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KANZLERAMTオタクの日々

ドイツのテクノレーベルKANZLERAMTをこよなく愛する男の日々の独り言。

人生、イヤなコトもあればその分イイコトだってあるさ。だから…

2006-09-30 00:43:05 | 日々もろもろ
来週の水曜日にあるコレに行こうと思って
チケット予約申し込んでたんだけど、
今日帰宅したら、マンションのレターケースに
「当選しました」のハガキが。



…やった!!



実はここ最近ちょっと色々あって、
かなり凹んでいたのだけれど、
(詳しくは書かないけどかなり「痛い」事件だった。
色々なコトを激しく後悔した)
でもこれでかなり元気取り戻せたかも。


てか、ついこないだ幸宏さんライブ観たとこなのに、
また行くのかよオレ!!(笑)

でもコレ。
こないだのライブとは一味違った内容になりそうで
なかなかに興味深いし、
それに何より限定予約制ってところがそそられるし、
それでいて料金がたったの1,500円(しかも1ドリンク付き)って
ありえない!!

しかし今月の20日の、現代美術館のヤツも行くわけで…。

そうなると、ほんの一ヶ月足らずもの間に、
3回も高橋幸宏のライブを観に行くコトになると言うワケで。



一体どんだけ幸宏さん好きなんだよ俺(笑)



まあでも思ったのが、やっぱり人生山あり谷ありてコト。
どうしようも無くイヤな事件があって落ち込んでも、
その後には凄くハッピーになれる出来事が待ってたりもする。

だからいつまでも悩んだり落ち込んだりしてられるか、てね。

それにどんなにイヤなコトだって、
後になってみれば自分の人生にとって色々なイミでの
「肥やし」になってるコトも多いワケだし。

だから、受け止めるべき部分はしっかり受け止めて、
前向きに生きようかと。

うん。よし。頑張れ、俺。

4 MOON'S LIVE [SOMETHING BLUE]。

2006-09-27 02:26:15 | サイトの更新
高橋幸宏のライブレポ、アップしました。
良ければご一読を。
(ただし完全なネタバレなので、
これからライブに行こうと思っている方は
読まないことをオススメします。)

http://sound.jp/experimentarhythm/party/party34.htm

それにしても本当に素晴らしいライブだったなぁ。

と言うかやっぱり高橋幸宏はカッコイイ。
僕もあんな風に歳を取りたい。
あんなおじさんになりたい。
つくづくそう思います。

SOMETHING BLUE。

2006-09-26 00:53:18 | テクノ・音楽
と言うワケで行ってきた高橋幸宏のライブ、
[4 MOON'S LIVE SOMETHING BLUE]@恵比寿リキッドルーム。

今回のこのライブ。
アルバム[BLUE MOON BLUE]参加のアーティストとの
コラボレーションライブと言うスタイル。

また詳しくは近日中にきちんとレポ書くつもりだけど、
とりあえずは各アーティスト別にダイジェスト版で。
(ちなみに物凄くネタバレになってしまうので
別日程のライブに出かける予定の方は見ない方が良い
かも)

まずはオープニングアクトの「MIYAUCHI YURI」。

エレアコをかかえてステージに登場したのは、
どこにでもいそうなごく普通の(失礼)日本人の兄ちゃん。

ノートPCでエレクトロニカ風のトラックを流しつつ、
そこにエレアコでメロディを奏でて乗っけると言うスタイル。
生音を多用したエレクトロニカ、て感じ。

牧歌的でほのぼのした雰囲気が何とも良かった。
個人的にはこういうの結構好きだ。

続いて「HER SPACE HOLIDAY」。
ステージにあがったのは、
ギターをかかえた不健康そうな(失礼!!)痩せた
メガネの白人兄ちゃんと、
一昔前のスヴェンバスみたいな髪型した、
ドラマーの白人兄ちゃん。
そしてベースを持った黒人のちょっとだけゴツめの兄ちゃん。

こんな三人組で一体どんな音をやるんだと思ったら、
いきなり大音量でドラムとギターをかきならす。

…って、もしかして思いっきりロックですか!!

