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KANZLERAMTオタクの日々

ドイツのテクノレーベルKANZLERAMTをこよなく愛する男の日々の独り言。

RIMOWA(リモワ)のキャリー。

2005-08-30 22:52:32 | 買い物・ファッション
今日、[RIMOWA]のキャリーを購入。

キャリーは去年の冬くらいにアローズのアウトレットで
[ポルシェデザイン]のを買ったばかりだったんですけどね。
でもとある「つて」からこの[RIMOWA]の新品が
半額以下(!)で手に入ることになってしまったので
ついつい買ってしまいました。

まあ、ポルシェデザインのヤツがこないだの四国旅行で
ちょっと傷んでしまったのでちょうどいいか、と。
あれは素材がキャンバス地だったので、
どうしても傷みが出てしまいやすいみたいです。
地面に擦れやすいタイヤ付近とか破れてしまって…。

較べてこの[RIMOWA]のは軽くて丈夫がウリの
ポリカーボネイト製。
まあ勿論、使ってれば傷は当然付くでしょうけど、
でも破れたりは絶対無いでしょうし。

それにさすが[RIMOWA]はこういったキャリーとか
旅行バッグを専門に造ってるメーカだけあって、
造りがいいなあ、と。
ハンドルの持ちやすさとかロックのしやすさとか、
細かい部分に色々と「こだわり」が感じられます。
それに何と言ってもタイヤが大型なのがいい。
実に転がしやすそう。

ちなみに手に入った[RIMOWA]。色は赤。
他にブラックやシルバーなんかが出ていて、
どれもそれぞれスタイリッシュでカッコいいけど、
あえてこんなカラーなのも、個性的でいいかな、と。

それにシャア専用ですしね。赤と言えば。


東急世田谷線。

2005-08-27 20:21:06 | 旅・鉄道
今日は休みで一日買い物したりでブラブラしてたのですが
そのついでに一歩足を伸ばして、
[東急世田谷線]に乗ってきちゃいました。

この世田谷線、東急田園都市線の[三軒茶屋]と
京王の[下高井戸]とを結んでいる路線で、
列車は2両編成の小さな路面電車用の車両なんだけど
実際走るのは路面ではなく専用軌道の上と言う、
なんだか路面電車と普通の鉄道の合いの子の様な路線。

一昔前は古めかしい車両が色々走ってたらしいのですが
現在は全て新型車両に統一。
でもこれが、全10色もの電車が走っていて実にカラフル。

僕が今日、実際に乗れたのはそのうちの5色。

 
 
 

イエロー・スカイブルー・レッド・フューシャピンクにオレンジ…。

おおっ5色揃えばなんだか戦隊モノの様。
でもオレンジが微妙か。これがグリーンだったならば…。

小さな車両ながら車内はクロスシート完備になっていて
これはなかなかに快適。
ただシートピッチがもの凄く狭いけれどこれはまあしゃあない。

 

どっちかって言うとバスみたいな感じ?なのかな。

で、今日は一日乗車券を買ったので(320円で一日乗り放題。安い)
これであちこち途中下車して見て回ることに。

世田谷線は商店街や高級住宅街の中を抜けて走る形なんだけど
実は沿線沿いにはかなり沢山の神社やお寺があったりします。
幾つか見てみたんだけれど、
吉田松蔭をまつってある神社とかなかなか興味深かった。
松蔭塾を再現した建築物の展示とかあったりで。

 

あと、上町の駅付近にある、昔の代官屋敷跡とかかなり凄い。
屋敷の古い建物がそのまんまに残して展示してあって
これは必見。
歴史資料館が隣接していて(入館無料)、
合わせて見学するとなお良いかと。

それと鉄道ファン的に外せないのが、宮ノ坂の駅。
駅には昔世田谷線を走っていた緑の電車が一両、
そのまま展示保存されています。

 

中へも入れるのですが、僕が行ったこの日はなぜか
女子高生のたまり場と化していました。
ちょうど夕方の通学時間帯だったからかな。
まあ僕的には2度ウレシイのでイイのですが。

