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KANZLERAMTオタクの日々

ドイツのテクノレーベルKANZLERAMTをこよなく愛する男の日々の独り言。

ありがとう。そして、さようなら。

2007-03-31 23:45:21 | 旅・鉄道
たった2回会っただけだけど、
僕にとてもたくさんの思い出をくれた。

でも、今日限りで、
もう2度と会えなくなってしまう。

それが本当に寂しくて、切ない。



今までありがとう。
そして、さようなら。



さあ。
DVDでも観て思い出に浸るとするか。


チケット届いたっ!!

2007-03-30 23:09:49 | テクノ・音楽
来たよ来たよ来ましたよ!!
お待ちかねのチケットが手元に届きました!!



これじゃ何か分かりづらいけど、拡大すればホラ。



ああっもう凄く楽しみ♪
ついにあの御三方揃い踏みを、
この眼で、生で直に観れる日が来るだなんて…。

5月は色々と(公私共に)充実した月になりそうな予感。

上信電鉄の旅(3)

2007-03-29 23:27:01 | 旅・鉄道
高崎駅の一番端にひっそり存在する、
上信電鉄のホーム。

JR側のホームが何線もあって、
列車がひっきりなしに入ってきているのとは対照的な、
何とも言えない静けさが漂う。



ホームの片隅にある自動券売機で切符を買い、
やって来た列車へと乗り込む。

列車は高崎を出るとすぐに田園の中へ。
ただひたすら、何も無い原っぱの中を走っていく。

高崎を出て3つ目か4つ目の[馬庭]の駅で下車。
周りに特に何がある、と言うワケではないのだが、
その駅そのものの佇まいが気になったのだ。

 

建てられた当初のままの姿で残っていると言う駅舎。
レトロな待合室。
下車客は他に誰もおらず、僕独りだけが、
タイムスリップして何十年も前の世界へ来てしまった様な、
そんな妙な錯覚に捕われる。

そしてこの馬庭の駅。
窓口で切符を買い求めたらなんと昔懐かしい「硬券」だった。



最近でも企画切符や記念切符では見かける硬券だけど、
まさかそれを未だに普通の切符として使っているとは…
恐るべし上信電鉄。

馬庭を後にし、[上州富岡]へと向かう。

上信電鉄の路線のちょうど真ん中くらいに位置する上州富岡。
上信電鉄内では割と大きな駅の様。

駅自体の造作はごく普通の田舎の駅と言った感じなのだけど、
隣接のトイレが変わっている。

 

電気機関車の形を模し、ご丁寧なことに、
屋根上には本物のパンタグラフが備え付けられている。
無駄に凝っていると言うか何と言うか…。

ここで、今回の旅での唯一の(鉄道以外の)観光スポットへと向かう。

駅から歩くこと約10分。[富岡製糸場]に到着。



明治時代に官営の製糸工場として造られたこの施設。
色々と紆余曲折を経て、現在は一般に公開されている。
そしてなんと、世界遺産に認定まであと一歩!!
と言うところまで来ているらしい。

そしてこの富岡製糸場、
意外にも(失礼)かなり大勢の観光客で賑わっていた。
駅にはほとんど人っ気が無かったのに、
一体どこから沸いて出てきたのか…。

ボランティアのガイドさんが色々と説明をしてくれるので、
それについて施設内を観て回る。

 

レンガ造りの立派な建物(元は倉庫らしい)に圧倒されたり、
工場内の造作に感心したり…。
明治の時代にこれだけの規模の建物が造られたと言う事実。
そして、現代建築の様な頑丈なコンクリート造りではなく、
木造中心で造られたこれらの建物が、
この時代に至るまで綺麗に残っていたと言う、
その事実にただただ驚嘆してしまう。

ガイドさんの説明も興味深く、
気が付けばあっと言う間に1時間ほど時間が経っていた。

なんと言うか、「大人の社会見学」的な、
そんな面白い時間が過ごせた。

再び駅へと戻り、上信電鉄に乗り込む。
目指すは終着駅の[下仁田]。

しかしここでトラブル発生。

僕は(下調べが甘く)知らなかったのだが、
下仁田近辺で先日、脱線事故が起きていたらしく、
その影響で下仁田の2つ手前、
[南蛇井](「なんじゃい」と読む)以降は電車が運休、
代行のバス輸送になっていた。

