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KANZLERAMTオタクの日々

ドイツのテクノレーベルKANZLERAMTをこよなく愛する男の日々の独り言。

四国旅行記(8)

2005-08-27 00:13:01 | 旅・鉄道
足摺岬の観光も終わり、バスで中村へ。
もうこれで今回の旅行も終わり…
なのだけど、まだ時間はお昼の3時くらい。
帰りの列車まではまだまだ時間があります。

なので、駅前の観光案内所でレンタサイクルを借り、
最後にもう一度四万十川に会いに。

自然の風を感じながらの、四万十川サイクリング。
とても気持ちが良かった…。

そして、素晴らしい…本当に素晴らしい、四万十川の眺め。

 

いつまで見続けていても、決して飽きない風景。
本当に素晴らしい、いつまでもいつまでも残したい、
そんな風景…。

「最後の清流」しばしばそう呼ばれる四万十川。
しかしここは、最後の清流どころか
「最後の楽園」なんじゃないか。
そんなことも思いながら、僕はずっと眺めていました…。

そしていよいよ、四万十川ともお別れ。
最後にそっと、心の中で「さよなら。またきっと来るよ」
そうつぶやいて、一路駅へ。

夕方5時45分の特急[南風28号]で岡山へ。
席はグリーン席。
行きに乗った時にも思ったけれど、この南風グリーン車。
座席は本当に素晴らしい、です。

車内でビールを飲みつつ軽く夕食。
そして列車は夜10時前に岡山へ到着。

ここ岡山から乗車する、この旅のラストランナー。
それは最初に乗ったのと同じ寝台特急[サンライズ瀬戸]。
ちなみにこの[サンライズ]。
[瀬戸]と[出雲]を併結運転しているのだけれど、
上りの場合は岡山で連結作業が行われます。

つまり、偶然にもこの貴重なシーンを目撃。

 

大きく「口」を開けて待っている[サンライズ瀬戸]285系。
なんともマヌケでユーモラス…。

無事に連結作業も終わり、車内へ。
帰りに乗るのは[シングルツイン]。
上下2段タイプの個室で、2人でも1人でも利用可能な部屋。

2人で使える部屋を1人で使えばさぞ広いだろう、
そう思って選んだのだけれど…
正直ちょっと失敗、だったかも。

 

部屋に入るとすぐにベッドが横たわっていて
横幅はかなり狭い感じ。
そして上下2段にベッドがあるせいで、
高さも狭くて窮屈…。

これなら素直に1人用の[シングル]選べば良かったか(笑)

本来ならこの[シングルツイン]。
上段寝台は折りたためる構造なので、
1人利用の際は下段寝台のみになっていれば
かなり広い空間が取れるとは思うのですが…。

ただ実際には、1人利用だろうが2人利用だろうが、
寝台は上下段ともセットされて入線してくることが多い模様。

下段寝台の方も実は、ベッドを分解して
2人用のソファーに展開できる仕組みらしいのだけれど、
実際にはその機能が生かされることはない様で…。

現状この285系が使われている列車は、
寝台の中では所要時間が短い方の列車ばかりだから、
こういった機能が効果的に生かされないのかも。

これが北海道や九州方面へ向かう列車に投入されれば
もう少し機能を生かして使われる、のかもしれません。

ともあれ、個室内でこの旅最後の酒宴。
ビールで乾杯。色々あった出来事を思い出しながら…。


この[シングルツイン]。
車端部、つまり台車の真上に位置する部屋だけあって
走行音も結構うるさかったのだけれど、
やはり旅の疲れが出ていたのか。
案外とすんなり眠れました。

そして翌朝7時過ぎには東京駅に到着。
今回の旅、全てがこれで終わりました。

 

色々あったけど、とても素晴らしい旅だった。
改めてそう思います。
そして四万十川よ、永遠に…。

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