まあこの世田谷線。
路線長は5キロ程度で全線通しで乗っても約15分。
渋谷・新宿と言った大都心からもすぐのアクセス。
ふと「今日ヒマだな。ちょっとだけ小旅行したいな」
なんて向きにはピッタリ。

こんな「都会の中の小旅行」もたまには素敵、かと。

四国旅行のスナップ集。

2005-08-27 09:39:57 | 旅・鉄道
東京駅にて。出発前のひと時。




高松駅にて。JR四国の最新型特急8000系。




琴電の高松築港駅にて。なんだか可愛らしいゴミ箱。




琴平駅にて。JR四国のローカル列車。




中村駅にて。2000系気動車って実は2つの顔があるって知ってた?

 

四国旅行記(8)

2005-08-27 00:13:01 | 旅・鉄道
足摺岬の観光も終わり、バスで中村へ。
もうこれで今回の旅行も終わり…
なのだけど、まだ時間はお昼の3時くらい。
帰りの列車まではまだまだ時間があります。

なので、駅前の観光案内所でレンタサイクルを借り、
最後にもう一度四万十川に会いに。

自然の風を感じながらの、四万十川サイクリング。
とても気持ちが良かった…。

そして、素晴らしい…本当に素晴らしい、四万十川の眺め。

 

いつまで見続けていても、決して飽きない風景。
本当に素晴らしい、いつまでもいつまでも残したい、
そんな風景…。

「最後の清流」しばしばそう呼ばれる四万十川。
しかしここは、最後の清流どころか
「最後の楽園」なんじゃないか。
そんなことも思いながら、僕はずっと眺めていました…。

そしていよいよ、四万十川ともお別れ。
最後にそっと、心の中で「さよなら。またきっと来るよ」
そうつぶやいて、一路駅へ。

夕方5時45分の特急[南風28号]で岡山へ。
席はグリーン席。
行きに乗った時にも思ったけれど、この南風グリーン車。
座席は本当に素晴らしい、です。

車内でビールを飲みつつ軽く夕食。
そして列車は夜10時前に岡山へ到着。

ここ岡山から乗車する、この旅のラストランナー。
それは最初に乗ったのと同じ寝台特急[サンライズ瀬戸]。
ちなみにこの[サンライズ]。
[瀬戸]と[出雲]を併結運転しているのだけれど、
上りの場合は岡山で連結作業が行われます。

つまり、偶然にもこの貴重なシーンを目撃。

 

大きく「口」を開けて待っている[サンライズ瀬戸]285系。
なんともマヌケでユーモラス…。

無事に連結作業も終わり、車内へ。
帰りに乗るのは[シングルツイン]。
上下2段タイプの個室で、2人でも1人でも利用可能な部屋。

2人で使える部屋を1人で使えばさぞ広いだろう、
そう思って選んだのだけれど…
正直ちょっと失敗、だったかも。

 

部屋に入るとすぐにベッドが横たわっていて
横幅はかなり狭い感じ。
そして上下2段にベッドがあるせいで、
高さも狭くて窮屈…。

これなら素直に1人用の[シングル]選べば良かったか(笑)

本来ならこの[シングルツイン]。
上段寝台は折りたためる構造なので、
1人利用の際は下段寝台のみになっていれば
かなり広い空間が取れるとは思うのですが…。

ただ実際には、1人利用だろうが2人利用だろうが、
寝台は上下段ともセットされて入線してくることが多い模様。

下段寝台の方も実は、ベッドを分解して
2人用のソファーに展開できる仕組みらしいのだけれど、
実際にはその機能が生かされることはない様で…。

現状この285系が使われている列車は、
寝台の中では所要時間が短い方の列車ばかりだから、
こういった機能が効果的に生かされないのかも。

これが北海道や九州方面へ向かう列車に投入されれば
もう少し機能を生かして使われる、のかもしれません。

ともあれ、個室内でこの旅最後の酒宴。
ビールで乾杯。色々あった出来事を思い出しながら…。


この[シングルツイン]。
車端部、つまり台車の真上に位置する部屋だけあって
走行音も結構うるさかったのだけれど、
やはり旅の疲れが出ていたのか。
案外とすんなり眠れました。