と言うことで南蛇井で電車を降り、
代行のバスに乗り換える。

バスは山里の風景の中を走り、10分少々で下仁田へ到着。

やっとの思いで辿り着いた下仁田の駅。

山間の小さな、風情のある駅。
旅の終着地点にふさわしい駅だと思った。

 

しかし、これだけの素晴らしい駅だからこそ。
やはり、鉄道で辿り着きたいものだと、そう思ったのもまた事実。

この上信電鉄。
一番好きな1000形に乗れなかった心残りもあることだし、
またいつの日か訪れて、
今度こそ全線きちんと電車で乗り通してみたいものだ。

上信電鉄の旅(2)

2007-03-29 00:11:16 | 旅・鉄道
高崎駅へと戻り、いよいよ上信電鉄の旅へ。

ところでこの上信電鉄と言うローカル私鉄。
僕の中では何気に、昔から少し気になる存在だった。

地方のローカル私鉄と言うのは、経営が厳しいからか、
自社発注で車両を造ると言うよりは
大手私鉄のお下がりを使っている会社が多い。

特に最近では、日本全国どこのローカル私鉄へ行っても、
東京圏の某T急のステンレスカーばかりでうんざり(笑)
と言うことも多い気がする。

そんな中でこの上信電鉄は、
昔から自社発注の車両を造って走らせている。

最近でこそ、西武鉄道のお下がり車両が増えてきてはいるが、
それでも個性豊かな車両が沢山走っていることに変わりは無い。

そこでまずは、この日に乗った、見かけた車両達を。

300形(左)と250形(右)のコンビ。

  

共に上信電鉄のオリジナル。
全く面構えの異なる車両なんだけど、
なぜかこの2両がコンビになって走っている。
人形屋さんか何かの広告車両らしいのだけど、
かたや紫主体・かたや黄色系と言うカラーリングも凄い。

150形。

 

旧国鉄の101系みたいな顔立ちなんだけど、
元ネタは西武鉄道の何かの車両らしい。
マンナン○イフの広告車両になっている。
…でもこのカラーリングはちょっとエグイだろ(笑)

500形。上信電鉄の最新型車両。

  

と言うか元ネタは西武鉄道の新101系。
まあ、内外装共に可も無く不可も無く…無難な車両?
と言ったところか。

200形。



上信電鉄の現存の電車の中では最も古い車両らしい。
勿論上信電鉄オリジナル。
この日は臨時列車(?)なのか、
単行で貨車みたいのを引いて走っていた。

1000形。



上信電鉄オリジナル車両。
個人的には上信電鉄の車両の中で最もカッコイイと思う。
大きな一枚窓の前面スタイルは、
とても地方ローカル私鉄の車両とは思えない
洗練された面立ちでとてもクール。
この日はとある駅の留置線にずっと停まっていた。
乗りたかったのに…乗りたかったのに…(涙)

上信電鉄の旅(1)

2007-03-28 23:41:01 | 旅・鉄道
出発は先日の常磐線の旅同様、上野駅から。
高崎線の快速列車に飛び乗ったのが朝8時半頃だったか。

 

今回の目的は、群馬のローカル私鉄上信電鉄乗り歩き。
となれば、目的地はまずは高崎。
この高崎線の列車でそのまま高崎まで行けるのだけど、
なぜか大宮で一旦下車。

そこから埼京線・川越線と乗り継いで、高麗川の駅へ。
ここから八高線に乗り換える。

八高線(八高北線)は東京近辺には珍しい非電化路線。
ちょっと気になる路線だったのでついでに乗ってみたのだ。

車両はキハ110。車内はセミクロスシート。
上野からここまでずっと、ロングシートの通勤車だったので、
これで「ようやく旅に出た」と言う気分になる。

  

車窓は果てなく原っぱが広がり、どこまでものどかな光景。
これで車両が近代的なキハ110で無く、
キハ52とかだったら言うこと無いんだけどなぁ(笑)

