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KANZLERAMTオタクの日々

ドイツのテクノレーベルKANZLERAMTをこよなく愛する男の日々の独り言。

2006年締めの酒と2007年酒初めと。

2007-01-05 23:57:14 | 
年末年始と実家に帰った際、
かなり色々と「いい酒」を飲んだので覚書程度に。
(と言っても大半は自分が買っていった酒なのだけど)


大晦日の晩はひたすらワイン。


まずは1本目。白ワイン。
フランス・ボルドー地方のもの。

 

ボルドーの白ワインは、
ソーヴィニヨン・ブラン種主体にセミヨンを少しブレンド
と言うスタイルのものがほとんどなのだが、
これは100%セミヨンと言う変り種。

そもそもセミヨンだけで創ったワインと言うのは、
甘口の貴腐ワインを除くとほとんど見かけない。

物珍しさも手伝って非常に興味がわいて買った1本。

セミヨンと言う品種のイメージから
柔らかで優しい味を想像していたのだが、
意外にもかなりドライでハード。
酸味が強くスッキリとシャープな味わいで、
まるでアルザスのリースリングの様。

白ワイン好きの母親には評判良かったが、
父と弟は酸っぱいと言っていた。


2本目も白ワイン。
フランス・アルザス地方のもの。

 

品種はゲヴュルツトラミネール。
この品種で創られたワイン、
実は個人的には一番好きな白ワインだったりもする。

特にアルザス地方のそれは、非常に野趣に富んでいて、
むせ返るようなライチの香り・バラの香りが鼻を突き、
その中に1本芯の通ったアルザスワイン特有の土の風味。
そして味わいは甘みを非常にハッキリと感じるものの
同時にアルコール由来の辛味もしっかりと主張し
甘くてまろやかな-しかしきちんと辛口と言うなんとも独特な、
他の白ワインでは絶対に味わえないものになっているのだ。

さて。このワイン。
この品種独特のライチ香はやや弱めで、
その点ではちょっと物足りなかったか。

しかし、
甘みを強く感じるのだけれどどこか1本キリッと締まった
その独特の味わいはさすがアルザスのゲヴュルツ。

父親には甘過ぎると不評だったのだが、
今度は弟が非常に気に入っていた模様。


3本目は赤ワイン。
フランス・ボルドー地方のもの。

 

カベルネソーヴィニヨン主体で、
そこにメルローがブレンドされている。

個人的に赤ワインの品種はこの2種が好きで、
逆にブルゴーニュの赤ワイン品種として名高い、
ピノノワールだとかガメイだとかは
どうもイマイチ好きになれない。

端的に言えば、濃い、深い色の赤ワインが好きで、
淡い、薄い色のは嫌い、と言うことだろうか。

様々な赤い果実(イチジクやベリー)の風味が豊富で、
それが豊かなタンニンと相まって
なんとも味わい深い、いいワインだった。

赤ワイン好きの父親が大層気に入っていた模様。


一晩明けて元旦の朝。

新年の祝い事にと、朝からいきなりシャンパンを開ける。

 

いわゆる「ドンペリ」だとかそんな超高級品では無いのだが、
きちんとシャンパーニュ地方で創られたもの。
日本酒で言えば、有名どころの酒ではないけれども、
田舎のしっかりした蔵元が丹精込めて作った酒。
と言った感じのものなのだろう。