そして翌朝7時過ぎには東京駅に到着。
今回の旅、全てがこれで終わりました。

 

色々あったけど、とても素晴らしい旅だった。
改めてそう思います。
そして四万十川よ、永遠に…。

四国旅行記(7)

2005-08-26 23:04:21 | 旅・鉄道
8月19日(金) 快晴。
今日で四国旅行も終わり。
ますは宿で朝食を済ませ、足摺岬の観光へと出発。

 

宿のマイクロバスで岬の駐車場付近まで送ってもらいます。
そこにはジョン万次郎の銅像。
この人ってそう言えば高知の出身なんですね…。

駐車場から少し歩いたところに一段高い展望台の様な場所があって
そこから岬の風景が一望出来ます。
真っ白な灯台の姿もあって、なんとも素晴らしい絶景。

 

岬周辺には林の中を抜けていく散策路があって、
そこをずっと歩いていくと灯台のふもとまで出られます。
真下から見上げる灯台…。
真っ青な空に真っ白な姿が真によく映えます。

 

ところでこの岬周辺の散策路。
海に近いとは言え、海面からはかなりの高さで隔たれていて
おまけに辺り一面緑の木々に囲まれていて
一見、全く海辺であることを連想させないのですが、
それにも関わらず。

フナムシが群れてやがります。

フナムシって、林の中でも出てくるのね。
初めて知ったよ…。


さて次は、岬の駐車場から程近い場所にある[金剛福寺]へ。
ここは四国88箇所礼所の一つにも数えられる寺と言うことで
白装束のお遍路さんの姿もちらほら。

 

そんなに大きなお寺ではなく、静かで、居心地の良いお寺。
そんな雰囲気でした。
やっぱりお寺に来ると、何となく心が落ち着きます。

次は、5分ほど歩いた場所にある[ジョン万ハウス]へ。
ジョン万次郎に関する様々な展示がしてある資料館なんだけど
その展示うんぬんよりも、
2F展示室から見える風景がちょっとヤバイ。

大きな崖と洞窟?の様なものが海辺にそびえ立っているのが
見えます。

 

この洞窟、正しくは[白山洞門]と言うらしく、
下まで降りて近くで見てみるとなかなかの迫力。
洞窟状に開いた穴からは海が望めます。


これで大体、足摺岬付近の名所巡りは終了。
お腹も空いたことなので駐車場付近の食堂へ。
カツオの混ぜご飯丼がなかなか美味かった。
そして何よりビール!!
太陽がギラギラと容赦なく照りつける夏の海辺。
これでビールが美味くないワケがない!!

四国旅行記(6)

2005-08-25 22:48:00 | 旅・鉄道
タクシーに迎えに来てもらい、今度は有名な[佐田の沈下橋]へ。

この[沈下橋]。四万十川特有の一風変わった橋で、
いわゆる「欄干」が無いのが特徴。
なんでも、川が増水した時に流されてしまわない様、
水の抵抗を減らす為にこんな形をしているのだとか。

四万十川にはこんな[沈下橋]が全部で50ほども掛かっていて、
その中でも一際有名なのがこの[佐田の沈下橋]。
一番下流側に掛かっている大きな沈下橋です。

 

見ての通り欄干も手すりも何も無い造り。
長さは結構なものだけれど幅は車1.5台分ほど。
渡ってみると結構なスリル…。
橋の真ん中を歩く分には大してなんとも無いけど、
あえて端っこの方を歩いてみたり、
車が通ったりするともう…。怖いです(笑)

と、この沈下橋を渡っていたところで突然の雨。
とりあえず橋を渡りきり、
時間もお昼時だったのでそのままお昼を食べに。

タクシーの運転手さんに教えてもらった店に入り
天然ウナギのうな重を注文。
残り一個のところをギリギリ頼めたので運が良かった…。

外を見ると雨はかなりの本降りで、時折鋭い雷鳴。
だったのだけれど、
お昼を食べている間になんとか回復してくれて一安心。

ちなみにこの時、タクシーの運転手さんがわざわざ、
店に電話をかけてきてくれたのが
(雨を心配して、すぐに迎えに行きましょうか、と)
嬉しかった。やっぱり田舎の人は親切。

