fwave海ログ

佐渡島ダイビングサービスF.WAVEの海情報

3/23,24 ダイブログ

2024-03-24 16:34:16 | ダイビングログ
3/23 「北小浦 赤岩・漁礁」でボートダイブ、
3/24 「虫崎 集落前」でビーチダイブをしました!(スタッフ・登内が更新)

両ポイントとも水面水温:9.8℃、水底水温:9.7℃、透明度10m前後でした。

両日共にどんよりした曇り空でしたが、(特に23日は2ダイブ目から風向きが変わり、冷え込みました!)2日目の24日はダイビングが終わるころに晴れ間が見えるくらい回復していきました。北小浦では少し水面のウネリがありましたが、虫崎はベタ凪で、特に港内は湖のような水面でした!
「北小浦」はサクラミノウミウシ、アカエラミノウミウシが沢山出てきています!中には、別種同士交接してしまっているものまで。赤岩もマクロ系が充実しています!漁礁ではミナミハコフグの成魚が弱々しく泳いでいました。
そして、北小浦では2ダイブとも、大きなミズダコが見られました!腕を目いっぱい広げ、岩にべったり張り付く姿が印象的でした。ミズダコとミナミハコフグが一緒に見られるとは…

「虫崎」ではまた集落前でのウミウシ探しでしたが、網場のウミウシはミノウミウシ、スギノハウミウシの仲間が多く見られました。小さいですがネコジタウミウシのような個体も!浅場の岩の隙間ではチャガラが顔をのぞかせていました。すぐに隠れてしまいますが、隙間を覗きこむと穴の天面に卵が!オスがハッチアウトまで保護するそうです。
海の中は春濁り、海藻も以前より繁茂して春真っ盛りです。あとは地上に春がくればいいのですが…^^
見られた生物⇒
北小浦
キジハタ、メジナの群れ、スズメダイの群れ、キヌバリ、ニシキハゼ、サビハゼ、コブダイ、アミメハギ、カワハギ、ミナミハコフグ(成魚)、ヒラメ、マコガレイ、シズミイソコケギンポ

エムラミノウミウシ、コザクラミノウミウシ、サクラミノウミウシ、アカエラミノウミウシ、

ミズダコ、サザエ、イトマキヒトデ、ウテナウミシダ、ニッポンウミシダ、アカシマコブウミシダ、シモフリウミシダ
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虫崎
ダイナンウミヘビ、メジナの群れ、クロダイ、スズメダイの群れ、キヌバリ、チャガラの群れ、ニシキハゼ、サビハゼ、メバル、トビヌメリ、アミメハギ、カワハギ、クサフグ、ヒラメ、マコガレイ、コケギンポ、

フジタウミウシ、ネコジタウミウシの仲間、アオウミウシ、トノイバラウミウシ、エムラミノウミウシ、コザクラミノウミウシ、サクラミノウミウシ、セスジミノウミウシ、セトミノウミウシ、アカエラミノウミウシ、フジエラミノウミウシ、スギノハウミウシ、ミノウミウシの仲間、ウミナメクジ、

ヒメイカ、サザエ、イトマキヒトデ、マヒトデ、アカヒトデ、スカシカシパン、タコノマクラ、ムラサキハナギンチャク、シモフリウミシダ




3/17 ダイブログ

2024-03-18 14:07:52 | ダイビングログ
「虫崎・集落前 兵庫崎」でビーチダイブをしました。
(スタッフ・登内が更新)

水面水温:9.6℃、水底水温:10.5℃、透明度15m前後でした。

海況は穏やかでしたが、強風がすさまじい一日。時折突風が吹くので、器材が風に飛ばされないよう必死でした(-_-;)
今日はスーパーウミウシダイブ!冷えますが見つけた種数が多く、充実していました!

