極楽往生日記

 葬式無用、戒名不用。

プロムスを聴いています。

2004-08-28 | 英国音楽日記

 でも、せっかく職場にリアルプレーヤー入れたのに、なぜか今日は
自宅で聴いています。(イミなし)まぁ、いいんですけど。

 で、現在ラヴェルの「鏡」から「鐘の谷」(P.グレインジャー編)
を聴き終わって、マクフィーの「タブ・タブハン」を聴いています。
ラヴェルの「鐘の谷」は、当然ピアノ原曲のほうは知っていますけれど、
グレインジャー編の方は聴いたことがありませんでした。だいたい
ラヴェルの曲をグレインジャーが編曲しているというあたりからして、
頭の中では、「(?。?)」なモノが渦巻いております(笑

 聴いた感想としては、前半と後半は「なるほどう。そうだよねぇ」
といった感じでしょうか(ぉ。 中間部の弦が旋律を歌うところは、
思いっきり英国の管弦楽曲
みたいで楽しかったです(笑。 これもっと演奏されないかなぁ。
アシュケナージさん、アルフテルの編曲とか使ってる場合じゃないですよ。
あ、でも「ぷーくらんの墓゛」で「フーガ」を入れるのは大賛成です。(←好き

 とかゆってるあいだにタブはんも3楽章。1楽章の後に拍手が入り
ましたが、一瞬「あり?そんなに短かったっけ?」と思っちゃいました。
いやぁ、面白い曲ですよね。これ。日本のお祭りの音楽にループをかけて
演奏しているみたいです。(あり?ガムラン音楽を基にしてるんじゃぁ...

 前に聴いたときは、すごくアメリカアメリカした曲だなぁと思いましたが、
(まぁアメリカのオケが演奏しているので当たり前ですが)BBCが演奏すると
少ししっとりした風情になりますね。ただPCの音量があまり上がらないので、
そのせいでしっとり感じるのかもしれませんが。けっこうお国柄が出る曲
なのかもしれません。

 さて、アダムスも聴きたいのですが、残念ながらあまり時間がありません。
「ハルモニウム」は結構好きなので、気にはなるんですが...

 誰かヒマ余ってませんか?1時間100円くらいで売ってください。(やすっ




マウスピース。

2004-08-28 | 他の音楽日記

 ※本日はマニアな内容を含みます(笑

 特注していたEbコルネット用のマウスピースが届きました。
私はEbコルネットはヤマハ製のものを使用していますが、
ヤマハ以外の市販のマウスピースではピッチ=442Hzが維持
できないため、様々な方策を試しましたが、最終的に特注を
決心しました。

 特注先は、Toshi TP Atelier様です。

 BbコルネットとBbトランペットではバックの5Vを使用して
いるので、そのコピー及びEb管用の調整をお願いしました。

具体的には、
・20gの重量増加
・マウスピース全長の短縮
・全長短縮に伴うバックボア調整
・カップの深さを0.5mm浅くする
・外観をジェローム・カレのアコースティックモデルに近いものにする
等です。最終的なバランス調整は一任しました。


 で、今日ついにその商品が届きました。

 いそいそと家に帰って、さっそく試奏。

おぉー!これこれ!

 予想以上の出来栄えです!
私は基本的に深めのマウスピースを使用しているので、ハイノートの
ピッチが下がり気味なのですが、そんなところはほとんどなく、むしろ
少し高めに出るくらい!をを!素晴らしい!

 それに、5Vで吹いている時には、カップの深さの都合で鳴りが悪かった
High-Esの音も、きちんと鳴るようになりました。(って、もちろんばてたら
出ないですけど〔笑)

 低音もきちんと鳴りますし、非常にバランスのとれたマウスピースができた
なぁ、という印象です。

 ただ、欲張ってBbコルネットでも使えないかなと思い使ってみましたが、
今一しっくり来ませんでした。やはりEbコルネット用と注文を出しておいた
だけのことはあります。さすが職人!吹奏感からみても恐らく実際に吹いて
確認してもらったんだと思います。

 

亀山さんありがとうございますm(_ _)m


これでやっとEbコルネットが使えるようになります。ふぅ。


 




やっとプロムスが聴ける...