雨も上がり、天気はすっかり綺麗に晴れてきたので
再び沈下橋を見学。

 

橋のある風景…。
いっぱいの緑に囲まれ、水も澄んでいて美しい。
泳いだり水遊びをする人々の姿もあって、
なんとものどか…。

 

そう。
こんなのんびりした時間を過ごしにここまで来たんだ…。
橋を何度も渡ったり、川のふもとで景色を眺めたりして
ぼんやりと何もせずに過ごす時間。

こんな時間を過ごすことこそが今回のこの旅行最大の目的。
素晴らしい、素晴らしい時の流れが確かにそこにはありました。


さて。どれ位の間、そうして過ごしていたでしょうか。
タクシーに再び迎えに来てもらい、一路中村の駅へ。
そしてここから、バスで足摺岬へと向かいます。
今夜は足摺岬にある温泉宿へと泊まります。

駅でタクシーの運転手さんにお礼とお別れを言い、
3時半のバスに乗車。
ほとんど獣道に近い様な細い山道をバスは登り、
足摺岬のバスセンターへ夕方5時過ぎに到着。

ここで宿のマイクロバスに迎えに来てもらい、
高台の上にある宿へと到着。

今夜泊まるのは[国民宿舎 足摺テルメ]

国民宿舎と言うとなんか古臭い、貧乏臭い…
そんなイメージを受けるのだけれど、
でもここはちょっと様子が違う感じ。

白塗りのコンクリートの建物はちょっと変わった形をしていて
小洒落た現代美術館だとかを連想させる雰囲気。

 

内部に入ってみると、なんと廊下は真っ青に塗られていて
そこにライトで照らされた様々なオブジェが飾られていて…
この前衛的なセンスにはかなりビックリ。

部屋に入ると明るく開放的な造りで、そして何より広い。
かなり快適に過ごせそう。
部屋毎にベランダまで付いていて、そこから海も望めます。
なんとも贅沢な気分に浸れてこれはイイ。

 

国民宿舎ながら「温泉宿」と言うことで天然温泉完備。
露天風呂もあったのですがこれが真に気持ち良かった…。
気付いたら一時間も風呂に入っていました。

そして風呂上りには夕食。
懐石風の和料理で、足摺の海の幸が豊富。
他ではあまり見ない巻貝の煮付けが独特の風味で面白かった。
あとは追加で頼んだウツボの唐揚げ。
皮がゼラチン質でネットリしていて意外と美味くて驚き。
そこへ日本酒。土佐の[藤娘純米吟醸]美味かった…。

散々飲んで食べて満足。
四国で過ごす最後の夜が更けていきます…。

さあ。明日は旅行最終日。
足摺岬を色々と観てまわります。

四国旅行記(5)

2005-08-24 23:34:57 | 旅・鉄道
8月18日(木) 天気はやや曇りがち。
ホテルで朝食を取り、四万十川満喫の旅へといざ出発。

まずは四万十川観光開発が運行している屋形船へ乗りに。
乗り場は川のかなり下流の方にあって、
バスも一応走ってはいるけれどかなり本数が少ない様なので
タクシーを利用。

アカメ館と言う土産物屋?の様な場所で受付を済ませ、
そこから更にマイクロバスで乗り場へと移動。
徐々に気分が高まってきます。

そして、いよいよ屋形船へと乗船。
朝一番の便と言うこともあってか客も少なめ。



船はきちんと屋根も付いていて、
内部へは靴を脱いで上がるお座敷風の造り。
この船で更に下流の方へと、これから約1時間の、
ゆったりとした川下りです。

 

下流の方だけあって川の流れはゆるやかで
場所によっては水深もかなりありそう。
この深い場所に、
幻の怪魚と言われる「アカメ」も生息しているのだとか。

水面にはときおり魚が跳ね(恐らくボラ)、
空には魚を狙う鳥の姿も。ミサゴも飛んでました。

川下りの途中で、四万十川に伝わる伝統的な漁の様子を見学。

 