アルバム[BLUE MOON BLUE]の音楽性と、
オープニングアクトの雰囲気からして、
今日はゆるい流れのイベントに違いないと思ってた僕。
これは完全に裏をかかれた。

でも5曲目くらいにやってた曲、良かったなー。
こういう、普段絶対に聴かない系統の音を、
何の予備知識も無しにいきなりライブで聴くというのも面白い。

次に「STEVE JANSEN」。
ステージに現れたのは2人組の白人男性。

一人がマイクの前に立ち、
もう一人がノートPCやら色々な機材の前にスタンバイ。
(こっちの人がSTEVE JANSENらしい)

音はダークでディープで退廃的な、
エレクトロニカと言うのかポストロック的と言うのか…。
そこに渋~い男性ヴォーカルが乗っかる。

でもこれがカッコイイのだ。

僕の大好きなドイツテクノレーベル[KANZLERAMT]の、
サブレーベル[K2O]。
ここがリリースしてた音となんか共通したものを感じる。

正直これはイイものを見つけた。そう思った。
早速CD探して買ってみよう。

そしていよいよお待ちかね。
真打ちの高橋幸宏登場。

ステージに上がった幸宏さん。

いきなりジョークを飛ばして会場を笑いの渦に巻き込む。
それまでの、ちょっとどこか緊張してた感じの会場が、
あっと言う間になごんでしまう。

ああっ…なんてお茶目な幸宏さん。

て言うか、ここのやり取りだとか観てて思ったんだけどね。


なんか、幸宏さんってば可愛い。


今まで僕は高橋幸宏=カッコイイおじさん。
そう思ってたんですけどね。

でも幸宏さん。
実はカッコイイ以上に可愛いんだなぁ、と。

ああっ幸宏さん可愛いよ幸宏さん。


て言うかもう、幸宏さん大好き!!(爆)



…で(苦笑)、高橋幸宏のライブ。
トラックリストはこんな感じだったかと。

1.I LIKE THE WRIGHT BROTHERS,BUT NO AIRPLANES
2.CUE
3.つなぎの曲?
(スケッチショウのミニアルバム[TRONIKA]っぽい、
暖かな雰囲気のフォークトロニカ)
4.BLUE MOON BLUE
5.EXIT TO REALITY
6.STILL WALKING TO THE BEAT
7.WHERE ARE YOU HEADING TO?
8.A STAR IS BORN(HER SPACE HOLIDAYとのコラボ)
9.IN THIS LIFE(STEVE JANSENとのコラボ)
10.今回来日出来なかったALBRECHT KUNZEの曲
11.SOMETHING NEW
12.ETERNALLY

…もう1、2曲やった様な気もするが…まあいいか。

アンコール
1.DRIP DRY EYES
2.MURDERED BY THE MUSIC

最初の1曲目[I LIKE~]は生ギターの音がふんだんに使われた
インストもののエレクトロニカ。
勿論幸宏さんのヴォーカルは入ってないのだけど、
それにも関わらず、この曲で既に僕号泣。

なんか、憧れの幸宏さんがステージに立って演奏している。
もうその姿を観るだけで感無量、みたいな。
本当にワケも無く涙があふれ出てきて自分でもビックリした。

そして続く2曲目。
ここで早くもいきなり[CUE]が来たことで完全にトドメを刺される。
まさかこんなに早くYMOやっちゃうかと。

この曲、実を言うと別にそんな好きでも無いのだけれど
(正直、[BGM]収録曲の中では自分的にはイマイチな方)
でもこの日の[CUE]は物凄く感動的に聴こえた。
と言うかこの曲、YMO風なアレンジよりも
エレクトロニカとかフォークトロニカ風のアレンジの方が
合ってるのかもしれない。

その後かけてた曲は
基本的にはアルバム[BLUE MOON BLUE]の曲ばかり。

なのだけど、全てアレンジが加えてあって、
アルバムを聴き込んでいても楽しめる、
いやむしろ聴き込んでいればいるほど、
その違いに気付いて面白いと言う心憎い演出。

なかでも、[EXIT TO REALITY]と
[STILL WALKING TO THE BEAT]のアレンジのカッコ良さは異常。

オリジナルだと、
かなり暗くて切ない雰囲気の[EXIT TO REALITY]。
だけどそこにギターのカッティングなんかを加えて、
ちょっとアグレッシブな雰囲気をプラス。