酸味のあるシャープで切れ味鋭い味わいに、強い炭酸分。
飲み口がなんともすがすがしい。

正直、朝起きた時は軽く二日酔いだったのだが
(前日、上に書いたワイン以外に焼酎だとか色々飲んだ)
このシャンパンを飲むと妙に胃がスッキリとした。

飲み口・喉越しの良さだけではなく、
しっかりとした旨みとボディの強さも併せ持ってたのは
勿論言うまでも無い。


シャンパンを飲んだ後は日本酒飲み比べ。

僕が持参したのは、「釜屋」と言う、
埼玉県の蔵元の創っている純米吟醸。

甘みと旨みが濃く、
それでいてあっさりとした飲み口で
スルスルと何杯でもいけてしまう。

飲みやすく美味い。
日本酒の一つの理想形と言ってもいい、そんなお酒だった。

他には、正月用に親が買ってきていたものや、
人から貰ったもの、色々と日本酒を飲み比べる。

地元の酒、「尊王」が意外に美味くて驚きだった。
昔は「尊王」なんて決して上級な酒では無く、
酔っ払いのオヤジが飲んでいる様な、
そんなイメージの酒だったのだが。

父親の話では、ここ近年で酒質が変わって、
非常に美味い酒として生まれ変わりつつあるらしい。

逆にガッカリしたのが、有名な「越の寒梅」。
超高級日本酒として非常に有名なこの酒。
しかしその味は酷いものだと思った。

なんとも不自然な、醸造アルコールの味と匂い。
とても「米から創った」とは思えない、
無残極まりない飲み物だった。

ブランド名だけが先走って味が付いて来ていないのか、
有名になったことで手を抜いてしまったのか…。

どちらにせよ、悲しく、そして腹立たしいことだ。

まあ。
消費者としては、ネームバリューに惑わされることなく、
自分自身の舌・感性でホンモノを見抜かなくてはならない。
そういうことなのだろう。

何もこれは酒に限ったことじゃない。
人生における、様々な物事全てにおいて。


なにはともあれ。
親や兄弟-家族揃って酒を飲むのはいいものだ。
そう思った正月だった。

ただ今禁酒中。

2006-10-11 01:30:11 | 
と言うか、風邪で酒飲めないってだけだけど。

もうかれこれ一週間くらいずっと飲んでいない。
これだけの期間酒飲んでいないのって、
ここ数年ではなかったかもしれない。

でもこの「プチ禁酒生活」。
これ、なかなかイイかもしれない。

なんか、酒飲んでないここ数日の間、
体の調子がイイ気がするのだ。

…て、風邪引いて体調崩しているのに、
体の調子がいいって言うのもおかしな話だけれど(笑)

でもホント、とりあえず体が「軽い」。

酒飲むと、翌日朝目覚めた時に体がなんか重くって、
日中も体中の血がドロドロしてる様な、
そんな気がしてたのだけど、今、それが全く無い感じ。

あと、よく眠れる。

酒飲みながら音楽聴いたりネットやったりしてると、
ついつい独りで盛り上がってしまって夜更かししてしまい、
睡眠時間が減ってしまって…。

更にその上、酒飲んでると眠りが浅くなるから、
朝起きた時にどうもスッキリしなくって、
日中、会社で仕事中にも幾度と無く睡魔に襲われたり…。

でも最近、それが全く無い。

酒飲まなければ夜更かしもしないし、
深くグッスリと眠れるので、日中に睡魔と闘うことも無く、
仕事もサクサクはかどる。

と言うか最近。
眠るのが凄く楽しいのだね。

…まあ、「楽しい」て表現が合ってるのかどうか分からないけど。

でもホント、
「眠る」と言う行為に気持ち良さを感じる様になったと言うのは、
これは明らかに酒をやめたおかげ。

↑でも書いた様にグッスリ眠れる様になったから、
だから睡眠に快感を感じる、と。

あと、酒飲まなくなってから、
お金の減りが遅くなってきたな、と。

酒飲んでた時は、
毎晩コンビニで夕食+つまみ+酒(缶ビール2.3本)とかで
1500円近くは使ってたのが、
今は夕食は500円程度で済んでいる…。

それに酒飲まなければ必要以上に食べないから、
体重も全く増えない。ビールっ腹も心配ない!!

なんかこうしてみると、
酒飲まないのってイイ事尽くめな気が(笑)

う~ん…。本格的に酒、やめちゃおうかな。



まあそんなコト言っといても結局、
完全に風邪治った途端に元通り毎日の様に酒大量摂取の、
アル中じみた生活に戻るんだろうけど。

チリビール。

2005-10-26 00:58:18 | 
昨夜のことだけれど、とても変わった酒を体験。

近所に最近出来た酒屋で見つけた、[チリビール]。

 

これ、何年か前に物凄いインパクトのあるCMやってて、
気にはなってたのだけれど結局なかなか
飲む機会にも恵まれなかったもの。

ちなみにそのCMは、ムキムキのマッチョが

上半身裸でニカニカ笑いながら

「チリビィール!!」とか言ってるかなりキモいもの。
トラウマになる程の殺傷力充分なCM。

で、このビール。
アメリカだかどっか外国製のビールなんだけど、

瓶の中にまるっと1本青唐辛子が入ってます。

なぜビールの中にこんなものが…。

ま、とりあえず開けて飲んでみます。

栓を開けてグラスに注いでみます。
色は普通のビールの黄金色。
グラスに注いで眺めている分には
普通のビールとなんら変わらない。

グラスに鼻を近づけてみる。
と、普通のビールとは明らかに違う異質の匂い。
キュウリ?シシトウ?ズッキーニ?
なんだか分からないが、
とにかく緑色の果実系野菜の様な、
やたらと青臭い匂いがする。

とりあえずビールの匂いでは無い。

そして口に含んでみる。



……………。





…か、辛い…!!