今回見学できたのは、
川に沈めておいた仕掛けでエビなどを捕る「柴づけ漁」と
投網を投げて魚を捕る「投網漁」の二種類。
どちらも、屋形船の通る時間に合わせて仕掛けを上げたり
網を投げて見せてくれる様です。

柴づけ漁の方では見事エビや小魚が捕れていた模様。
投網では全く魚がかからず…
でもこの漁師さん(かなり若い)のくやしがってる様子が
かなりイイ味出てるパフォーマンス、でした。

船頭さんの喋りも面白く、1時間の川下りはあっと言う間に終了。

続いて、同じ四万十川観光開発が運行している
[舟母船](帆掛け舟)に乗る為に、タクシーで中流の方へ移動。

この時のタクシーの運転手さんがいい人で、
[舟母船]の後は[沈下橋]を見に行く予定だと話すと、
また1時間後に迎えに来てくれることに。

[舟母船]の出る場所は川の中流域と言うことで、
先ほど屋形船に乗った下流の方とは全く異なる表情。
流れが比べ物にならない位に綺麗です。水が澄んでいます。



周りは緑の丘に囲まれ、なんとものどかでいい風情。

さて。受付を済ませて乗船。
今度もやはり客の数は少なめ。
でもこの方がゆったり出来ていいです。

[舟母船]は先ほどの屋形船とは異なり、
屋根も全く無い造り。



そこで、日差しを防ぐ為に乗船者全員に、
頭にかぶる「笠」が配られます。

船は風を帆に受け、上流へと走ります。
川の風を直に感じ、雄大な自然を眺めながら
船に揺られるのは何ともいい気持ち。

 

[舟母船]の船頭さんは川漁師を兼業としている人の様で
乗船の最中、漁に使う仕掛けなど見せながら
色々と漁や川にまつわる話を聞かせてくれます。
方言丸出しの喋りなんだけれど、それがまた味があってイイ。

こうして、1時間の船旅はまた、あっと言う間に終了。
[屋形船]と[舟母船]。
二種類の違う船からの四万十川を続けて体験し、かなり満足。

今度は、四万十川名物の[沈下橋]を見学に行きます。

四国旅行記(4)

2005-08-22 22:44:36 | 旅・鉄道
南風11号は夕方5時9分に終点中村へと到着。
ここが今回の旅の目的地。

  

まずはとりあえずホテルへ。
中村の街は駅前はかなり寂れていて(苦笑)、
ホテルや飲食店などは
駅から少し離れた場所へ密集している模様。
なのでタクシーで移動。

途中、タクシーの運転手さんから「今年は暑いよ」「雨が降らない」
など話を聞きつつ、10分程でホテルへ到着。
田舎のタクシーの運転手さんは、
気さくに色々話しかけてくれる人が多いです。

 

今夜泊まるのは[新ロイヤルホテル四万十]
ビジネスホテル風なんだけど、綺麗でなかなか大きなホテル。

ホテルへ荷物を置き、せっかくなので四万十川を観に行くことに。
ここから程近い場所に流れているとのこと。

ホテルを出て、街中を歩くこと数分。
赤い大きな橋に到着。
そしてその下には…確かに…四万十川の姿がありました。
初めて見る四万十川…大きな…大きな流れ。

 

広い河川敷にはテニスコートなんかもあり、
ちょっとした公園になっていて、
スポーツに興じる人達の姿も見えます。
でもそれ以外は自然のまま。
公園風に整備された場所以外は草木が生い茂っています。

せっかくなので赤い鉄橋を渡ってみます。
この赤鉄橋、四万十川のシンボルの一つなのだとか。
かなり大きい橋で、端から端まで500メートルあるそう。

橋の真ん中から見た四万十川。
なんとも雄大で美しい川でした。

  