[STILL WALKING TO THE BEAT]は、
オリジナルのダークでクールで都会的なカッコ良さはそのままに、
それが更にソリッドで切れ味鋭く、
ちょっとだけアブストラクトな匂いも漂わせ、
なんと言うかちょっとキザでワルな、
大人の雰囲気漂うトラックに仕上がってた。

アンコールでは2曲とも僕号泣(笑)

[DRIP DRY EYES]は原曲とアレンジ変わり過ぎて、
ヴォーカル入るまで全く気付かなかった。
でもまさか、アルバム[ニウロマンティック]の曲やるとは…。
凄く好きなアルバムの曲だっただけに感無量。

そして[MURDERED BY THE MUSIC]。
まさか…まさか…。
アルバム[音楽殺人]まで来るとは。
僕の大好きなアルバム2枚からの選曲と言う、
もうこれだけで本当に感無量。
と言うかこの曲自体が実はかなり好き。
これもアレンジはかなり原曲と変えてあったけど、
でもギターソロだとかはそのままに残してあって、
それがファン心理的には凄く嬉しかったりする。

まあとにもかくにも、大満足のライブだった。

て言うか、
一回のライブで曲聴きながらこんだけ何回も泣けてきたのは
多分初めてなんじゃないかと。

KANZLERAMTのアーティストでも無かったことだし、
スケッチショウでもここまでは無かった。

やっぱり僕にとって、
高橋幸宏は永遠の憧れなのだなぁ、と。

僕もあんなカッコいい(かつ可愛らしい)おじさんになりたいものだ。
つくづくそう思う。

買い物日記2006年9月25日

2006-09-25 13:26:16 | 買い物・ファッション
今日は朝イチで銀座と有楽町のSHIPSを回る。

秋冬物が色々と出ていた。
キルティングジャケットだとか、
今年の冬に買おうと思っているアイテムを色々試着。

そして、有楽町SHIPSにて、
[ALFRED SARGENT]のサイドゴアブーツを購入。

ライトベージュのスウェード。
これからのシーズンにはピッタリ。
ラバーソウルなのであまり硬い雰囲気にならず、
適度に気の抜けた具合がいい感じ。

 

こういう、キレイ目なんだけれど、でもカジュアルにもイケる、
そんな靴が欲しかったところ。

クリースの入ったパンツに合わせるのは勿論、
カーゴパンツなんかで履き崩すのもイイかもしれない。
冬にはウールのカラーパンツで履いてみたい。

そう言えばブーツなんて買うのは何年ぶりだろう。

昔、アメカジ少年だった頃はブーツが好きで、
レッドウイングのアイリッシュセッターだとかエンジニアだとか
何足か持っていた。

その後、いわゆる裏原ブランドの服に手を出してた頃も、
そっち系ブランドのラバーソウルだとか履いてたこともあった。

でもここ数年はずっと、休みの日はスニーカー。
でなければいっそ、休日であっても足元は革靴でビシっと決める。
そんな感じだった。
本当に久々だなぁ。ブーツなんて。

ところで今日は、待ちに待った高橋幸宏のライブ。
早速このブーツ、履いて行こうかなぁ。

結局行くことにした。

2006-09-17 23:23:43 | テクノ・音楽
↓の日記で書いた、高橋幸宏氏のライブ。

最初は、来月に東京都現代美術館でやるイベントの方にだけ
行くつもりだったのだけど、
今月の、
[BLUE MOON BLUE]ツアーの方もやっぱり行くことに決定。

9月25日(月)にリキッドでやるやつに行こうかと。
今日のお昼休みにチケットもゲット。

本当はその日、仕事の予定だったのだけど、
他の日とムリヤリ休みを入れ替えて(笑)めでたくお休みに。

一体どんなライブになるのか…。
他のアーティストとのコラボと言うのが
やや心配ではあるけれど、まあでもきっと、
間違いなく「いい音」を聴けるライブになるんだろう。

曲はニューアルバム[BLUE MOON BLUE]からの曲中心に
なるんだろうけど
出来れば[薔薇色の明日][ニウロマンティック]の曲とかも
やってくれると嬉しいなぁ。

スケッチショウやYMOの曲は…まあやらないだろうな(笑)

