極楽往生日記

 葬式無用、戒名不用。

桜の木になろう(PV)。

2011-05-29 | 極楽往生日記


あいかわらずけったくそ忙しい日々ですが皆さんおげんきでしょうか?
自分的に5月はいつも卒業シーズンでございまする。
(あいやそういえばみんな卒業しちゃったねみたいなディレイ効果)


で、卒業モノをようつべで流しながら深夜作業をしておるわけですが、
今年2月発売のAKB48「桜の木になろう」のPVが意外にいいなと。

いや別に

ファンなわけではない

んですが。(でもスカートひらりは好き


ストーリーはこのへんでどうぞ<(_ _)>


で、リンク先でも話題になっているように、映画監督の是枝裕和さん
PVの監督をなさっているわけですが、割と重いテーマを扱ってます。
(最後背中を押すシーンで「日和ったなテメー!」と思わなくもないですがそこがPop)

で、扱ってるテーマは「生死」ではあるんでしょうけれど、それよりも、
「流れる時間」と「止まった時間」なんじゃないかと思うわけですよ。

松井珠理菜が亡くなってから時間が止まっている前田敦子。
毎年墓参りをしている仲間たちの人数も減っていく。
今を生きる友人たちと時の止まった友人の間の仲立ちをする大島優子。
前田敦子は白い服を着てくる友人(こじはる?)に八つ当たり。
「靴は黒にしてきたのに...」


そういう問題か。


皆から少し遅れて歩く前田敦子。
松井珠理菜の自宅を皆で訪問し、帰り際笑って見送る両親。
歩いていく5人(+松井珠理菜)
時間が止まったままの両親。


いやシュークリームは2個食うだろ


学校を目指す道すがら道路わきに花(交通事故死ということですか
おばあちゃんの異変に気付く最後尾の前田敦子。
ともちんが遅れるのは今が充実しているからか(後で出てきますね

学校を訪れるも一人離れる前田敦子。
皆は(たぶん)写真集に松井珠理菜を見つけ無言に。
そして校舎を出ると、皆は校庭の桜の木の下に昔のままの松井珠理菜を見つける。

帰り際のバスの中、海のそばを通り皆がはしゃぐ中一人佇む前田敦子。
そこに松井珠理菜の幻影(回想)を見つけ、真顔の前田敦子をバックに
音楽が流れ始める。笑顔がこぼれそうになった瞬間画面が切り替わり
松井珠理菜との2人の回想シーンへ。


この笑顔がこぼれそうになる瞬間


がいいんですよ。これは絶対に狙って撮ってます。
(気付いていなかった人はぜひ目を皿のようにして見てくださいね)
これがきっと、「時間が止まっている人」から「時間が流れている人」に変わる瞬間
なんだと思うんですよね。

ここから先は普通にPVですので割愛。
ラストの解釈はそれぞれでしょうし、それでいいんじゃないかと思います。
(普通はファンだったらここからが嬉しいんでしょうけど...)
ただ先ほども出たともちんだけ、松井珠理菜が触れずに去ります。
これが元で松井珠理菜は現実を卒業していくんでしょうね。

この後両親を描かないところがまたPopで素晴らしい。
(ショート版PV作ったらストーリーわかんなくなりますしね)
前田敦子の笑顔を描くまでが監督の勝負どころだったんだろうなと。
(これで更に時間が止まったままの両親を描くと重くなりすぎますから)

引きずっていることが「いい」とか「悪い」ではなくてそういうものなんだと。
たとえ止まった時間も、いつかまた動きだすんだと。




監督は私の10歳年上ですね。

こういうのを見ると、やはりたくさんの人に何かを訴えるにはPopなだけでも
真剣なだけでもダメなんだなぁと感じます。

いけないいけない。精進精進。



AKB48『桜の木になろう』高画質完全版PV(左右反転)



馬鹿とかキチガイとか仕事やめろとかもう用無しとか云うな

2011-05-08 | 極楽往生日記



おおおおおおおおお...


炎上ダダ漏れに対する「そらの氏」のコメント



馬鹿とかキチガイとか仕事やめろとかもう用無しとか云うな
                    ksorano 2011-03-04 06:20:02



キミそのタイミングでそのセリフはギャグとしか思えんぞ...>ksoranoさん


仕事を失敗しながら覚えていくってのはある程度仕方ありませんが、
このレベルでやばいことがわかっていないのは会社の看板しょって
外に出しちゃダメレベルでしょう...(なんか自分の背中が薄ら寒いですが...

経緯がわからない人はとりあえずこのあたりで。


個人的にはケツダンポトフとかそらのさんとか好意的に見てたんですが、
ちょっと今回の件は致命的でしょうね。

馬鹿とかキチガイとか仕事やめろとかもう用無しとか云うな

というのが自分の立場なら理解できるのに知人が他人に言っているのが悪いと
いうことが理解できません。



ってことですからね。それでオープンだからいいよね!って言われても。
オープンだからいいのならtwitterだって(ほぼ)オープンなんだから
言い返せばいいでしょうに。

もしこれがお家芸炎上マーケティングの一環なら和解金を広告宣伝費で落と(ry





前うちでも話題になっためがねおうさんはいいんですよ。
「どうなっても構わないこれが俺だ!」的な人だと思うので。
(で、いろんな意味でどうにかなってしまうと。)

単に対処する側が、

「お茶置いときますね旦」

で済んだ話だと思うんですがね。
というか誰か途中で詭弁のガイドライン貼ってやれよ...
フォロワー何人か知りませんが誰か知ってるだろう...



今まで培ったリソースをまたついったーで作り直すんですかね。
なんと無駄な...



ただ、「自分が知っている知識を若者が持っているとは限らない。」
というとても当たり前なことを強く再認識させてくれた一件ではありました。
とはいえそっからスタートすんならどんだけ教えりゃいいんだよ...orz


責任とは負いたくないものでございますなぁ。
源氏物語の41帖「幻」を読み返しているところなので余計しみじみと思われます。