そしてやっぱり水が綺麗。
川って上流の方は水が澄んでいても、下の方へ下るに従って
汚れてくるものなのに、この四万十川。
かなり河口近くのこの辺りでもまだまだ水が澄んでいる。
素晴らしいです。まさに「日本最後の清流」。

川の中州辺りには釣りをしている人の姿も見えました。

日が沈みかけるまで四万十川を眺め、とりあえず満足。
そして夕食へと向かうことに。

今夜向かったのは、ホテルからもそんなに遠くない場所にある
[味劇場ちか]と言う名の店。
入ってみると1Fが円形の調理場をぐるっと囲ったカウンター席に
なっていて、気さくな居酒屋風と言った雰囲気。

メニューには川エビ・天然ウナギ・青海苔と言った
四万十川の幸も幾つか。せっかくなので全て注文(笑)

なかでも、天然鮎の塩焼きは美味かった…。

 

ワタのほろ苦さが何とも野趣溢るる風味で、
それがここオリジナルの日本酒「ちか」と真によく合う。

結局独りで7品も頼んで、飲んで食べて大満足!!でホテルへ。

明日はいよいよこの旅のメイン。
四万十川を遊び尽くします。

四国旅行記(3)

2005-08-22 01:05:07 | 旅・鉄道
こんぴらさんへのお参りも済ませ、下山。
猛烈にお腹が空いていたので、適当にその辺のうどん屋で昼食。
香川と言えばうどん、と言うことでうどん食べてみたけれど、
さすがに適当に選んだ店だけあって味も適当(苦笑)
まあでも今回の旅の主目的は別のところにあるので
あまり気にせずに先へと進みます。

時間は昼過ぎ1時45分。
JRの琴平駅から、高知県の中村(四万十市)へと向かう
特急[南風11号]に乗車。

使用車両は2000系。JR四国が誇るハイパワー気動車です。
乗車時間が長いということもあって奮発してグリーン車に乗車。

 

初めて乗ってみた2000系気動車のグリーン車だけど、
感想を一言で言ってしまえば「とても勿体無いグリーン車」
と言った感じ。

座席自体はとても素晴らしい。
2+1のシート配置なので横幅は広く、前後間隔・リクライニング角度
共に申し分無し。
まるで高級なソファーの様にどっしりとした造りで、
とにかく高さがしっかりと取られているので
この座席ならばどんなに大きな体格の人でも
しっかりと体を包み込めるんじゃないか、と思えるほど。

座席の掛け心地。
それだけに関して言うのならば、この2000系グリーン車。
僕が今まで乗ったどの車両のグリーン車よりも優れています。
そう断言していいです。

…が、それだけ…なんだよなぁ。

せっかくのグリーン車。もう一つ何か「プラスアルファ」が
欲しいところ。

出来ることならJR北海道やJR九州みたく
ウェルカムドリンクのサービスがあれば最高、なんだけど…。
それは車内販売自体を行っていないJR四国ではムリな相談。
(でも車販自体が無い、と言うのはとても寂しい。
と言うか不便。乗車時間長い特急が多いのだし)

ならばせめて雰囲気だけでももう一つ、が欲しいなぁ、と。

大抵のグリーン車って、照明は照度を押さえた間接照明や、
白熱灯の黄色い光、
ダウンライトなんかでムーディさを演出してるものだけれど
この2000系の照明は普通にカバー付きの蛍光灯が2本、
天井を走っているだけでヒネリも何も無い。
これではやはり、あまりに高級感に欠けます。

床が絨毯敷きじゃないのも痛い。

…と、色々なマイナスポイントが重なって、
せっかくの座席自体の良さがかすれてしまっているのが
本当に勿体無い。
もう一つのプラスアルファで、
本当に素晴らしいグリーン車になれる素質があるだけに
凄く勿体無い…。そう思うのです。

と、まあそんな2000系グリーン車の車内。
ビールを飲んだりまどろんだりしながらのんびり過ごします。

ちなみにこの2000系。結構揺れます。
振り子車両なのでカーブでかなり傾くのだけれど、
それ以外にもエンジンの影響なのか?常に細かい振動で
テーブルに置いたビールがこぼれそうでちょっと怖い…。