そう言えばリキッドルーム自体も、
新宿時代も含めて行ったことが無いハコなので、
そういう意味でも楽しみ。

あと10日足らず。
幸宏さんのアルバムをとっかえひっかえ繰り返し聴いて、
気分を盛り上げて待つとしよう。

来月の予定だけど。

2006-09-15 00:31:23 | テクノ・音楽
10月20日のこんなイベントに行こうかと。

http://www.intenzio.co.jp/yukihiro/event.html
http://www.mot-art-museum.jp/jyosetu/page4/

我が敬愛する、高橋幸宏氏のソロイベント。

なんだけど、通常のライブとはちょっと違った感じ。

なんでもコレ、
江東区にある[東京都現代美術館]のイベントの一環として
行われるもので、
閉館後の美術館を舞台に、
現代アートの中でライブを繰り広げると言った、
ちょっと変わったライブイベント。

普通のライブとは違った、なかなか面白そうなものになりそう。

高橋幸宏氏と言えば、
アルバム[BLUE MOON BLUE]のツアーがもうすぐあって、
そちらも勿論そそられるのだけれど、
でもそっちは幸宏さん以外のアーティスト
(アルバム[BLUE MOON BLUE]のサポートで参加した人達)との
コラボレーションライブっぽいのがちょっと。

全く知らない外人のアーティストばかりで、
正直、幸宏さん以外のこれらの人の音を楽しめるのかどうかが、
自分の中で疑問なところ。

で、行こうかどうしようか悩んでいたところへ、
たまたま知った↑の[東京都現代美術館]でのイベント。

こちらは出演者は幸宏さん一人の様だし、
現代アートを背景にライブ…と言うのが、
全くどういうものなのかが想像付かず、非常に興味深いところ。

なので結局、こっちに行くことに決定。

…したはいいものの、早速「ぴあ」に電話して問い合わせるも、
既にチケットは完売…。

何しろこのイベント、
観客は100人限定と言う、かなりレアなシロモノ。

だけどそれで諦めるワケも無く、直接美術館へ問い合わせ。

すると、美術館の方でまだチケットがあるらしい。
なんでも、元々の枚数が少なかった関係で、
「ぴあ」には少ししか出してなかったらしい。

でも美術館の方でチケットを買うには、
直接行かないとダメとのこと。
電話での予約も取り置きも一切受け付けてないらしい。

なので今朝。
どしゃぶりの雨の中、
都バスに揺られてはるばる(と言うほど遠くもないけど)
江東区の[東京都現代美術館]へ。

そしてなんとか無事にチケットゲット。

でも美術館の方でも、
もうあと5枚ほどしか残ってないみたい。
なので、興味のある方はお早めに!!



ところで、僕は美術館とか実はかなり好きなのだけど、
(この[東京都現代美術館]も以前に観に来たことがある)
でも結局今日は、
チケット買ったのみで美術館の展示自体は観ることなく、
すんなりと撤収。



そりゃせっかく来たんだから、
ついでに観て行こうかとも思ったんだけどね。



でも今日、やってた企画展は[ディズニーアート展]。



あのな…



ぶっちゃけ…








ネズミにゃ興味ねぇよ。

僕の運命を変えた一枚。

2006-09-13 21:15:54 | テクノ・音楽
昔から持ってるとある1枚のことを
なぜか突然書きたくなったので。

JOHANNES HEILの[FUTURE PRIMITIVE]。

 

KANZLERAMTから、
JOHANNES3枚目のアルバムとして2000年にリリース。

これ、大げさではなくて、
本当に僕の運命を変えた一枚、なのだ。

これを入手したのは確か、
何かのクラブイベントで大阪へ遊びに出かけた時。

昼過ぎに大阪に着き(当然イベントまでには時間が有り余る)、
大阪の友人の案内でレコ屋巡りなどをする。

もっともその当時は、
まだターンテーブルも持ってなかったので、
買うのはもっぱらCDのみ。

「テクノ」と言う音楽を本格的に聴く様になってから
まだまだ日も浅く、色々な種類の「音」を捜し求めていた頃。

とあるレコ屋で偶然見つけてしまったのがこのCD。

その当時、
僕はJOHANNES HEILと言う名前は一応知ってはいたが、
それは例えばTHOMAS SCHUMACHER[WHEN I ROCK]などの
リミックスをやっていた人、
と言う程度の認識でしかなかった。

