...

2004-07-27 | 英国音楽日記

 最近忙しくてこちらが更新できていません...

 英国音楽ネタ的には現在、P.グレインジャー編曲/D.ライト補作の
「デリー地方のアイルランド民謡」(通称ダニーボーイ)
を聴きながら仕事をしております。

 演奏は映画「ブラス」で有名になったグライムソープ・コリアリー・バンド、
つまりブラスバンド(=金管バンド)でございます。
うーん、ソプラノコルネット(inEb)上手いよなぁ。

 まぁ、このソロ吹くハメになりそうなんで聴いてるんですが...(怖



藤倉 大さんII

2004-07-19 | 現代音楽日記

 昨日書いた藤倉 大さんについてもう少し。

 武満徹作曲賞の2位をとられた、「Calling Timbuktu 」なのですが、どうもポール・オースターの書いた、「Timbuktu」(1999年作品)に想を得ているようですね。

 それはそうと、このポール・オースターとても面白そうなのですが(笑
例えば、オーギー・レンのクリスマス・ストーリーとか。


買ってみようかな。


「Timbuktu」の訳本が出たら、藤倉さんの作品を聴きながら読んでみたいですね。
(原文で読む根性はなし)


P.S.「Calling Timbuktu」聴きたいなぁ。
  イギリス在住だからイギリス音楽ってことで(笑
  ジョージ・ハンデルみたいなものですかね。


藤倉 大さん

2004-07-18 | 現代音楽日記
 今、芸術劇場で、昨年の武満徹作曲賞で2位を獲った
藤倉 大さんが取り上げられてました。(もう終わっちゃいましたが)

へえ、イギリス留学中なんですね。
イギリスでの新作初演の様子が流れています。

27歳ですか、若いなぁ。

ちなみに、武満徹作曲賞2位入賞の時の審査員は、藤倉さんの師匠の
ジョージ・ベンジャミン氏だったりします。



P.S.ちなみに、受賞時にはまだ師事されていなかったそうです。
  受賞がご縁になったんですかね?


シュニトケの交響曲第1番

2004-07-15 | 現代音楽日記
  某所で話題になっているので、あらためて聴いてみました。

 あいかわらず1楽章冒頭はかっこいいですね。特にいきなりのっけから好き勝手吹きまくるらっぱ。めまいが起きそうです。シュニトケ本人は「unreal beginning」だと主張しておられるようですが(笑)。チャイムががんがん鳴る中らっぱ奏者が出てきて勝手に吹いて、すぐにどやどやオケの連中が入ってきてこの連中も好き勝手して、結局指揮者が出てきて止めるまで好き勝手にしています。ほんとにもう。この後も相変わらずの調子ですが、やはりこの楽章はこの冒頭に尽きます。

 2楽章はバロック風に始まりますが、すぐに怪しくなります。

 3楽章はねむいです(いいかげんだなぁ)。

 4楽章は、思い切り演歌で始まって、やっぱりすぐ怪しくなって(笑)、その後お祭りのタイコみたいな部分をはさみながら、途中にヴァイオリンのおけいこが入ったり、なんだかミョーな大団円チックなところをはさんだりしながら、結局最後はヘンに終わります。(やっぱり)

 この曲は、聴いてるとアイヴズを思い出すのですが、アイヴズがたぶん本気でこんな曲を作ってるんだろうと思わせるのに対して、シュニトケはどことなくナルシストのような、自分が綺麗であることを知っていて、それを最大限に利用しているような、そんな淫靡な雰囲気を感じさせます。(シュニトケさんごめんなさい。)

 面白いです。聴きやすさでは交響曲第2番のほうが上でしょうけれども。

 お話のタネに、一家に一枚いかがでしょうか?(笑

 ちなみに写真は、Gennady Rozhdestvensky指揮Russian State Symphony Orchestra(Chandos)です。1996年録音のライヴ盤です。