2004-08-27 | 英国音楽日記

 いやその、自宅では聴けてたんですけれども。
自宅には最近ほとんどいないもので...(泣

 職場のPCに(こっそり)リアルプレーヤーをインストールしました。
なにせどうしてもマクフィーのタブ・タブハンが久しぶりに聴きたかったので。
昔ラジオで聴いたことはあるんですけどね。
確かオケはアメリカン・コンポーザーズ・Orchだったような気がします。

これでやっと聴けまする(嬉

そういえばラヴェル/グレインジャー編の「鐘の谷」もまだ聴いたことないんですよね。
さぁどんな編曲しているのやら。

わくわく。

 


ボールト翁の「序奏とアレグロ」

2004-08-21 | 英国音楽随想


英国音楽随想(04/08/21)


(第14回) エルガーを聴くとき、私はバルビ翁の演奏を聴くことが多いです。

 それは、やはりあのバルビ翁の全身全霊をかけた弦の響きを聴きたいからなのですが、そういう事情で、エルガーの「序奏とアレグロ」はいつもバルビ翁の演奏で聴いていました。

 そして先日、またいつものように「序奏とアレグロ」を聴こうと思ってCD棚に行くと、ふとボールト翁がBBC交響楽団を振ったCD:「イギリス管弦楽傑作集」が目にとまりました。9月4日アルバートホールでのライヴですから、当然プロムスでの録音ですね。このCDは買ったときに一度聴いて、いいなとは思ったんですが当時の居宅が大きい音を出せない家だったもので、それ以来聴いていませんでした。

 久しぶりに違う演奏を聞こうと思って、プレーヤにかけましたが、

    あれ?

 この曲こんなに美しい曲でしたっけ???

 バルビ翁の太くつき進んで行くような演奏とはまた違って、はかなげできらきらして、それでいてしっかりした音運び。そして大団円後、最後に一音だけピチカートで「ぽんっ」と弾く音も、いつも「なんでこんな間抜けな終わり方にしたんやろ?」と思っていましたが、ボールト翁の演奏は、まるで夢から覚めるときの合図のように、「ぽんっ」と潔く弾き、一瞬の静寂のあと観客からの盛大な拍手が。

 ボールトってこんなに凄い指揮者でしたっけ???(阿呆

 エルガーの交響曲はいつもバルビ翁の演奏で聴いていますが、今度改めてボールト翁の演奏を聴いてみようと思います。

 やるなぁ。ボールトおじちゃん(笑




エルガーの「ピアノ五重奏曲 イ短調」

2004-08-21 | 英国音楽随想



英国音楽随想(04/08/21)

(第13回)夏になってもあいかわらず忙しく、すっかり月記に...

 ばぁちゃんが死んで、もう3年になります。

 3年前のちょうどこんな暑い夏の最中(さなか)でした。

 私が大学進学のため実家を離れ、大学4年間の間音楽活動に明け暮れてさっぱり実家に帰らなかったため、ばぁちゃんにはいつもほとんどあえずじまいでした。
 大学4回生の頃、お盆に実家に帰省(1日だけ)して、諸々の事情のため松山へとんぼ返りをすると、いつものように実家から送られてくる食料(!)の詰まったダンボール箱の中から、一通の手紙が出てきました。


 ばぁちゃんからでした。


 「○○○○○にあえなかつた、$#%#@&%$&・・・からだに・・・云々」
 ...いや、ばぁちゃん、読めんて(泣笑

 そして大学を卒業すると、松山に就職した私は、仕事が忙しいこともあり、相変わらず実家にはほとんど帰れない日々が続きました。

 その頃、ばぁちゃんのぼけが始まりました。

 実家に帰ってばぁちゃんに「ただいま」とあいさつすると、「どちらさまですか?」と返される始末。当然この時点で家族の中で忘れられているのは私一人(笑)。しかし、そのうち次々と忘れられ、最終的には何人覚えていたでしょうか。几帳面で厳しかった性格は、温和と我儘をいったりきたりするようなお天気屋さんになり、私の中では、すでにそれは私の知っているばぁちゃんではありませんでした。(そもそも忘れられてるし)