高崎に着いたのはちょうどお昼くらい。
まずは腹ごしらえに、街中の、ちょっと路地裏にある一軒の食堂へ。

[一二三食堂]でアジフライ定食900円を注文。

  

大きなアジが二尾に、付け合せの野菜がどっさり。
副菜に冷奴と目玉焼き、それに味噌汁と漬物とご飯。

アツアツのフライはパン粉がサクサクで中身はジューシィ。
ソースをたっぷりかけるとこれが何とも、
庶民的な美味さでたまらない。
熱いのをガブリとほおばり、そこに白いご飯をかっ込む。
この旨さと言うか快感と言うか幸福感と言うか。

ナメコと豆腐が入った白味噌の味噌汁も滋味深く、
また漬物(恐らく自家製)が実は隠れた美味。
浅漬けで野菜本来のシャキシャキした旨味が残っている。

食後にコーヒーまで付いてきて、
ボリューム・味・満足感全て文句無し、だった。

青春18の旅第二弾。

2007-03-27 22:16:19 | 旅・鉄道
と言うことで、今日は高崎へと出かけ、上信電鉄の旅へ。

上信電鉄は、駅がヤバイね。
昔ながらの駅舎がそのまま残る[馬庭]とか。

 

また詳しくは明日以降に。

茨城ローカル私鉄の旅(3)

2007-03-26 00:21:46 | 旅・鉄道
茨城交通を後にし、勝田から水戸へ。
旅の締めくくりに、有名な水戸の偕楽園へ行ってみる。

偕楽園は、恐ろしく広い庭園で、
園内には梅やら桜やら色々な木が植えられていて、
遠くには池が望めて、それは素晴らしい光景だった。

  

桜の季節にはまだ少し早く、
かと言って梅は散りかけ…。
花には少々中途半端な時期だったけど、
でも、夕暮れ時に見る庭園は本当に美しかった。

時間が無くてあまりゆっくり見れなかったけど、この偕楽園。
本当はたっぷりと1日かけて、それこそ弁当でも持参して、
じっくりと観て回るのがいいのかもしれない。



さて。
帰りに偕楽園中の土産物屋へ立ち寄り、
会社への土産に、と菓子を買ったのだけど、
そしたら店のおばちゃんが少し金額をまけてくれた。

それは勿論凄く嬉しいのだけど、
でも、その時のおばちゃんのセリフ。



「お兄ちゃん学生さんみたいだからまけとくね」





「学生さんみたいだから」






「学生さん(略)」










…あの、すみません。








本当は三十路をとうに過ぎてるんですが(涙)

とはとても言えなかったよ!!(血涙)





う~む恐るべし自分の若作り度!!
次の日会社で部下に話したら
「年齢詐称!!」て非難されたよチクショー!!!

茨城ローカル私鉄の旅(2)

2007-03-25 22:42:50 | 旅・鉄道
いつまでも感傷に浸っていても仕方が無い。
と、鹿島鉄道を後にして再び常磐線に乗る。

朝乗ったのと同じE531系。
今度は乗車距離も短いので普通車をチョイス。

この車両、4扉の通勤車なのだが、
先頭車付近の車両はセミクロスシートになっているので
その車両を選んで乗り込む。

 

車内のインテリアは、
近年の通勤型車両としてはかなりカッコイイ方だと思う。
単なるパイプや網じゃない荷物棚の造作も凝っているし
何と言っても吊り革の黒がアクセントになって、
全体を引き締めてクールな印象を創っている。

…しかし、インテリア的には良くても、
実際の居住性は…(苦笑)
クロスシートが…硬い…。
30分かそこらの乗車時間なら平気だが、
長距離乗るんなら迷わずグリーン車をチョイス、だな。

勝田の駅で下車。
ここで、茨城交通へと乗り換える。

勝田と阿字ヶ浦とを結ぶ、
全線通しで乗っても30~40分程度の小さな路線。
鹿島鉄道に匹敵する、のどかなローカル非電化私鉄。
そう聞いて乗らないワケにはいかない。
と言うか、今回の旅のメインだったりもする。

