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ストーカー35

2022-11-09 08:27:09 | 日記
「私、ストーカーなんです」と言うマイさん。

大好きなハルキ君が知らないうちに、さらなるストーカーから彼を守ってみせた。

ストーカー2から彼を守ってから半年…。

マイさんは、大好きなハルキ君に、久しぶりにご飯に誘ってもらって、舞い上がっていた。

…けれど、彼女は基本的に謙虚だ。

ご飯に誘ってもらったからと言って、『それじゃ、次も!』とは思わない。

しかも、せっかく誘ってもらったのだから、「ついでに飲みましょう」ともならない。

そもそもが、友人だったのだから、それ以上のものは求めない。




ストーカー34

2022-11-07 12:09:05 | 日記
「良かっね~!解決して!」

とりあえず、例のストーカー2は、ハルキくんの利用駅から姿を消した。

「はい。とりあえずは、解決できたようで安心しました。」

「マイさんのこんな努力をハルキくんに知らせたい!」

「いいんです。私はハルキくんのストーカーですから」

マイさんは笑った。

そのあと、マイさんの"ストーカー魂"に火が着いた。

それは、それから半年後のこと。。。



ストーカー33

2022-11-05 09:53:00 | 日記
「この駅使うよ!」

「このストーカーさん、本当にいるのかどうか、見てきて!」

このやりとりの掲示板に、いっさいストーカー2は、入ってこない。


そして、ストーカー2のストーカーは、終わった。

こんな事が起きていることは、ハルキ君は知らない。

「こんなマイさんの活躍、ハルキ君に知って欲しいくらいだよね。」

「いいんです。私は害のないストーカーですから」

マイさんの努力は、しばらくしてハルキ君のお姉さんが知ることになった。

それは、マイさんの活躍を知っていた友人がたまたまハルキ君のお姉さんの友人と飲み友達で、飲みの席でこの話題が出たのだそうです。 

マイさんは、「私は、ストーカー」と、発言してましたが、頭が良く、好きな人への思いやりは誰にも負けません。





ストーカー32

2022-11-03 07:55:58 | 日記
「私ね、この駅使うよ!」

しばらく会話を見ていたマイさんが、画像を上げたものとは違うIDで会話に参加した。

「へえ~!そうなの?」

「この時間、私が利用する時間だよ。」

画像には、時計が写り混んでいる。

「毎日いるのかな?この人」

「この時間帯は、利用客も少ないよ!だからストーカーさんはすぐに見つけられるかも。」

「このストーカー、本当にいるのかどうか見てきて!」

「OK!」





ストーカー31

2022-11-01 09:19:25 | 日記
コミュニティの人たちは、ストーカー2の顔を知らないのだから、本人が否定すればいいだけのことなのに、不意を突かれたのか、本人は否定してこない。

「これって、ストーカーみたいだよね」

「…そんな風に見えるね」

コミュニティの住人が反応してきた。

「○○さんじゃないよ~😆」

「だよね!」

「○○さんには彼氏がいるんだよね」

「だよね~!明らかにこの画像は、ストーカーっぽいもん」

「この、ストーカー、必死だね」