木の芽のニオイに違いない

仕事が終わってから部活総会の為ダッシュで中学校へ。
着いた頃には各部に別れ話し合いが始まっていたとこだった。

２年の保護者が一番多くてそれでも４人、合わせて９人のお母さんが集まった。
終わり頃コ－チはいつものようにいつもの話を始めた。
事情を知らない新１年の保護者もいるのに・・。

あまりの言われように初めて聞かされる隣りのＮ谷さんは涙ぐんでいた。
そして、もう今となっては、グダグダとしか聞こえない何の解決も見出さない
愚痴にしか聞こえない彼の話を私達は黙って聞いた。

それは子供達を憎んでいるんじゃないかと思う程の言われようだったので
（いつもなんですが）
顧問の先生の「何か他にないですか？」の問いかけに私は聞いた。

「何か子供達のいいところって、ないんですか？」

態度が悪い子供達が一番悪いやろう、言われるのも仕方ないやろ。
でもなにもかも否定せんで下さい。投げ出したような顔ばせんで下さい。
いったい何が楽しくてコ－チばしよるとですか？！←心の叫び

顧問の先生はもっと高いとこから見てくれてるみたいで
あわてて子供達の良いとこも少し話してくれた。コ－チは無言だった。


終わってから、今日は外のコ－トで練習してる子供達を見学していると
又コ－チが話しかけてきた。

今度の１年はうまい子が多いので２年でレギュラ－で残れるのは
ろんてんとＡ本くらいでしょう。熾烈なレギュラ－争いが勃発してどろどろに
なるのは見えてるので来年はコ－チをやりたくない。

・・・・娘はレギュラ－で残ると言われて私が喜ぶと思ってんだろうか？
それより又やめるって同じこと言ってるよ・・・。ちゅうか辞めるんじゃなかったんか？
さっきの私のせいいっぱいの抗議は届いてないらしい。

もういいかげん腹くくれって！
青い、青いよコ－チ青過ぎるよ青くさいよ。

怒ってはいるがどうしたら最善か考えなくてはいけない。

その後はバイセロ－ゼでお母さん達とお茶をして、１年のお母さんから
「そんなに２年は恐いの？」とか聞かれ

「いやいや１人１人はとっても良い子達なんよ、でも集まったら態度が悪くなるとよ」
とＫさんに言ってもらい、そうそうその通りですと納得した。

実際、１年のお母さん達もミニバスの頃からの知り合いだから心配はしてないけど。