勝田の駅にやってきたのは、
キハ3710(みなと)形と言う軽快気動車。
茨城交通の路線は正しくは湊線(みなとせん)と言うらしく、
それを掛けた形式番号らしい…。

 

勝田を出た列車は、
まっすぐに田園風景の中を走りぬけていく。
どこまでも、どこまでも続く平原。

 

途中、ちょうど路線の真ん中あたりに位置する、
那珂湊の駅で下車。
茨城交通の中で最も大きな駅らしく、
構内は車両基地も備えているのか、
何台もの気動車が停車している。

  

そして、構内の片隅に、
一台の車体が打ち捨てられているのを発見。

 

台車は外され、その車体は倉庫として使われている模様。

しかし。実はこの車両。
日本の気動車史に大きな意味を持つ車両だったりするのだ。

その名を「ケハ600形」。
日本初の、オールステンレス製気動車なのだ。

ステンレス製なだけあって、車体は全くサビも無く、
台車を取り付けてやれば今にも走り出しそうだった。

那珂湊でしばし街中を散策し、昼食を取ったりしつつ、
再び茨城交通に乗り込み、終点の阿字ヶ浦へと向かう。

 

阿字ヶ浦の駅は、
いかにもローカル線の終着駅と言った風情の、
ひなびた無人駅だった。

そして、この駅から5分も歩けば海に出る。

阿字ヶ浦は海水浴場として有名な場所らしく、
辺りにはいわゆる「海の家」の様な、
そんな店舗が幾つも並んでいる。

しかし、シーズンオフの今はどこも閉店。

そして人っ気の無い海には白い波が高く打ちつけ、
なんとも荒涼とした、寂しい雰囲気が漂う。

 

しばし海を眺め、一人物思いにふける。
こうして眺める、季節外れの海もいいもんだ…。

いやむしろ。
独り旅には、こんな季節外れの海こそふさわしい。
オンシーズンの、賑わいを見せる海は楽しいけれど、
でもそこには、何の趣きも風情もあったもんじゃない。
独り旅ならではの、「寂寥感」を感じることなんて出来はしない。

阿字ヶ浦の駅へと戻り、帰りの列車を待つ。

やって来たのは、キハ2000形。
その車体を見た瞬間、思わず一人ガッツポーズを決める僕。

最近、すっかり旧型気動車萌えとなってしまった僕にとって、
この車両はあまりにツボ過ぎる。

  

茨城交通は、
全国各地からキハ20系列の気動車を集めていたらしく
このキハ2000形もその一つ。

元々は北海道の留萌鉄道を走っていた車両らしい。

いかにも国鉄時代の旧型気動車を思わせる外観も素晴らしいが
内装が本当に素敵過ぎて危うく萌え死にそうだった。

ずらりと並んだ青いモケットの固定クロス。
緑の化粧版の壁面の内装。
もうこれだけで、旧国鉄の中長距離列車の香りがぷんぷんする。

そして更に、床は木の板張りで、
何とも言えない、暖かみのある、懐かしい匂いが、
車内中に立ち込めてくるのだ。

走り出すと、これがまた何とも心地良いエンジン音を奏でる。
最近の気動車では決して出し得ない、
味のある音を響かせ、のどかな田園風景の中を走り抜ける。

完璧だ。あまりに完璧過ぎる。

この半年あまりで、幾つかの旧型気動車に乗った。
JR山田線のキハ52。小湊鉄道のキハ200。
そして鹿島鉄道のキハ600系列。
どれもがそれぞれに素晴らしかったのだが、
この茨城交通のキハ2000は、その中でも群を抜いて素晴らしい。
そう断言してしまおう。

キハ52では少し物足りなかったエンジン音。
キハ200やキハ600では残念に思えた車内のロングシート。

そのどちらもを補完し、
更に床が木の板張りと言うレトロっぷり。

完璧だ。本当に完璧過ぎる。
旧型気動車萌えの為に生まれてきた車両。
そう言っても過言では無い。
いやむしろ、そうとしか思えない。

勝田までの帰路。
あまりに幸せ過ぎて、僕は終始顔がにやけっ放しだった。
傍から見れば独り旅の旅行者ではなく、
ただの危ない人物だっただろう。きっと。

茨城ローカル私鉄の旅(1)