なので当然、JOHANNES自身がどんな音を創っている人なのか。
そんなことは知っているハズもなかった。

なのだけど、なぜかこの[FUTURE PRIMITIVE]と言う1枚。
無性に気になってしまい、買わずにはいられなかった。

最初に聴いてみた感想は、「渋いなぁ」と言う感じだったか。

この時確か、前述のTHOMAS SCHUMACHERとBEROSHIMAの、
それぞれこの時点での最新アルバムを同時に買ったのだが、
最初はその2枚のインパクトが強くてそちらばかりを
繰り返し交互に聴いていたのを覚えている。

しかしいつの間にかこの2枚よりも、
JOHANNESの[FUTURE PRIMITIVE]の方ばかりを聴く様に
なっている自分がいたのだ。

何度も繰り返し聴きこむにつれ、味わいの増す、
深みのあるアルバム。

そんな音の世界だったのだ。

THOMAS及びBEROSHIMAのアルバムは、
聴きやすくとっつきやすくはあるけれど、
何度も聴くに連れて、その世界の「底」が見えてくる。

しかしこの[FUTURE PRIMITIVE]は、
何度繰り返し聴いても全く「底」が見えず、
それどころか聴くたびに新しい発見のある、
深い深い音世界が広がっていた。

凄い作品に出会ってしまった。
心の中に湧き上がる静かな、しかし大きな衝撃。

それは、YMOの傑作[BGM]の、
その真価に気付いてしまった瞬間の衝撃とよく似ていた。

思えば[BGM]も一見とっつきにくい、「渋い」作品だった。
しかしその奥底には限りなく豊かな音楽性が広がっていた。
とっつきにくさの壁を破り、
その世界の面白さを見つけてしまった時の喜び。

誰にでも分かる、とっつきやすい音楽。
それはそれで勿論必要だと思う。

しかし、時として。
一見「分かりにくい、とっつきにくい」ものの中にこそ。
本当に面白いものが隠れているんじゃないか。と。
僕はそう思うのだ。

話が少しそれてしまったが。
僕はこの[FUTURE PRIMITIVE]と言う作品に心底はまってしまい、
そして似た様な音を求めた。

そして、この作品を出しているKANZLERAMTと言う
ドイツのテクノレーベルに辿り着いたのだった。

つまり。
このJOHANNES HEILの[FUTURE PRIMITIVE]と言う作品に、
ここで出会わなかったとしたら。

僕がKANZLERAMTと言うレーベルにはまることも無かった。
そう思うのだ。

そうなれば勿論、
僕の今現在の音楽生活も全く違ったものになっていただろう。

もしかしたら、「テクノ」と言う音楽を聴くこと自体、
もうやめてしまっていたかもしれない。

このブログやHPもやってなかったかもしれない。
今現在、テクノを通じて親交のある友人達とも、
出会わなかったかもしれないし、
出会っていても今とは違った形で接していたのかもしれない。

そう考えると本当に。

僕の人生に大きな影響を与えた一枚なのだ。

そう思うのだ。

あれから一週間。

2006-09-10 23:11:12 | 日々もろもろ
WIREからもう、1週間が経っちゃったのね。
なんか、あっという間だったなぁ。


今回のWIRE、
時間が経ってもその記憶は消えることなく、
むしろ日が経つにつれてその楽しかった思い出は、
心の中でより鮮明になってくる様な…。

なんか、今までと違ったちょっと不思議な感覚。

ホント。良かったなぁ。楽しかったなぁ。





しかし。そんなWIRE。

なんか色々と賛否両論湧き上がってるみたいなんですよね。



いや、僕はもちろん賛成派ですよ。

ええ。誰が何と言おうと賛成です。大賛成です。


来年もぜひともやって欲しいです。

と言うかもう、アレがなきゃ夏は終われない!!

それ位に自分の中では大事なものになりつつありますよ。





ええ…。









チアガールたんのVJ!!