「集落前」の定置網跡ではおなじみのエムラミノウミウシはもちろん、フジタウミウシやスギノハウミウシ、ハゴロモウミウシなどなどこの時期ならではのウミウシがたくさん!まだサイズは小さいものが多いですが、同じところに多種が固まっているので2連続同じポイントでも飽きないダイビングになりました。水温はとても低いですが、まだ浅場は春濁りのような白っぽさが少ないです。この時期は突然濁るので、ここ数日は強風による時化もあるので、その後が気になります。

海藻が少ないですが、ホテイウオの幼魚も見られました!ホテイウオの幼魚は硬くてしっかりしたツルアラメに着いていることが多いですが、今年はツルアラメ自体が少ないので、この個体も小さい海藻の上に居ました。ダンゴウオやホテイウオなど海藻に着く生物にとっては大変な年です。

そんなホテイウオやダンゴウオですが水温が下がってからは見られるようになってきているので、ウミウシとあわせてマクロ派にはたまらない海だと思います!今後も珍しいウミウシ、探していきたいです(^。^)

見られた生物⇒

ダイナンウミヘビ、メジナの群れ、クロダイ、スズメダイの群れ、キヌバリ、チャガラの群れ、ニシキハゼ、サビハゼ、メバル、トビヌメリ、アミメハギ、カワハギ、クサフグ、ヒラメ、マコガレイ、コケギンポ、ホテイウオの幼魚

ハゴロモウミウシ、カノコキセワタ、フジタウミウシ、トノイバラウミウシ、ヒブサミノウミウシ、エムラミノウミウシ、コザクラミノウミウシ、サクラミノウミウシ、セスジミノウミウシ、アカエラミノウミウシ、フジエラミノウミウシ、スギノハウミウシ、ミノウミウシの仲間、シロマツカサウミウシ、ウミナメクジ、

ミサキコウイカ、ヒメイカ、サザエ、メガイアワビ、イトマキヒトデ、マヒトデ、アカヒトデ、スカシカシパン、タコノマクラ、ムラサキハナギンチャク、シモフリウミシダ


3/12ダイブログ

2024-03-13 13:20:28 | ダイビングログ
「虫崎・兵庫崎」でビーチダイブをしました。
(スタッフ・登内が更新)

水面水温:9.6℃、水底水温:10.5℃、透明度15~20m前後でした。(沖は白い濁りがありましたが、浅場はまた綺麗になりました!)

当日は雨風吹きそうな予報でしたが、虫崎へ向かってみたら小雨で風もなくホッとしました。2月は暖かい日が多かったですが、3月に入ってからは中々気候が安定しないですね。ブログを書いている13日現在も、たまに雪らしきものがぱらぱら降ったりしています。ただ、海は穏やかで虫崎の浅場はまだ青く、兵庫崎も魚が活発です。

水温10℃を切った冷たさで顔がビリビリしましたが、それを忘れるくらい大きなミズダコが!
ダイバーにも逃げることなく、撮影していると大きな腕を伸ばしてくるのでド迫力です。
ミズタコがいたところには、貝殻だけでなく魚の骨まで。この水温で弱った魚をつかまえているようです…(';')

スズメダイの群れもこの冷たさだと水底近くでじっとしているイメージでしたが、兵庫崎の方では群れで泳いでいました。ミナミハコフグの成魚、マツカサウオもまだなんとか泳いでいます。本来はとてもこの水温で耐えられるような魚ではないのですが…今回は行きませんでしたが沖のネンブツダイも気になります。

今回は兵庫崎中心のダイビングでしたが、岩場はエムラミノウミウシだらけでした。定置網の跡も探しがいがありそうです!

ウミウシもミズダコ等大物も楽しめる、欲張りな海になってきました!ダンゴウオの幼魚も観察できるようになってきたので、ぜひぜひ見に来てください~(^^)/

見られた生物⇒

ダイナンウミヘビ、マツカサウオ、メジナの群れ、クロダイ、スズメダイの群れ、キヌバリ、イチモンジハゼ、チャガラの群れ、ニシキハゼ、サビハゼ、キツネメバル、ヨロイメバル、カサゴ、メバル、コブダイ、トビヌメリ、アミメハギ、カワハギ、クサフグ、ミナミハコフグ(成魚)、ヒラメ、マコガレイ、コケギンポ

カノコキセワタ、エムラミノウミウシ、コザクラミノウミウシ、サクラミノウミウシ、アカエラミノウミウシ、

ミズダコ、ミサキコウイカ、ヒメイカ、サザエ、メガイアワビ、イトマキヒトデ、マヒトデ、アカヒトデ、スカシカシパン、タコノマクラ、ムラサキハナギンチャク、ウテナウミシダ、ニッポンウミシダ、アカシマコブウミシダ、シモフリウミシダ