2007-03-25 00:20:05 | 旅・鉄道
先日の旅日記。

今回の旅は、「常磐線で行く、茨城ローカル私鉄乗り歩き」。
一応、青春18きっぷを使うのも目的の一つなので、
JR線内は特急列車禁止と言うのをルールにしておいた。

と言うことで、
まずは上野駅を早朝(6時半位)に出る快速列車に乗車。
車両はE531系。
最近常磐線を走り出した、真新しい車両だ。

  

結構長い時間乗車すると言うのもあって、
グリーン車をチョイス。

東海道線211系・総武快速線E217系のグリーン車と較べると、
スッキリとしてカジュアルな印象の車内。
座席のカラーや、照明器具なんかがそう感じさせるのか。

シートの座り心地はまあまあ。
シートピッチは広いけど、でもリクライニングの角度は浅め。
そして、新車ならではの匂いが客室内にぷんぷん漂っていた。

上野を出た時点では、グリーン車内には乗客は僕一人だけ。
途中駅で何人か乗っては来たものの、
でも終始グリーン車はガラ空きだった。

飲み物だとかの車販をやっていたのが驚きだった。
東海道線や総武快速線のグリーン車では無かったハズ。

グリーン車に揺られること1時間半。

8時前に石岡に到着し、下車する。
まずはここで鹿島鉄道に乗りに行く。

鹿島鉄道には去年の夏に乗った。
だけどこの鹿島鉄道。
残念なことにこの3月末で廃線になることが決まっている。
だから最後にもう一度、
「お別れ」のつもりで乗っておきたかったのだ。

やって来た車両はキハ602。
年季の入った気動車だ。

 

「さようなら」のヘッドマークを付けているのが
なんとも物悲しい。

  

木の板張りの床に、重々しい空調装置。
車内のそこかしこに「懐かしさ」が漂っている。
でも、もう。それも見られなくなる…。

夏以来、実に半年振りに乗った鹿島鉄道のキハ602。
初めて乗った時はその、
エンジンの爆音ぶりに衝撃を受けたもの。

この日も、その唸りは相変わらずだった。
でも、なぜか。
そのエンジンの唸りが、哀しく泣いている様な。
そんな風に聞こえて仕方が無かった。

終点の鉾田で降りる。

 

個性的な駅舎。
関東の駅百選にも認定されている駅だ。
でも、もうこの駅にも。
列車が来ることは無くなってしまうのだ。

鉾田で一時間ほど時を過ごし、再び石岡へと戻る。

やって来たのはレールバス形の車両。

 

本当はまだ未体験の湘南窓の車両(キハ714・キハ430)にも
乗りたかったのだけれど、でも仕方が無い。
これもまた運命。

この車両は車内がクロスシートなので、
せっかくと思い、車窓を思う存分に眺める。

 

田園と、青空と、向こうに広がる霞ヶ浦。
この風景自体はずっと変わらないけど、
でも。もう。
この風景を列車から眺めることは出来なくなるのだ。

鹿島鉄道の気動車に揺られている間、
何度も何度も。
とても哀しく、言葉に言い表せない様な、
切ない気持ちになった。
少し、涙が出そうにもなった。

僕は地元の利用者でも何でも無いし、
それどころかこれがたったの2度目の乗車だ。

だけど何か…大切な、自分の中の何かを、
壊されてしまう様な。

そんな寂しい気持ちがして仕方が無かった。

こんなに切ない鉄道旅はきっと初めてだ。

やるせない。

2007-03-24 22:53:14 | 日々もろもろ
本当にやるせない気分になった。今日。

会社入ってから3度目だな、
これだけやるせない気持ちになったのは。





もう、今度こそは本当にダメだと思った。

あんなトカゲの尻尾切りみたいな、
うすみっとも無いマネばかりして。

全てがダメだ。ダメ過ぎるよウチの会社。