koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

「のだめカンタービレ」

2006年08月29日 22時06分55秒 | のだめカンタービレ

のだめカンタービレ」(二宮知子著)15巻まで読了(内容等こちら参照)。
昨年11月に注目してから約10ヶ月。
行きつけの床屋で待ち時間に6巻まで読んだところ,どうしても続きが読みたくて,遂に買って(というか落札して)しまいました。
因みに,私が買った初めての女性誌連載コミックとなります・・・。


とにかく,面白い。
この作者の他の作品は良く知りませんが,音楽ものは初めてのようです。
まず,楽器のディテールが正確で,良く描き込んであると思います。
楽器というのは,芸術的な形をしているとよく言われますが,それをうまく表現していると思います。
それから,曲を本当に良く知っています。
取材+勉強の賜物でしょうが,リストの超絶技巧練習曲第5番「鬼火」とかラヴェルの「水の戯れ」,バルトークの「組曲」,或いはR・コルサコフの「スペイン奇想曲」,果てはジョリベの「打楽器と管弦楽のための協奏曲」まで,捻りの利いた選曲が為されており,ぞくぞくしました。


そして,絵のみで演奏を表現する部分では,頭の中にフルオーケストラが鳴り響き,銀盤が唸りをあげます。
最初は無音で読んでいたのですが,演奏場面の曲が無性に聴きたくなり,上記の曲は勿論,ベートーヴェンの第3・第7,ブラームスの第1,シベリウスの第2,シューマンの第1といった交響曲や,ラフマニノフの第2P協といった所謂通俗名曲の類まで聴いたくらいです。
因みに,こんなCDも出ているようで,昨年9月の発売以来何と5万枚もの売り上げを記録したそうです。


ま,音楽を(或いはオケを)少しばかりかじった者としては,練習やリハーサルの描写や指揮者の奏者への指示に対して突っ込みたいところですが,あれだけ楽しませてくれたので及第点です(偉そーに・・・)。
私としては今後どんな曲が登場するのか,という楽しみがあり,16巻が待ち遠しいところですが,ラブコメとしての楽しまれている方も多いことでしょう・・・。


・・・と書いていたら,ドラマ化(しかもCXの月9で・・・来年にはアニメも・・・)の話題を先週初めて知りました・・・。
のだめには,何と上野樹里嬢・・・。
「チルソクの夏」や「スウィングガールズ」のヒロインですが,こんな女の子が同級生だったら,私の高校時代はもっと潤ったものになっていたことでしょう・・・(をいをい)。
にしても,エロ巨匠シュトレーゼマン役が竹中直人とは・・・。
アクが強すぎて合わないのでは・・・と,不安ですが・・・。
個人的にキャラでは峰が好きですね。
私自身,多分演奏中は彼に近いと思いますので・・・。

あと,関連サイトは山のようにあるようですが,笑ったのはこちら
私の結果は何と・・・オレ様千秋・・・