うん。ホント良かった。ホント最高。

オレ的ナツのアンセム。

2006-09-07 23:40:26 | テクノ・音楽
て言うかただ単にこの夏に聴きまくったCD。


1つは、ALEXANDER KOWALSKIの[CHANGES]。

 

コワルスキー先生の新作アルバムのこれ、
最初聴いた時はなんかポップ過ぎて
イマイチ好きになりきれなかったんだけどね。
今までのダークな雰囲気が大好きだったので。

でも、WIREが近付くにつれて予習(?)のイミもあって
聴くことが多くなって、
何度も繰り返し聴いてみたら「これはこれでアリかな」と。

歌モノが多いせいでベタに聴こえてしまうんだけど、
でも歌無視して音だけ聴いてみると、
やっぱりコワルスキーにしか出せない、
独特な音の世界がきちんと表現されてるんだよね。

で、中には[SO PURE]みたいな、
コワルスキー節全開の極太ドイツサウンドな
フロアトラックもあったりで、これがただただ泣ける。

個人的に好きなのはトラックは、
1曲目のヨリスボーンとのコラボ[SHE'S WORTH IT]。
2曲目の、上にも書いた[SO PURE]。
あとはラストの[YOUR AFFECT]とか。
この曲がヴォコーダーボイスの入った、
割とアッパーな感じの歌モノなんだけど、
なんかダークな雰囲気でやたらカッコイイ。
こういうトラックでアルバム締めるって言うのも
ちょっと変わった感じで面白い。
(これまでのアルバムが、
しっとり系のトラックでラストを締めてたのとは対照的)

でも大好きな[CAN'T HOLD ME BACK]が、
3曲目に入ってるんだけど、
これがアルバムヴァージョンだと
イマイチかっこ悪いのがイタイ。
それが大きなマイナスなのよね…。


で、もう1枚が高橋幸宏の[薔薇色の明日]。

 

なぜかとても「夏っぽく」聴こえるアルバム。

高橋幸宏は、[音楽殺人]てアルバムが、
まさに夏!!てイメージの作品なんだけど、
それとはちょっと違ったニュアンスで夏っぽい。

[音楽殺人]は、カラッと爽やかな夏って感じなんだけど、
でも[薔薇色の明日]の方は、どこかウェットで切ない夏。
まあ「ひと夏の恋」的なそんな雰囲気ですかね。

個人的に好きな曲は、
1曲目[RIPPLE]。ひたすら暗~い、でも綺麗な曲。
2曲目[MY BRIGHT TOMORROW]。
ピアノの旋律が印象的で、ドラムの音が心地よいロックチューン。
でも曲調はかなり切ない。
3曲目[蜻蛉]。曲よりも歌詞が好き。かなりグッとくる歌詞。
4曲目[6月の天使]。
多分このアルバム中唯一、本当に明るい曲調の曲。
気持ちの良いロックナンバー。
8曲目[ARE YOU RECEIVING ME?]
ニューウェイブでカッコイイ、アッパーなロック。
でもやっぱり曲調は暗くて切ない。

暗い…暗いよ幸宏さん!!

でもそんなダークなロマンチシズムが最高。
なぜかこの夏の僕の気分には凄くハマってしまった。

ナツももう終わり。

2006-09-06 17:35:32 | 日々もろもろ
今日は仕事休みだけれど、朝から天気が悪かったので、
どこへも行かずに部屋で一日だらだらと過ごす。

で、色々とこの夏のことだとか思い出してみたり。

なんか、ホントこの夏は色々とあったなぁ。

人生30余年生きてきて、
その中でイチバン「濃い」夏だった気がする。
色々あり過ぎて消化不良起こす位に(笑)盛り沢山、だった。

あちこち旅行にも出かけたし、
新しいメガネも買ったし、
ずっと観てた再放送のZガンダムも終わっちゃったし(笑)

でもそんな中でイチバン想い出として強く残っているのは、
なんと言っても先週末のWIRE。

色々あった夏を締めくくるのに相応しいイベントだった。

本当に今年のWIREは楽し過ぎた。
今まででイチバン楽しかった。間違いなく。

コワルスキー先生のライブも良かったし、
久々に会った友人やその仲間達と目一杯騒いで
色々と発散しまくった気がする。

あまりに楽し過ぎて、
終わった後でどっと来た反動ですっかり無気力に。

なんか、今もずっと放心状態。
何もする気がおきないよ。
仕事も、プライベートも、どっちもね。

まあでも。
色々あったナツだったけど、もう終わり。

秋は秋できっとまた、面白いコト色々あるさ。