辛ぇぇぇぇよコレ!!!!!!!!!!(゜Д゜)



いや、正直なめてましたよ僕。

いくら唐辛子が1本入ってるからって、
ちょっとピリピリする程度でどうってコトはないだろ、
て思ってたんだけれど、
甘い甘い甘かったよチクショウ!!

マジで辛い。
タイ料理なんかに入ってる青唐辛子の辛さがそのまんま、
ダイレクトに舌に!!喉に!!直撃!!する感じ。
大本はビールのハズなのに、
青臭い匂いと尋常で無い辛さのせいで、
全くビールとは別ベクトルの飲み物になってしまっている。

そして飲んでいて気が付いたのだけれど、
異様に熱くなってくる体。
瓶を開ける直前まで冷凍庫に入れて
キンキンに冷やしていたから
液体そのものは限りなく冷たいハズ。
なのに、なのに、
これは一体全体どういうことなんだ!!??

普通なら冷えたビールをグイっと飲み干せば、
スッキリとクールダウン、出来るものなのに、
飲めば飲むほど火照ってくる体。

…なんなんだコレは?
これが唐辛子のカプサイシン効果ってヤツなのかぁぁぁ!!??

ハッキリ言ってヤバイ。
今まで飲んだことのある酒の中で、あるイミでは一番ヤバい。
とりあえずコレ、辛いもの苦手な人は絶対避けるべき、
と思います。
ビールなだけにアルコール度数は低いけど、でも限りなく危険。
肝臓にダメージは無くても、
喉や舌やその他諸々(精神とか)にダメージ受けます。



とりあえず僕は

もう二度と飲みません。

銚子のお土産あれこれ。

2005-08-01 19:57:18 | 
先日の銚子旅行。
その土産をあれこれ(自分用に)買ったのですが、
その中に日本酒もあるので今宵はこれを飲んでみることに。

 

銚子電鉄オリジナルの日本酒で、その名も「でんでん酒」。
銚子電鉄の電車を模した箱に入っていて、
その箱の中から出てくる瓶にもやはり、
銚子電鉄の電車の絵が描かれたラベル。
なかなかに楽しいお酒です。

飲んでみると、「あぁ日本酒」と言う感じ。
最近流行りの吟醸香の漂うタイプではなく、
昔ながらの日本酒と言う味です。

純米100%ではない(醸造アルコールの入った)、
本醸造タイプなのが残念だけれど、
でもなかなかに美味しいお酒です。

それから、こんな土産も買いました。



いわゆる「記念乗車券」の類なんですが、なんとCD付き。

発車音のSEだとか色々入ってるらしいのですが
まだ聴いてません。

て言うか聴くの怖いです。何となく。

一日で断酒を断念。

2005-03-23 00:09:55 | 
仕事帰りに、日頃から仲良くさせてもらってる
同僚と三人で飲みに。



…まあ、そりゃ、
飲みたくなる時だってあるさ!!
飲まなきゃやってられない時だってあるさ!!



…まあ、これ以上は、某ネットワーキングサイトの方にて。

断酒宣言?

2005-03-22 00:16:56 | 
しばらく(と言っても三日くらい…だけど)、
お酒をやめてみようかと思います。

僕、お酒が好きで毎日の様に飲んでて、
参加してる某ソーシャルネットワーキングサイトでも
「酒日記」なんてものを書いてたりもしますが…

ワケあってしばらく断酒。



…と言うか、その…

どうもこのところずっと、体調が悪い気がするのです。

体全体がダルかったり、喉の調子がおかしかったり、
頭がボーっとしたり…。

つまり、「風邪」かと。
僕、幸か不幸か体が丈夫な為、
ちょっとやそっとの風邪くらいでは
寝込んだりすることもなければ会社を休むこともありません。

でもいい加減、この辺りできっちり治しておかないと。


そして、体調の悪さは、飲酒時にストレートに影響が出ます。

昨日焼酎をいつもの様に部屋で独り飲んでいた時、
大した量も飲んでいないにも関わらず、足がフラフラになって
どうしようもなかった。

そして今日は二日酔い…。
普段の僕ならば全然何とも無い量のハズ、なのに。

そう言えばその前の日も、
ビールしか飲んでないにも関わらず、酔いの回りが早かった。

この間同僚宅で飲んだ時にしたって、
あそこまでひどい二日酔いになったのはきっと体調が
思わしくなかったから。

…いや、あれはやっぱり単なる飲み過ぎか(笑)


ともかく、きちんと体調治るまで、酒はやめようかと思います。


と言うかそもそも、体調悪いことをきちんと自覚しながら、
それでも飲み続けていたのはどうか、てコトなんですけどね。