fwave海ログ

佐渡島ダイビングサービスF.WAVEの海情報

3/8ダイブログ

2016-03-08 18:04:22 | ダイビングログ
今日は「北小浦、赤岩・長手」でダイブしました。
(スタッフ・本間が更新)

水面水温:11℃、水底水温:11℃、透明15~10mでした。

朝は霧も出た湿気の多い暖かな空気の1日。風は弱く海は穏やか。この時期には珍しく、流れのある海況でした。
深場透明度は良いですが、10m以浅は春濁りになりだしてます。

「赤岩」「長手」とも、コブダイの老成魚(ヤマトなど)や魚群は影を潜めていますが、期待通りの「マクロ生物天国」になってました!
ホテイウオの幼魚は、例年よりやや少なめ。代わりに、ダンゴウオの幼魚が多いです。
天使の輪っかの幼魚も、成魚の体型の若魚も、あちこちで普通に見られてます。
成魚の体型になるのが少し早い気もしますが、ホテイウオの個体数が少なめなことと合わせて、このへんも海の変化(暖冬)の影響なのでしょうか…。そういえば、ミズダコも少ないですねぇ。
「赤岩」の根の上では、アナハゼが小型のフサギンポorアキギンポを捕食している珍しいシーンにも遭遇してます。
(残念ながらカメラの不調で映像無し)

本格的な春濁りになってないせいか、ウミウシ(特にミノ系)は、まだ少なめ。
でもツルアラメなどの海藻に極小のミノウミウシが群がって産卵する様子も見られているので、ミノウミウシ大量発生も、もうすぐでしょう!
今日のイチオシは、白モフモフのカスミハラックサウミウシ。やっぱりカワユイ!!

海底付近には、春の名物「イサザアミの群」が現れ始めました。
低水温の底から反転して上昇する水温&春の日差しで、水中の生物は日に日に増えていきます。
「春のマクロ生物祭り」、いよいよスタートですね!

見られた生物⇒

ヒラタエイ、クダヤガラの群、ホテイウオ(幼魚)、ダンゴウオ幼魚、スズメダイ、チャガラ、メバル、キツネメバル、キジハタ、キヌバリ、イチモンジハゼ、サビハゼ、コブダイ、ホシササノハベラ、シズミイソコケギンポ、コケギンポ、ヒメギンポ、ヘビギンポ、スイ、アイナメ、アサヒアナハゼ、アナハゼ、ニジカジカ、アミメハギ、ウマヅラハギ、

アメフラシ、クロヘリアメフラシ、アカボシウミウシ、ヒメメリベ、カスミハラックサウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、ジボガウミウシ、サラサウミウシ、エムラミノウミウシ、アカエラミノウミウシ、サクラミノウミウシ、不明のミノウミウシ、

ミサキコウイカ、サザエ、マナマコ、イトマキヒトデ、マヒトデ、ムツサンゴ、ヒオドシイソギンチャク、ハナギンチャク、スナイソギンチャク、コシマガリモエビ、サラサエビ、オウギガニの仲間、