あと音がうるさいです。
ハイパワー気動車だから仕方ないのかもしれないけど、
でも前に北海道で乗った281系や261系は静かだった様な気も…。

あともう一つマイナス点。
この2000系のグリーン車。
先頭車両の前半分に位置していて、
ちなみに先頭部は窓ガラスが大きく、運転席直後のデッキは
前面展望が望める展望席の様になっています。

まあそれはいいことなんだけれど、
それ目当てにグリーン車以外の客(ガキ)がどかどか
入ってくるのがたまらなくウザかった…。
ガキだけならまだしも、親までが一緒になって来たのには
本当に参った…。
よっぽど注意しようかとも思ったのだけれど、
バカを相手にしてもムカつくだけと思ったのでやめておいた。

まあこれは車両自体の問題と言うよりは、
利用者側のマナーの問題。

四国旅行記(2)

2005-08-21 23:52:33 | 旅・鉄道
JRの高松駅を降りて歩くこと5分。琴電の高松駅に到着。
せっかく四国に来たので、四国随一のローカル私鉄、
「琴電」こと琴平電鉄にも乗ってみることに。

 

琴電の高松駅(正確には高松築港駅)、
ホームのすぐ裏手に高松城が見える。
と言うかホームのすぐ下がお堀だったりして凄い…。

待つことしばし。ホームにやってきたのは鮮やかな黄色い電車。

 

車体には「しあわせさん・こんぴらさん」のロゴ。
これ、その名も「幸せの黄色い電車」と言うらしく、
一日に何本かランダムで走っているそうな。
出くわした僕はラッキー?なんですかね。

琴電は田園地帯の中をひたすら走っていきます。
カタコト音をたててのんびりと田舎を走る電車。
なんとものどか…。

1時間ほどで終点の琴平へ到着。
ここでかの有名な「こんぴらさん」へお参りしに行くことに。

今回の四国旅行。
元々の目的は「四万十川を見たい」だったので、
目的地は当然高知。
香川県は通過地点に過ぎないのだけど、
でもせっかくなので有名な「こんぴらさん」位は拝んでおこうかと。

通称「こんぴらさん」こと金刀比羅宮
四国を代表する名所の一つだけれど、
お参りする為にはもの凄く険しい石段を登っていかなければならず、
単なる一般観光客がまるで、
修験者の様な過酷な試練を強いられる場所としても有名。

本宮まで辿り着く為には計785段の石段を登ることが必要で、
その光景はテレビだとかでも目にしたことがあったけど、
これ…実際に自分でやってみるとマジで結構キツい。

 
 

最初のうちは石段もゆるやかで
参道の両側には土産物屋や食べ物屋なんかもあったりで
観光気分に浸りつつのんびり歩いていけるのだけれど、
途中から周りはうっそうとした緑にかこまれて
石段は険しく息も切れ切れ…。

785段全部を上りきって本宮へと辿り着いた時には
汗だくになって体もヘトヘトに疲れきってしまったけれど、
でもそこに広がっていたのは素晴らしい絶景。
高台から讃岐平野を一望した時、それまでの苦労が報われた様な
何とも言えない充足感と達成感を得られます。

 

ちなみに本当はこの本宮の更に上。
更に更に石段を500段以上登ったところに奥社があります。
でも僕はムリ。ギブアップ。
て言うか大抵の観光客は本宮で引き返すけど。

あと今回思ったのだけれど、
とりあえず登る前には体力補充をしっかりしておいた方がいいです。
そう言えば僕は四国に着いたっきり朝飯とか何も食べないまま
挑戦してました…。

あと、ムリはしないこと。
石段はゆっくり、自分のペースでのんびり登るのが大切かと。

幾ら途中で、楽しそうな家族連れや
イチャつきながら登ってるカップル達がジャマに思えても、
それを追い抜かそうと走って石段登ったりとかしない方がいいです。

そんなことしても無駄に体力消耗するだけです。死にます。


て言うか死にました。

あんなアホな登り方しなければあそこまで疲れずに済んだのかなぁ。