 ある夏の日、ばぁちゃんはあっけなくじぃちゃんの許へ行きました。

 その連絡を聞いて、私はCDの棚から迷わずにエルガーのピアノ五重奏のCDをとり、2楽章のアダージョをかけました。戦争中にじぃちゃんと死に別れたばぁちゃん。長女を疎開先でなくしたばぁちゃん。ひとりで兄弟二人を育てたばぁちゃん。幸せでしたか?

 僕らは、今、幸せです。

 

 実家に帰ると、今でもばあちゃんは嬉しそうに笑っています。

 そして、今日もまた私は エルガーのピアノ五重奏曲の2楽章を聴いています。





休息。

2004-08-17 | 英国音楽日記

 ここのところ(というか去年の末から)目の回るような忙しさでしたが、
昨日は久しぶりに一日家でごろごろしました。

 ほんとは、仕事も結構たまっているので、(職場に)出ようかとも思ってたんですが、
ここで出てしまうと次はいつ休めることやら...。

 書きかけの作品にも手をつけたいのですが、
いま手をつけるとまた中途半端になるし...。

 というわけで、漫画を読みながらCDをだらだら聴くことに決定。

 久しぶりにエルガーの「除草とアレグロ(ん?」を聴きました。

 うーん。いい曲だ...(満足したらしい



さて

2004-08-13 | 英国音楽日記

明日は演奏会なので(助っ人参加)練習に行って参ります。

アンコールはP.Graingerのダニーボーイです。(ばらしてるし)
ちなみにダニーボーイというのは俗称で、本当は
Irish Tune from County Derryっていうんですけどね。
邦題は「デリー地方のアイルランド民謡」ですか。

一般に言う「ロンドンデリーの歌」です。
きついんですよね、これ...(吹奏楽版)

P.S.ちなみにこの曲、ついこの間まで、「カウンティ」ではなく、
  「カントリー」だと思ってました...(恥








あの~

2004-08-12 | 雑感、モバイル

・・・なんで昨日(11日)だけ異常にアクセスが多いんでしょう...
(藤倉さん効果???)

なんだかこれは、

真鍋かをりのここだけの話
「なりきりとみーふぇぶらりぃ」
を見て、ほりたみわさんが、
「なりきりとみーふぇぶらりぃのまねをするなりきり真鍋かをり」
をやったらアクセス数が激増した、

...みたいなもんですかね(ははは

うーん。ナゾだ...





最近忙しくてなかなか更新できません(駄目

2004-08-12 | 現代音楽日記

 ていうか、一回書いたのに全部消えたぞ~!!!
ログアウトしたのならなんか表示してくれ~!!!(涙

 というわけで、毎年お盆の時期は某団体の演奏会に
賛助出演するので、ばたばたしています。

 社会人になるとどうしても年間の出演演奏会数が
減りますので、呼んで頂いている関係者の方々には
大変感謝しております。m(_ _)m


それはそうと、先日ここで藤倉 大さんの話題をとりあげたら、



なんとご本人がいらっしゃってしまいました(爆



...悪いことができない世の中になりましたね(笑

   ってか、応援してますよ!

 貴志康一さんが渡欧していた頃は、まさか日本と海外で
こんな風にリアルタイムでやりとりできるようになるなんて
思いもしなかったでしょうね。
だいたい「電探」(=レーダー)すらない時代ですから。

で、結局何が言いたいかといいますと、


皆様極東の弱小ブログを気にして頂いてありがとうございます(笑


P.S.それにしても、なんで貴志康一さんといい、ガーシュインといい、
  当時のオールバックの人はなんでみんなカッコいいんでしょうね。
  ちなみに私も(貴志康一さんと同じく)ヒンデミット好きです


ついでに。


I Love 武満♥