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KANZLERAMTオタクの日々

ドイツのテクノレーベルKANZLERAMTをこよなく愛する男の日々の独り言。

ディスクレビュー2007年4月16日。

2007-04-16 23:22:11 | テクノ・音楽
なんかここ数日ダークなテクノが聴きたくて、
自分の中でただ今ヨハネスヘイル強化日間中。

この人、最近の(KANZLERAMT以外からの)リリース作品では
ベタなエレクトロに走ってしまっているのが残念だけど、
でも昔の作品はホントに凄くいい。


ダークなトランスとか、暗黒ミニマルとか創らせたら、
右に出る人はいないと思う。

で、今日の一枚はこれ。[FEIERN](KA63)。

 

彼の過去のアナログカット作品を
色々集めてCDアルバム化したというもの。

異論はあると思うけど、あえてジャンル分けするするとしたら、
僕はこの作品は「トランス」だと思うのだ。

全体として、空間的な上音の、
広がりのある世界観を感じさせる曲が多く、
黙って耳を傾けていると知らないうちに
体も精神もトランスしてしまいそうな、そんな音の世界。

いわゆる「クスリ臭い」トランスなんかよりも、全然ヤバイ。

だってクスリに頼らずとも、
音だけで飛べてしまうワケだから。

言うまでもないことだけど、
最近のアホな若い子達が聴いている様な、
なんちゃってトランスなんかとは較べるまでもなく。


とりあえず個人的には。

#01[CALLIN PT.1]

アルバム最初を飾るトラック。
11分もあるまさに「トランス協奏曲」とでも言うべき壮大な曲。
作品世界を想像させる広がりのある音は、幕開けにふさわしい。

#11[PYRAMIDA DEL SOL]

ヨハネス様の真骨頂とでも言うべき、ダークでハードなトラック。
これぞまさに「暗黒テクノ」。

#12[DJUNGLE BOOK REMIX]

この曲聴くとなぜかいつも、
某ネズミーの某エレクトックなんとかのテーマ曲を思い出してしまう。
自分的には壊れたネズミーのテーマ(勝手に)。
だって似てるんだもん(そうか?)

#10[DOCTRINE OF CREATION]

もうただただカッコイイとしか言えない。
ストリングス系の荘厳で深みのある上音に、しっかりしたリズム。
完璧です。


この辺りがたまらないところ。

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