今週のNHK-FM

2004-07-13 | 雑感、モバイル
 って、先週も今週もなぜか火曜日に更新してますが...(汗;

 今週もあまり英国物はないですね。あ、今日13日の朝6:00から、バロックの森で英国の古楽を取り上げるようです(タリスのオルガン曲、ヘンリー8世、ハンデル等)。まあ、終わってしまってますが(笑

 マニアなところでは、14日(水)の19:20から、ベストオブクラッシックにて、オイロス・アンサンブル・クインテットの演奏会の模様が取り上げられるんですけれども、その中に、アーノルドのディベルティメントが入っています。たぶん、木管三重奏曲の、「ディヴェルティメント 作品37」のことだと思うのですが。これ、面白いです。
 最近吹奏楽業界のごく一部ではやっています(笑)。その他は、フランセの四重奏曲等をするようです。

 あとはずっとなくて、日曜日の15:00から、海外クラッシックコンサートにて、メータ/ウィーンフィルの演奏会の様子が取り上げられます。冒頭は、チェルハの「バリトンと管弦楽のためのバールの歌」です(歌うんですかね?)。その後18:00からは、「現代の音楽」にて柴田南雄さんのオーケストラ作品等が3つ取り上げられます。

 しかし、英国音楽と現代音楽しか触れないブログって、うちくらいだろうなぁ...。

 
 フランス音楽と現代音楽だけってのなら納得できますが。
 とはいえ、今はとりあえずラヂオ聴く時間がほしいです...(泪


今週のNHK-FM

2004-07-06 | 雑感、モバイル
 
 なんだかちょっとぱっとしない印象が...
もちろんあくまでも個人的見解ですが。というより、イギリスものがあまりないです。

 今日のベストオブクラッシックは安楽真理子さんのハープリサイタルだったんですね。残念。聴き損ねました。キャプレの「赤死病の仮面」聴きたかったんですが。

 8日(木)の夜19:20からは、ベストオブクラッシックのセレクションで、ハーディング/マーラー室内管ですね。ベートーヴェンプロです。去年の来日公演の模様のようです。

 9日の朝は、6:00からバロックの森で、ハンデル(笑)特集です。1曲目はソプラニスタの岡本知高さんの歌うアリアですか。岡本さん、頑張って下さいね。応援してます。夜19:20からのベストオブクラッシックは、コリン・ディヴィス/LSOで、「火の鳥」です。時間的に1910年版ですかね。これはこの間の京都の演奏会からのようです。

・・・なんてつらつら微妙な接点なものをあげなくちゃいけないほど英国物がないです(涙
もう少し放送してほしいなぁ...

ちなみに私が今週一番気になっているのは、11日夕18:00からの
「現代の音楽」の、リンドベルイ作品展から、です。
クラ協がメインみたいですね。聴くヒマあるかな...


 

サンダーバード

2004-07-06 | 雑感、モバイル
 
いまコ○コーラのペットボトルに、
サンダーバードのフィギュアがついている、とのことなので
買ってみました。

ほんとは2号をねらってたのですがFAB1?でした。残念。

それはそうと、日本語版のサンダーバードのテーマ音楽って、
海外版のものより長くて旋律も違う気がするのですが。

日本語版って、途中にトリオみたいなところがありますよね。
どうしてなんでしょう?
ナゾだ....



朝の英雄たち

2004-07-01 | 英国音楽日記
 
ほすぃ。

どうしてもほすぃ。

 数年前からずっとブリスの「朝の英雄たち」が欲しいなあとおもっているのですが、
先年東京に行ったとき予算の都合で泣く泣く購入リストからはずし、
その後友人に頼むと、「買ってきて」「なかったよ」という応酬が続いています。

 この時一緒に外したフィンジのハーディ歌曲集は、
おんなじ状態が続いたあげくに結局イギリスで買って帰ってきました。

 ネット購入はどうしてもイヤなので、悶々としています。
近所のタワーもヴァージンも英国系はさっぱり...

ほすぃのぅ。